いよいよ大詰め、移籍が決まるかどうかは条件次第。どうなるパト、テイシェイラ、チルウェル…!
ユース年代からワールドカップで活躍し、ウクライナで爆発的な得点力を発揮しているセカンドストライカーを獲得できる千載一遇のチャンスを逃せば、夏に他のプレミアリーグ勢にもっていかれるでしょう。ウィリアン、ムヒタリアンといい人材を輩出してきた安心のシャフタルブランドです。彼を獲れれば、夏は後ろの補強だけでもいいぐらいでしょう。フィルミーノ、コウチーニョとのトライアングルはぜひ観たいですね。初めてのプレミアリーグという不安はあれど、得点力はフィルミーノより上。うまくはまれば、GKの補強を諦めて半年セットプレーの失点に目をつぶっても、充分おつりがくるのではないかと思われます。
オファー拒否といえば、アーセナルもレスターの19歳、ベンジャミン・チルウェルの300万ポンド(約5億1000万円)を断られたようです。プレミアリーグでのお目見えはこれからとなるチルウェルは、キャピタルワンカップ4回戦のハル・シティ戦とFAカップ3回戦で当たったトッテナムとの2試合に出場しており、質の高いクロスと落ち着いたディフェンスを見せていました。モンレアルが来月30歳になるアーセナルとしては、先行投資に加えてホームグロウン対策といったところでしょうか。左SBのファーストチョイスがもうすぐ19歳のボースウィック=ジャクソンとなっているクラブのサポーターからすれば、3人めがチルウェルとはうらやましい限りです。レスターが徹底抗戦と報じられている話を6日でまとめるのは難しいと思われるものの、今回が初めてのオファーではないと伝えられているアーセナルは、500万ポンドにオファーを引き上げつつ、「冬がダメなら次は夏」という構えなのかもしれません。
レスターは先週末、コペンハーゲンからガーナ代表の右SBダニエル・アマティを獲得しており、来季のヨーロッパ進出を確実なものにすべくチーム力強化を進めているところです。そんななかで、クラブ生え抜きの有望株を出すことはなさそうですが…。プレミアリーグ1位と3位の裏対決にも引き続き注目です。
さて、パトです。「デイリー・ミラー」はヒディンク監督が二の足を踏んでいると報じ、「スカイスポーツ」はコリンチャンスの関係者が移籍間近と語ったと掲載。「デイリー・メール」は、交渉は完了し、買い取りオプション付きのレンタルで決まったと伝えており、日曜日までさまざまな報道が飛び交っていました。アザールやペドロに移籍の噂が絶えないなか、まずはどれだけやれるのかを見るべく、レンタルで獲れればチェルシーにとってはいい商談なのではないかと思います。
マンチェスター・ユナイテッドは、ヴォルフスブルクのスイス代表SBリカルド・ロドリゲスにオファーしたと伝えられていますが、こちらはどうも眉唾です。ホッフェンハイムにレンタルされたクラマリッチ、フィオレンティーナのサラテ、ようやくスタンダード・リエージュが決まったヴィクトル・バルデスと、直近は出ていくほうの決定報道ばかりが目立つプレミアリーグ勢ですが、このまま何もなく静かに終わるという驚愕の幕切れもあるのでしょうか。もしそうなるとすれば、テレビ放映権料の支払いタイミングが前倒しになるといわれている次の夏は盛り上がりそうですね。プレミアリーグのいちファンとしては、パトとテイシェイラは観たいのですが…。
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更新ご苦労様です。
なんか例年になく冬の市場に盛り上がりがかける気がしませんか?
それとも嵐の前の静けさなのでしょうか。
報道では、レッズはもうテイシェイラを獲得できなければ何もなさそうな感じですね。
クロップ監督も必要な選手(本物)以外は獲得しないと仰ってますし、ミニョレは契約延長、マティプの報道も消えたのでもう後ろは獲らない、もしくは獲れないのでしょうか。
確かにテイシェイラを獲得できれば、SAS時代のように失点を得点でカバーすることができるかもしれませんし、それはそれでオッケーです。
本格的な補強はやはり夏でしょうかね。
デッドラインデーに波乱を巻き起こすチームが現れるのか、楽しみです。
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テイシェイラ、3000万ポンドならありですが要求通り3800万払うとなると厳しいですね…
当たりの多いシャフタール産とはいえ、中央を好む選手が前線に多くいると渋滞を起こしそうですし、そこまでのリスクを払う必要があるのか悩みます。
一方、Telegraphにマティプ獲得オファーの記事がありました。これが事実なら、ロブレンが戻った直後での獲得となると、シュクルテルの復帰の遅延あるいはパフォーマンスの上がらないサコーに見切りをつけているのかもしれませんね。