2022.10.06 チャンピオンズリーグ2022-23チャンピオンズリーグ
フォファナ、オーバメヤン、リース・ジェームズ!ミランを封じたチェルシー、3発快勝!
チャンピオンズリーグのザルツブルグ戦は、ホームで痛恨の1-1ドロー。プレミアリーグのクリスタル・パレス戦は、90分の決勝ゴールで1-2という大苦戦でした。トゥヘル解任の後を継いだグレアム・ポッター監督は、スタンフォード・ブリッジでミランに負けるわけにはいきません。
注目のGKは、過去2試合と同じケパ・アリサバラガ。3バックはフォファナ、チアゴ・シウヴァ、クリバリで、WBはリース・ジェームズとチルウェルです。中盤センターは、ロフタス=チークとコヴァチッチ。公式戦10試合で未だゴールがないメイソン・マウントと、ザルツブルグ戦で決めたスターリングの前にオーバメヤンという布陣です。
ミランの最終ラインにはフィカヨ・トモリ、最前線には35歳になったオリヴィエ・ジルーの姿があります。ガナーズ、ブルーズでプレイしていたベテランストライカーは、公式戦11試合5ゴールと絶好調。得点力が課題になっているポッター監督のチームは、先にゴールを許すと苦しくなります。
チェルシーの最初のチャンスは5分。コヴァチッチの鋭い楔のボールがオーバメヤンの足元に入り、左のメイソン・マウントにパスが通ります。強引に放ったダイレクトショットは、左に反応したGKタタルシャヌがセーブ。ラファエル・レオンが8分にドリブルで仕掛けた逆襲は、フォファナのチャージはノーファールです。
22分から、チアゴ・シウヴァが3連打。FKを叩いたヘディングはタタルシャヌにセーブされ、直後のCKからのヘッドはフィカヨ・トモリの肩に当たりました。2回とも頭を抱えたCBは、次のCKでも競り勝ち、強烈なヘッドをGKの左に放ちます。セービングから混戦となり、最後に押し込んだのはフォファナ。ブルーズでの初ゴールは、大事なゲームでの先制点でした。
33分、オーバメヤンの巧みな浮き球に反応したメイソン・マウントは、GKの頭上を越すワンタッチでネットを揺らすもオフサイド。この直後に、ゴールを決めたばかりのフォファナが膝を痛め、38分にトレヴォ・チャロバーと交代となりました。
1-0で終わるかと思われた前半の追加タイム4分、左からカットインしたラファエル・レオンが2人をかわし、中央に優しいラストパスを通しました。足が合わなかったデ・ケテラエルのボレーはケパがセーブ。ゴール前でこぼれ球に先着したクルニッチは、まさかのミスキックで決定機を逃してしまいました。
後半に入り、追加点が決まったのは56分。メイソン・マウントのスルーパスで左から抜けたチルウェルのクロスは浮いてしまいましたが、逆サイドで拾ったリース・ジェームズの高速クロスは完璧でした。ニアにいたトモリが空振りしたボールを、オーバメヤンが左足で合わせて2-0。勢いに乗ったホームチームが勝負を決めたのは62分でした。
リース・ジェームズのアーリークロスを、スターリングが左に外した直後のビルドアップ。敵陣でインターセプトしたチルウェルがワンツーから突っ込んでつぶれると、中央でキープしたスターリングが右のリース・ジェームズにラストパスを転がしました。GKの肩越し、ニアポストすれすれを抜ける強烈なシュートは、セオリー通りです。
ポッター監督は、これでラクになりました。65分にオーバメヤンとコヴァチッチを下げ、コナー・ギャラガ―とジョルジーニョ。チェルシーの新エースのシュートはゴールシーンのみでした。73分にはメイソン・マウントとスターリングに代わって、カイ・ハヴェルツとアルマンド・ブロヤが送り出されました。
ミランのシュートは4本、オンターゲットはデ・ケテラエルのボレーのみ。新監督の就任後、初の3発快勝は、得失点差ながらグループ2位に浮上する貴重な勝利でした。とはいえ、シュート10本のうち半分がチアゴ・シウヴァとフォファナで、前線の3人が合わせて3本は、改善の余地が大いにあります。
次節のプレミアリーグはウルヴス、中2日でサンシーロ。タイトなスケジュールのなかで、連携のクオリティを上げなければならないチェルシーは、2つのリーグで上位に進出できるでしょうか。アルマンド・ブロヤ、カイ・ハヴェルツ、ツィエク、プリシッチらがコンスタントに活躍できるようになるまでは、トロフィーやTOP4云々という話はお預けです。
注目のGKは、過去2試合と同じケパ・アリサバラガ。3バックはフォファナ、チアゴ・シウヴァ、クリバリで、WBはリース・ジェームズとチルウェルです。中盤センターは、ロフタス=チークとコヴァチッチ。公式戦10試合で未だゴールがないメイソン・マウントと、ザルツブルグ戦で決めたスターリングの前にオーバメヤンという布陣です。
ミランの最終ラインにはフィカヨ・トモリ、最前線には35歳になったオリヴィエ・ジルーの姿があります。ガナーズ、ブルーズでプレイしていたベテランストライカーは、公式戦11試合5ゴールと絶好調。得点力が課題になっているポッター監督のチームは、先にゴールを許すと苦しくなります。
チェルシーの最初のチャンスは5分。コヴァチッチの鋭い楔のボールがオーバメヤンの足元に入り、左のメイソン・マウントにパスが通ります。強引に放ったダイレクトショットは、左に反応したGKタタルシャヌがセーブ。ラファエル・レオンが8分にドリブルで仕掛けた逆襲は、フォファナのチャージはノーファールです。
22分から、チアゴ・シウヴァが3連打。FKを叩いたヘディングはタタルシャヌにセーブされ、直後のCKからのヘッドはフィカヨ・トモリの肩に当たりました。2回とも頭を抱えたCBは、次のCKでも競り勝ち、強烈なヘッドをGKの左に放ちます。セービングから混戦となり、最後に押し込んだのはフォファナ。ブルーズでの初ゴールは、大事なゲームでの先制点でした。
33分、オーバメヤンの巧みな浮き球に反応したメイソン・マウントは、GKの頭上を越すワンタッチでネットを揺らすもオフサイド。この直後に、ゴールを決めたばかりのフォファナが膝を痛め、38分にトレヴォ・チャロバーと交代となりました。
1-0で終わるかと思われた前半の追加タイム4分、左からカットインしたラファエル・レオンが2人をかわし、中央に優しいラストパスを通しました。足が合わなかったデ・ケテラエルのボレーはケパがセーブ。ゴール前でこぼれ球に先着したクルニッチは、まさかのミスキックで決定機を逃してしまいました。
後半に入り、追加点が決まったのは56分。メイソン・マウントのスルーパスで左から抜けたチルウェルのクロスは浮いてしまいましたが、逆サイドで拾ったリース・ジェームズの高速クロスは完璧でした。ニアにいたトモリが空振りしたボールを、オーバメヤンが左足で合わせて2-0。勢いに乗ったホームチームが勝負を決めたのは62分でした。
リース・ジェームズのアーリークロスを、スターリングが左に外した直後のビルドアップ。敵陣でインターセプトしたチルウェルがワンツーから突っ込んでつぶれると、中央でキープしたスターリングが右のリース・ジェームズにラストパスを転がしました。GKの肩越し、ニアポストすれすれを抜ける強烈なシュートは、セオリー通りです。
ポッター監督は、これでラクになりました。65分にオーバメヤンとコヴァチッチを下げ、コナー・ギャラガ―とジョルジーニョ。チェルシーの新エースのシュートはゴールシーンのみでした。73分にはメイソン・マウントとスターリングに代わって、カイ・ハヴェルツとアルマンド・ブロヤが送り出されました。
ミランのシュートは4本、オンターゲットはデ・ケテラエルのボレーのみ。新監督の就任後、初の3発快勝は、得失点差ながらグループ2位に浮上する貴重な勝利でした。とはいえ、シュート10本のうち半分がチアゴ・シウヴァとフォファナで、前線の3人が合わせて3本は、改善の余地が大いにあります。
次節のプレミアリーグはウルヴス、中2日でサンシーロ。タイトなスケジュールのなかで、連携のクオリティを上げなければならないチェルシーは、2つのリーグで上位に進出できるでしょうか。アルマンド・ブロヤ、カイ・ハヴェルツ、ツィエク、プリシッチらがコンスタントに活躍できるようになるまでは、トロフィーやTOP4云々という話はお預けです。
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