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リーズとトッテナムの一騎打ち!? プレミアリーグか残留か、鎌田大地の決断に注目!

そもそも、トッテナムがどこまで本気なのか、わかりません。フランクフルトの鎌田大地を獲得しても、3-4-3では活かせるポジションがないような気がします。ハリー・ケイン、ソン・フンミン、クルゼフスキに、リシャルリソンとルーカス・モウラまでいれば、前線の補強は必要ないでしょう。

一方、プレミアリーグ残留をめざすリーズが鎌田を獲りにいくという話は、納得感があります。カルヴァン・フィリップスのマンチェスター・シティ入団が決まり、ハフィーニャも出ていくといわれているチームは、攻撃力を強化しなければなりません。現在は、スパーズとリーズの一騎打ちとなっている鎌田争奪戦。契約が残り1年となったMFは動くのでしょうか。

リーズは既に、レッドブル・ザルツブルクからトップ下のブレンデン・アーロンソンとSBラスムス・クリステンセンを獲得していますが、「ジェシー・マーシュ監督の古巣から獲りやすい選手を押さえた」感があります。

昨季プレミアリーグで42ゴールは、降格クラブを除けば最下位。バンフォードのバックアッパーと、前線にパスを供給できるアタッカーを加えなければ、プレミアリーグに残れないでしょう。

2つのクラブを並べると、リーズのほうが本気度が高そうですが、鎌田目線ではどう見えるのでしょうか。所属するフランクフルトは、ヨーロッパリーグ制覇でチャンピオンズリーグのチケットを手に入れています。

昨季ブンデスリーガで32試合4ゴール3アシスト、EL13試合5ゴール1アシストのプレーメイカーは、残ればレギュラー。ベンチにいる時間が長くなりそうなスパーズも、降格回避が目標のリーズも、魅力的なステージとはいえません。

現地メディアのなかには、リーズの本命はクラブ・ブルージュのシャルル・デ・ケテラーレと指摘する声もあります。鎌田が話題になっているのは、契約期間が残り1年かつプレミアリーグ志望と獲りやすい条件が揃っており、お買い得価格になる可能性があるからではないでしょうか。

25歳の日本代表におすすめできるクラブがあるとすれば、同じタイプがいないウルヴスと、攻撃的な中盤のポジションに絶対的なレギュラーがいないニューカッスルです。とはいえ、「CLを捨てて移籍するか」といわれると…!? フランクフルトは、「契約延長しないなら売る」といっています。本人のジャッジに注目しましょう(鎌田大地 写真著作者/Silesia711)。


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