2022.12.15 FIFAワールドカップ2022カタール大会FIFAワールドカップ
ああ、メッシ…。マン・ユナイテッドサポーター目線の偏愛的かつ複雑系ワールドカップファイナル雑感。
アルゼンチンは、メッシのPKとフリアン・アルバレスの2発でクロアチアに3-0快勝。モロッコの堅守とサイドアタックに苦しんだフランスは、ムバッペの強引なシュートのこぼれ球から2発をゲットし、連覇に王手をかけました。
ワールドカップカタール大会も、残すところ2試合。クロアチアとモロッコの3位決定戦は、勝者も敗者も盛大な拍手で称えたくなります。とりわけ素晴らしかったのはモロッコの守備で、クロアチア、ベルギー、スペイン、ポルトガルと4試合をクリーンシートでフィニッシュ。2失点を喫したフランス戦も、許したオンターゲットは3本だけという大健闘でした。
さて、決勝はアルゼンチンVSフランスです。リオネル・メッシのファンの多くが、この組み合わせと予想していたのではないでしょうか。2014年のファイナルでドイツに敗れた10番にとっては、トロフィーを天に掲げるラストチャンス。4つのミッションをクリアすれば、最後の舞台を最高の結果で終えることができます。
まずは、ピッチに立つこと。準決勝のクロアチア戦で、ローター・マテウスが長年キープしていたワールドカップ通算25試合出場に並んだメッシは、単独TOPとなります。次にめざすのは、ロシア大会のラウンド16で2ゴールを喰らったムバッペの完封です。4-3で敗れた前回王者に対するリベンジは、敵のエースの沈黙とセットならパーフェクトです。
さらに自身がゴールをゲットすれば、初めての得点王が見えてきます。ムバッペやジルーと並んで…となるとモヤモヤしますが、フリアン・アルバレスと一緒ならOKでしょう。いや、ここはやっぱり単独でゲットしましょう。理想はハットトリックで3-0、35歳にして「神の手」不要のワールドカップ初制覇です。
ここまで読んだ方は、メッシに勝ってほしいのねと思われるでしょう。いや、実はですね…マンチェスター・ユナイテッドサポーターにとって、アルゼンチンは最悪といっていいほど相性がよろしくない国なのです。
所属していた選手を振り返ると、期待を裏切ったベロン、マン・シティに移籍したテベス、1年で去ったディ・マリア。エインセ、マルコス・ロホ、セルヒオ・ロメロも微妙です。そして何といっても、セルヒオ・アグエロとリオネル・メッシ!プレミアリーグのトロフィーをさらっていったストライカーと、CL制覇を2度も阻んだレフティは、憎らしい存在です。
というわけで、メッシとロナウドなら7番、アルゼンチンとフランスならヴァランがんばれ!が基本スタンスだったのですが…。最近のCR7にすっかり失望してしまい、心が弱っているのか、「最後なので、メッシに勝たせてあげたいかな」という優しい気持ちになっております。
得点王争いも、以前は「プレミアリーグの選手に獲ってほしい!」などと威勢のいいことをいっていたのですが…。5ゴールのムバッペ、メッシ、4ゴールのフリアン・アルバレス、ジルーというリストを見ると、「マン・シティか…」とテンションがダウン。こちらも「最後なので、メッシに獲らせてあげたいかな」と大らかな気持ちになっているのです。
以上、偏愛的かつ複雑系のワールドカップファイナル雑感でした。心情的にはメッシに傾いていますが、ブックメーカーに張れといわれれば、2-0でフランス。ポグバ、カンテ、ベンゼマ、エンクンク、リュカ・エルナンデスを負傷で失い、サリバやコマンをベンチに置いても勝ち続ける層の厚さは、天晴れのひとことです。
そしてこちらにも、「勝たせてあげたいかな」と思える選手がいます。素晴らしいセービングでチームを鼓舞し続けるキャプテン、ウーゴ・ロリス。
ワールドカップカタール大会も、残すところ2試合。クロアチアとモロッコの3位決定戦は、勝者も敗者も盛大な拍手で称えたくなります。とりわけ素晴らしかったのはモロッコの守備で、クロアチア、ベルギー、スペイン、ポルトガルと4試合をクリーンシートでフィニッシュ。2失点を喫したフランス戦も、許したオンターゲットは3本だけという大健闘でした。
さて、決勝はアルゼンチンVSフランスです。リオネル・メッシのファンの多くが、この組み合わせと予想していたのではないでしょうか。2014年のファイナルでドイツに敗れた10番にとっては、トロフィーを天に掲げるラストチャンス。4つのミッションをクリアすれば、最後の舞台を最高の結果で終えることができます。
まずは、ピッチに立つこと。準決勝のクロアチア戦で、ローター・マテウスが長年キープしていたワールドカップ通算25試合出場に並んだメッシは、単独TOPとなります。次にめざすのは、ロシア大会のラウンド16で2ゴールを喰らったムバッペの完封です。4-3で敗れた前回王者に対するリベンジは、敵のエースの沈黙とセットならパーフェクトです。
さらに自身がゴールをゲットすれば、初めての得点王が見えてきます。ムバッペやジルーと並んで…となるとモヤモヤしますが、フリアン・アルバレスと一緒ならOKでしょう。いや、ここはやっぱり単独でゲットしましょう。理想はハットトリックで3-0、35歳にして「神の手」不要のワールドカップ初制覇です。
ここまで読んだ方は、メッシに勝ってほしいのねと思われるでしょう。いや、実はですね…マンチェスター・ユナイテッドサポーターにとって、アルゼンチンは最悪といっていいほど相性がよろしくない国なのです。
所属していた選手を振り返ると、期待を裏切ったベロン、マン・シティに移籍したテベス、1年で去ったディ・マリア。エインセ、マルコス・ロホ、セルヒオ・ロメロも微妙です。そして何といっても、セルヒオ・アグエロとリオネル・メッシ!プレミアリーグのトロフィーをさらっていったストライカーと、CL制覇を2度も阻んだレフティは、憎らしい存在です。
というわけで、メッシとロナウドなら7番、アルゼンチンとフランスならヴァランがんばれ!が基本スタンスだったのですが…。最近のCR7にすっかり失望してしまい、心が弱っているのか、「最後なので、メッシに勝たせてあげたいかな」という優しい気持ちになっております。
得点王争いも、以前は「プレミアリーグの選手に獲ってほしい!」などと威勢のいいことをいっていたのですが…。5ゴールのムバッペ、メッシ、4ゴールのフリアン・アルバレス、ジルーというリストを見ると、「マン・シティか…」とテンションがダウン。こちらも「最後なので、メッシに獲らせてあげたいかな」と大らかな気持ちになっているのです。
以上、偏愛的かつ複雑系のワールドカップファイナル雑感でした。心情的にはメッシに傾いていますが、ブックメーカーに張れといわれれば、2-0でフランス。ポグバ、カンテ、ベンゼマ、エンクンク、リュカ・エルナンデスを負傷で失い、サリバやコマンをベンチに置いても勝ち続ける層の厚さは、天晴れのひとことです。
そしてこちらにも、「勝たせてあげたいかな」と思える選手がいます。素晴らしいセービングでチームを鼓舞し続けるキャプテン、ウーゴ・ロリス。
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