2022.08.28 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Fulham】最初も最後もガブリエウ!ガナーズはプレミアリーグ開幕4連勝で首位キープ!
プレミアリーグ開幕から3連勝。最高のスタートとなったアーセナルは、やっかいなフラムをエミレーツに迎えています。前節までのメンバーなら期待が膨らむのですが、膝を気にしたジンチェンコと太腿を痛めたトーマスがリタイア。ティアニーはいいとしても、エルネニーは前への推進力という面で心配です。
さっそく、アルテタ監督の11人を紹介しましょう。GKラムズデール、DFベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ、ティアニー。中盤センターはエルネニーとジャカ、2列めはサカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、最前線はプレミアリーグ2ゴール3アシストのガブリエウ・ジェズスです。
最初の3試合を1勝2分のフラムは、昨季チャンピオンシップで44戦43発のミトロヴィッチが3戦3発と絶好調。ティアニーとベン・ホワイトは、簡単にクロスを上げさせてはいけません。4分にボックス手前でボールを奪ったウーデゴーアは、サカに出したスルーパスをベルント・レノに押さえられました。
8分に敵陣左でインターセプトしたサカは、ジェズスとのワンツーでボックスに飛び出しますが、レノの前でリームがクリア。15分に右からファーに浮かしたウーデゴーアのクロスは、パーフェクト。ジェズスが優しく落としたボールに走り込んだジャカは、ボレーが右足となり、バーの上に外してしまいます。
フラムの縦のボールを狙っているガナーズは、サカやマルティネッリが仕掛ける速攻が多く、ラストパスさえ決まれば先制できそうです。28分、縦パスを受けたマルティネッリがボックス左に浮き球をフィード。抜けたかと思われたジェズスは、打つ寸前にリームのスライディングに阻まれました。
29分のCKをクロスバーに当てたマルティネッリは、32分の左からのFKはミスキック。1分後、ベン・ホワイトのパスでラインの裏に出たサカは、アダラビオヨをかわした後、飛び出してきたレノにぶつけてしまいました。37分、左から上がったケバノがニアのアンドレアス・ペレイラに預けると、余裕がなかったミドルはクロスバー越えです。
前半終了間際に、右サイドからベン・ホワイトがオーバーラップ。グラウンダーからのジェズスのシュートは白い壁にヒットしました。ハーフタイムは0-0、オンターゲットは1-0。後半も、開始早々からガナーズが主導権を握っています。
52分、カウンターを仕掛けたのはケバノ。単独で持ち込んだ7番は、ボックスに入ったところでスリップしてしまい、ミトロヴィッチはミドルを打ち上げてしまいました。1分後、マルティネッリの横パスを右でトラップしたウーデゴーアのミドルは、レノがセーブ。左からのグラウンダーをもらったジェズスのシュートも、古巣対決の守護神が落ち着いてキャッチしました。
劣勢だったフラムが先制したのは56分。自陣のボックスでキープしていたガブリエウがミトロビッチに奪われ、フリーで打った右足のシュートが左隅に吸い込まれました。フラムのエースは、プレミアリーグ4戦4発。アルテタ監督は、61分にティアニーをエンケティアという強気の交代策を敢行しています。
ガナーズが追いついたのは64分。右からカットインしたサカが脇に転がし、ウーデゴーアの左足シュートがアダラビオヨに当たってレノのグローブを弾きました。67分、CKに競り勝ったミトロヴィッチのダイビングヘッドはラムズデールがビッグセーブ!フォローしたデコルドヴァ=リードの一撃はベン・ホワイトが体を投げ出してブロックしました。
73分、ボックス右でドリブルを止められたマルティネッリは、奪い返して左足でシュート。今日のレノは、キャッチングが安定しています。76分に右サイドを突破したエンケティアは、カットインからのフィニッシュがファーポストの外。82分、ガブリエウのスルーパスでマルティネッリがボックス左を崩したシーンは決定的でしたが、ニアでノーマークだったエンケティアのボレーがレノの正面にいってしまいました。
直後、マルティネッリが左から放ったコントロールショットは、アダラビオヨの頭をかすめて右にアウト。プレミアリーグ首位チームの勝ち越しゴールは、85分でした。マルティネッリの危険なCKがニアに入ると、レノのパンチは空を切り、こぼれ球に反応したガブリエウがプッシュ。アルテタ監督は、ジェズスを下げて冨安健洋を左サイドに配しています。
89分、右からのFKを倒れながら合わせたチャロバーのボレーは、ラムズデールがセーブ。94分にウーデゴーアが下がり、最終ラインにホールディングが加わりました。右からのクロスをラムズデールがキャッチし、左サイドにスローしたところでタイムアップ。アーセナルは、プレミアリーグ開幕4連勝で首位をキープしました。
祝・アルテタ監督100試合。指揮官のメモリアルゲームのMVPは、ウーデゴーアでいかがでしょうか。同点ゴール、2回のチャンスクリエイト、6本のロングフィード、ドリブル成功5回。サイドに通す長いボールは、あまりにも美しくため息が漏れます。
決勝ゴールをお膳立てしたマルティネッリも、シュート7本、チャンスクリエイト5回、ロングフィード4本(成功率100%)、タックル成功3回という素晴らしいパフォーマンスでした。ラムズデールは2度のセービングでチームを救い、ウィリアム・サリバは冷静なパスワークで中盤をフォロー。痛恨のミスで試合をおもしろくしてしまったガブリエウは、最終盤に責任を取りました。
アルテタ監督の自在な采配も、勝利の要素のひとつです。リードされたらティアニーを下げて前線を厚くして、3バックにシフト。逆転したらジェズスを下げて冨安を左に入れ、4枚に戻しました。最後は、ホールディングを起用してCB5人の5バック。時間帯ごとの意図が明快な交代策を取れるようになったのは、的確な補強によって層が厚くなったからでしょう。
次節は、昨季プレミアリーグでダブルを喰らわせたアストン・ヴィラ。ミッドウイーク開催で中3日なので、冨安健洋を先発させてベン・ホワイトを休ませるのではないでしょうか。そろそろ、スミス・ロウとファビオ・ヴィエイラもじっくり見たいですね。スタメンは何枚変わるのか。アルテタ監督の用兵に注目しましょう。
さっそく、アルテタ監督の11人を紹介しましょう。GKラムズデール、DFベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ、ティアニー。中盤センターはエルネニーとジャカ、2列めはサカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、最前線はプレミアリーグ2ゴール3アシストのガブリエウ・ジェズスです。
最初の3試合を1勝2分のフラムは、昨季チャンピオンシップで44戦43発のミトロヴィッチが3戦3発と絶好調。ティアニーとベン・ホワイトは、簡単にクロスを上げさせてはいけません。4分にボックス手前でボールを奪ったウーデゴーアは、サカに出したスルーパスをベルント・レノに押さえられました。
8分に敵陣左でインターセプトしたサカは、ジェズスとのワンツーでボックスに飛び出しますが、レノの前でリームがクリア。15分に右からファーに浮かしたウーデゴーアのクロスは、パーフェクト。ジェズスが優しく落としたボールに走り込んだジャカは、ボレーが右足となり、バーの上に外してしまいます。
フラムの縦のボールを狙っているガナーズは、サカやマルティネッリが仕掛ける速攻が多く、ラストパスさえ決まれば先制できそうです。28分、縦パスを受けたマルティネッリがボックス左に浮き球をフィード。抜けたかと思われたジェズスは、打つ寸前にリームのスライディングに阻まれました。
29分のCKをクロスバーに当てたマルティネッリは、32分の左からのFKはミスキック。1分後、ベン・ホワイトのパスでラインの裏に出たサカは、アダラビオヨをかわした後、飛び出してきたレノにぶつけてしまいました。37分、左から上がったケバノがニアのアンドレアス・ペレイラに預けると、余裕がなかったミドルはクロスバー越えです。
前半終了間際に、右サイドからベン・ホワイトがオーバーラップ。グラウンダーからのジェズスのシュートは白い壁にヒットしました。ハーフタイムは0-0、オンターゲットは1-0。後半も、開始早々からガナーズが主導権を握っています。
52分、カウンターを仕掛けたのはケバノ。単独で持ち込んだ7番は、ボックスに入ったところでスリップしてしまい、ミトロヴィッチはミドルを打ち上げてしまいました。1分後、マルティネッリの横パスを右でトラップしたウーデゴーアのミドルは、レノがセーブ。左からのグラウンダーをもらったジェズスのシュートも、古巣対決の守護神が落ち着いてキャッチしました。
劣勢だったフラムが先制したのは56分。自陣のボックスでキープしていたガブリエウがミトロビッチに奪われ、フリーで打った右足のシュートが左隅に吸い込まれました。フラムのエースは、プレミアリーグ4戦4発。アルテタ監督は、61分にティアニーをエンケティアという強気の交代策を敢行しています。
ガナーズが追いついたのは64分。右からカットインしたサカが脇に転がし、ウーデゴーアの左足シュートがアダラビオヨに当たってレノのグローブを弾きました。67分、CKに競り勝ったミトロヴィッチのダイビングヘッドはラムズデールがビッグセーブ!フォローしたデコルドヴァ=リードの一撃はベン・ホワイトが体を投げ出してブロックしました。
73分、ボックス右でドリブルを止められたマルティネッリは、奪い返して左足でシュート。今日のレノは、キャッチングが安定しています。76分に右サイドを突破したエンケティアは、カットインからのフィニッシュがファーポストの外。82分、ガブリエウのスルーパスでマルティネッリがボックス左を崩したシーンは決定的でしたが、ニアでノーマークだったエンケティアのボレーがレノの正面にいってしまいました。
直後、マルティネッリが左から放ったコントロールショットは、アダラビオヨの頭をかすめて右にアウト。プレミアリーグ首位チームの勝ち越しゴールは、85分でした。マルティネッリの危険なCKがニアに入ると、レノのパンチは空を切り、こぼれ球に反応したガブリエウがプッシュ。アルテタ監督は、ジェズスを下げて冨安健洋を左サイドに配しています。
89分、右からのFKを倒れながら合わせたチャロバーのボレーは、ラムズデールがセーブ。94分にウーデゴーアが下がり、最終ラインにホールディングが加わりました。右からのクロスをラムズデールがキャッチし、左サイドにスローしたところでタイムアップ。アーセナルは、プレミアリーグ開幕4連勝で首位をキープしました。
祝・アルテタ監督100試合。指揮官のメモリアルゲームのMVPは、ウーデゴーアでいかがでしょうか。同点ゴール、2回のチャンスクリエイト、6本のロングフィード、ドリブル成功5回。サイドに通す長いボールは、あまりにも美しくため息が漏れます。
決勝ゴールをお膳立てしたマルティネッリも、シュート7本、チャンスクリエイト5回、ロングフィード4本(成功率100%)、タックル成功3回という素晴らしいパフォーマンスでした。ラムズデールは2度のセービングでチームを救い、ウィリアム・サリバは冷静なパスワークで中盤をフォロー。痛恨のミスで試合をおもしろくしてしまったガブリエウは、最終盤に責任を取りました。
アルテタ監督の自在な采配も、勝利の要素のひとつです。リードされたらティアニーを下げて前線を厚くして、3バックにシフト。逆転したらジェズスを下げて冨安を左に入れ、4枚に戻しました。最後は、ホールディングを起用してCB5人の5バック。時間帯ごとの意図が明快な交代策を取れるようになったのは、的確な補強によって層が厚くなったからでしょう。
次節は、昨季プレミアリーグでダブルを喰らわせたアストン・ヴィラ。ミッドウイーク開催で中3日なので、冨安健洋を先発させてベン・ホワイトを休ませるのではないでしょうか。そろそろ、スミス・ロウとファビオ・ヴィエイラもじっくり見たいですね。スタメンは何枚変わるのか。アルテタ監督の用兵に注目しましょう。
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