2022.09.14 チャンピオンズリーグ2022-23チャンピオンズリーグ
89分、ジョエル・マティプ!シュート25本で苦戦したリヴァプールは、土壇場の1発で今季CL初勝利!
初戦はナポリに4-1で完敗。昨季チャンピオンズリーグのファイナリストが、本拠地アンフィールドで連敗するわけにはいきません。プレミアリーグ7位と低調のリヴァプールと、6戦全勝でエールディヴィジ首位のアヤックスの激突は、両者ともに攻撃的に戦う姿勢を明確にしています。
GKアリソン、DFアーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ツィミカス、中盤にはファビーニョ、エリオット、チアゴ・アルカンタラ、前線にサラー、ジョッタ、ルイス・ディアス。チアゴが右のエリオットを使った4分のチャンスは、クロスのクリアをトラップしたツィミカスのシュートが浮いてしまいました。
8分にアーノルドがラインの裏に入れたFKは、ジョッタに合わず。13分には、右から上がったタディッチがボックス右のクドゥスにラストパスを通しますが、カバーしたマティプが体をぶつけて打たせませんでした。
レッズの先制は17分。アリソンのロングキックをルイス・ディアスが頭で落とすと、前を向いたジョッタが右にラストパスを通しました。ダレイ・ブリントの裏に入っていたサラーはフリー。冷静に放った左足のシュートがGKパスフェールの脇を抜きました。
1-0となった22分、ツィミカスのロングフィードが前線に残っていたファン・ダイクへ。ヘッドで左に送ったボールがゴール前にこぼれ、ルイス・デイアスの決定的な一撃が左隅を襲いますが、惜しくもポストの外に逸れていきました。
1分後、ジョッタの強烈なミドルは左にアウト。24分にアリソンのキックが左サイドをスプリントしたジョッタに通り、グラウンダーがニアに走り込んだサラーの足元に届きました。左足のラストタッチは、惜しくも左ポストの外。劣勢だったアヤックスが追いついたのは27分でした。
左サイドでアーノルドの裏を取ったのはベルハイス。マティプが釣り出され、ゴール前はクドゥス&ベルフワイン対ファン・ダイクの2対1になっていました。グラウンダーを受けたのはクドゥス。左にもって放ったシュートは、クロスバーを叩いてラインを越えました。
31分、アーノルドのロングシュートは枠の上。35分のCKに飛び込んだファン・ダイクのダイビングヘッドは、GKの正面です。決定機を活かせず、天を仰ぐCB。42分のマティプの縦パスでスピードアップした直線的なアタックは、ルイス・ディアスのパスで右からボックスに入ったアーノルドがフリーになりますが、2本のシュートはいずれもパスフェールが冷静にセーブしました。
プレミアリーグのクラブが終始押していた前半は1-1。47分にベルフワインが右から仕掛けたカウンターは、クドゥスのトラップミスで終わり、ジョッタがドリブルで持ち上がった反撃は、右足のシュートをパスフェールが落ち着いてキャッチしました。
51分、FKを中央に浮かしたのはツィミカス。ファン・ダイクの3度めのヘディングシュートは、高く浮いてしまいました。54分にエリオットが左足で巻いたミドルは、GKの守備範囲。60分までのシュート数は13対2、オンターゲットは7対1と完全なるレッズペースですが…。
66分、ベルフワインのドリブルを自陣でカットしたアーノルドが、左サイドのルイス・ディアスにロングフィード。長いタッチで縦に突破した23番は、ボックス左で出しどころを失ってしまい、強引なフィニッシュをブロックされました。クロップ監督が動いたのは66分。エリオットとジョッタに代わってフィルミーノとダルウィン・ヌニェスです。
74分のCKは、マティプのヘッドがクロスバー越え。直後のアヤックスの逆襲は右サイドのタディッチがキーマンで、絶妙なクロスがファーでフリーだったブリントに入ります。決まったかと思われたヘッドは右のポストをかすめ、アンフィールドに安堵のどよめきが広がりました。
83分、フィルミーノ、サラー、ダルウィン・ヌニェスとテンポよくつながった速攻は、27番がうまくミートできず、ボールは左にアウト。88分、左クロスが競り合いとなり、ボックス右で拾ったサラーが左足を振り抜くと、バッシーに当たったボールはファーポストをこすりました。
アーノルドがCKを中央に浮かしたのは89分。マティプのへディングをクリアしたバッシーのポジションは、ゴールラインを越えていました。2-1、アンフィールドは絶叫。クロップ監督の3枚めはルイス・ディアスをミルナー、最後のカードは94分にチアゴをバイチェティッチです。アヤックスの放り込みに冷静に対応したリヴァプールが、今季CL初勝利をゲットしました。
シュート数24対3、オンターゲット10対1。9割のハーフコートマッチと1割の逆襲、そして2度の大ピンチ。タディッチからブリントという元プレミアリーグコンビのアタックが決まっていれば、リヴァプールは勝者が足をすくわれる典型的なルートを辿っていたでしょう。
もっと早く決着したいゲームでしたが、3ポイントで終われればOK。ロングフィード9本をすべて決めたチアゴは、中盤をうまくコントロールしており、殊勲のマティプはクドゥスに折り返しを許したゴールシーン以外は文句なしでした。
プレミアリーグ9節のブライトン戦までの17日は、負傷者だらけのチームにとって恵みのブランク。次戦はヘンダーソン、ロバートソン、コナテが間に合いそうです。ときどき曖昧になるラインコントロールを修正し、前線が決定力を取り戻せば、怒涛の連勝が始まるのではないでしょうか。マティプのヘッドは、とてつもなく大きな1発でした。いやー、素晴らしい!
GKアリソン、DFアーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ツィミカス、中盤にはファビーニョ、エリオット、チアゴ・アルカンタラ、前線にサラー、ジョッタ、ルイス・ディアス。チアゴが右のエリオットを使った4分のチャンスは、クロスのクリアをトラップしたツィミカスのシュートが浮いてしまいました。
8分にアーノルドがラインの裏に入れたFKは、ジョッタに合わず。13分には、右から上がったタディッチがボックス右のクドゥスにラストパスを通しますが、カバーしたマティプが体をぶつけて打たせませんでした。
レッズの先制は17分。アリソンのロングキックをルイス・ディアスが頭で落とすと、前を向いたジョッタが右にラストパスを通しました。ダレイ・ブリントの裏に入っていたサラーはフリー。冷静に放った左足のシュートがGKパスフェールの脇を抜きました。
1-0となった22分、ツィミカスのロングフィードが前線に残っていたファン・ダイクへ。ヘッドで左に送ったボールがゴール前にこぼれ、ルイス・デイアスの決定的な一撃が左隅を襲いますが、惜しくもポストの外に逸れていきました。
1分後、ジョッタの強烈なミドルは左にアウト。24分にアリソンのキックが左サイドをスプリントしたジョッタに通り、グラウンダーがニアに走り込んだサラーの足元に届きました。左足のラストタッチは、惜しくも左ポストの外。劣勢だったアヤックスが追いついたのは27分でした。
左サイドでアーノルドの裏を取ったのはベルハイス。マティプが釣り出され、ゴール前はクドゥス&ベルフワイン対ファン・ダイクの2対1になっていました。グラウンダーを受けたのはクドゥス。左にもって放ったシュートは、クロスバーを叩いてラインを越えました。
31分、アーノルドのロングシュートは枠の上。35分のCKに飛び込んだファン・ダイクのダイビングヘッドは、GKの正面です。決定機を活かせず、天を仰ぐCB。42分のマティプの縦パスでスピードアップした直線的なアタックは、ルイス・ディアスのパスで右からボックスに入ったアーノルドがフリーになりますが、2本のシュートはいずれもパスフェールが冷静にセーブしました。
プレミアリーグのクラブが終始押していた前半は1-1。47分にベルフワインが右から仕掛けたカウンターは、クドゥスのトラップミスで終わり、ジョッタがドリブルで持ち上がった反撃は、右足のシュートをパスフェールが落ち着いてキャッチしました。
51分、FKを中央に浮かしたのはツィミカス。ファン・ダイクの3度めのヘディングシュートは、高く浮いてしまいました。54分にエリオットが左足で巻いたミドルは、GKの守備範囲。60分までのシュート数は13対2、オンターゲットは7対1と完全なるレッズペースですが…。
66分、ベルフワインのドリブルを自陣でカットしたアーノルドが、左サイドのルイス・ディアスにロングフィード。長いタッチで縦に突破した23番は、ボックス左で出しどころを失ってしまい、強引なフィニッシュをブロックされました。クロップ監督が動いたのは66分。エリオットとジョッタに代わってフィルミーノとダルウィン・ヌニェスです。
74分のCKは、マティプのヘッドがクロスバー越え。直後のアヤックスの逆襲は右サイドのタディッチがキーマンで、絶妙なクロスがファーでフリーだったブリントに入ります。決まったかと思われたヘッドは右のポストをかすめ、アンフィールドに安堵のどよめきが広がりました。
83分、フィルミーノ、サラー、ダルウィン・ヌニェスとテンポよくつながった速攻は、27番がうまくミートできず、ボールは左にアウト。88分、左クロスが競り合いとなり、ボックス右で拾ったサラーが左足を振り抜くと、バッシーに当たったボールはファーポストをこすりました。
アーノルドがCKを中央に浮かしたのは89分。マティプのへディングをクリアしたバッシーのポジションは、ゴールラインを越えていました。2-1、アンフィールドは絶叫。クロップ監督の3枚めはルイス・ディアスをミルナー、最後のカードは94分にチアゴをバイチェティッチです。アヤックスの放り込みに冷静に対応したリヴァプールが、今季CL初勝利をゲットしました。
シュート数24対3、オンターゲット10対1。9割のハーフコートマッチと1割の逆襲、そして2度の大ピンチ。タディッチからブリントという元プレミアリーグコンビのアタックが決まっていれば、リヴァプールは勝者が足をすくわれる典型的なルートを辿っていたでしょう。
もっと早く決着したいゲームでしたが、3ポイントで終われればOK。ロングフィード9本をすべて決めたチアゴは、中盤をうまくコントロールしており、殊勲のマティプはクドゥスに折り返しを許したゴールシーン以外は文句なしでした。
プレミアリーグ9節のブライトン戦までの17日は、負傷者だらけのチームにとって恵みのブランク。次戦はヘンダーソン、ロバートソン、コナテが間に合いそうです。ときどき曖昧になるラインコントロールを修正し、前線が決定力を取り戻せば、怒涛の連勝が始まるのではないでしょうか。マティプのヘッドは、とてつもなく大きな1発でした。いやー、素晴らしい!
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
リヴァプールは憎たらしいほど強くないとつまらないです(笑)
プレミア全チーム勝ち抜けてほしいですね~