イングランドVSフランス、ウェンブリー。無事に終わったようで、ほっとしました。
イングランドの選手は、今までもそうだったように全員プレミアリーグで活躍するプレイヤーなのですが、フランス代表もスタメンに6人、控え選手を入れると9人のプレミアリーグ所属選手がいます。なじみのある選手が多いという意味で、この組み合わせはいちばん楽しみな代表戦なのですが、今日はあまり試合そのものに集中できなかったかもしれません。イングランドが、フランスを2-0で下しました。私は、さまざまな感懐とともに、両チームの選手の顔を眺めていました。
移籍時のトラブルで一時はプレイする機会を失い、現役引退まで取り沙汰されたアテム・ベナルファは、ニースで13試合7ゴールと完全復活を遂げ、スタートのピッチを踏みしめています。パリからクリスタル・パレスに移籍し、チームの中心となったキャバイェも、あのままフランスでプレイしていたら代表に呼ばれるチャンスを減らしていたかもしれません。彼が7分に放った思い切りのいいミドルで、ウェンブリーはいつも通りの空気を取り戻したように感じました。マンチェスター・ユナイテッド期待のアントニー・マルシアルは、ドイツ戦同様に危険な選手でした。17分に左から斬り込んで放った鋭いシュートは彼の真骨頂。後半に、ポグバとのワンツーで左サイドからGKに迫ったシーンは、ジョー・ハートがよく止めたと思います。両チームとも攻撃的で、ウェンブリーのファンは盛り上がったのではないでしょうか。58分にディアッラがピッチに入ると、スタンドからは盛大な拍手が鳴り響きました。
イングランドで素晴らしかったのは、何といってもウェイン・ルーニー。さらに挙げれば、39分に見事なミドルシュートで先制点をゲットした右サイドMFのデル・アリと、的確な判断で左サイドからクロスを浮かして追加点をお膳立てしたスターリングです。この日のルーニーは気持ちが入っており、まさにストライカーという動きでした。21分にロリスにキャッチされた直接FK、30分にはDFをかわして打った左足シュートが左ポストすれすれ、1点めのきっかけとなったデル・アリへの素晴らしいパス、スターリングのボールを右足で捉えた48分のボレー。プレミアリーグでここまで2ゴールと満足に点が奪えず、ユーロではレギュラーで出場できないのではないかという一部の懸念を、2点に絡む活躍で払拭しました。
試合が終わった直後、フランス代表のデシャン監督を力いっぱいハグしていたホジソン監督の姿が印象的でした。大変な時代です。サッカーブログという立ち位置から申し上げますが、プレミアリーグのみならず、世界中で素晴らしいサッカーが楽しめる世の中が続くことを切に祈っております。(アテム・ベナルファ 写真著作者/Antares.37)
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