2023.01.15 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×MAN.CITY】電光石火の速攻2発!またもエースが決めたマン・ユナイテッドが逆転勝利!
2023年1月14日、オールド・トラフォード。189回めのマンチェスターダービーが、いよいよキックオフです。エリック・テン・ハフ率いるホームチームは、現在のベストメンバーといい切っていいでしょう。公式戦8連勝、プレミアリーグ4連勝という最高の状態で宿敵とのシックスポインターを迎えています。
さっそく、わがチームから先発メンバーを紹介しましょう。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、ヴァラン、ルーク・ショー、マラシア、MFカゼミーロとフレッジ。2列めにブルーノ・フェルナンデス、エリクセン、ラシュフォード、最前線にマルシアル。プレミアリーグ3連発の好調ラシュフォードと、ハーランドに高さで勝てないルーク・ショーのプレイに注目です。
対するマン・シティも、前線には主力が揃っています。エデルソン、カイル・ウォーカー、アカンジ、ナタン・アケ、ジョアン・カンセロ、ロドリ、デブライネ、ベルナルド・シウヴァ、マフレズ、フォーデン、ハーランド。立ち上がりから、ポゼッションを取っているのは昨季プレミアリーグチャンピオンです。
赤いシャツの2列めは、最初の5分の大半をプレス要員として過ごしています。2度のカウンターは、いずれもゴール前に運べず。9分にラシュフォードが仕掛けた左からのアタックは、マルシアルのパスを左で受けたマラシアがオフサイドです。エリクセンのラストパスで、ブルーノが右から上がったのは11分。クロスに狙ったシュートは、ファーポストの外を抜けていきました。
14分、ブルーノのロングフィードが左のマルシアルへ。ゴール前に出たきわどいラストパスは、戻ったジョアン・カンセロが必死にクリアしました。デブライネから自由を奪っているのはフレッジ。17分のマン・シティの速攻は、左にまわったデブライネのドリブルをフレッジが刈り取りました。
20分を過ぎてもマン・シティのシュートはゼロ。中央で呼んでいるハーランドは、タッチ2回に抑えられています。24分、ベルナルド・シウヴァが右に浮かしたボールのクリアがハーランドへ。中に持ち込んで打った左足のシュートは、カゼミーロがスライディングでブロックしています。
中央がぽっかり空いた27分のピンチは、ボックス右に飛び出したマフレズのクロスをカット。エリクセン、マルシアル、ブルーノと左につながった31分のチャンスは、ラストパスが外のマラシアに通りません。34分に8番のフィードで裏に出たラシュフォードは、エデルソンを抜いてボックス左へ。角度がなかった一撃は、ニアを締めたアカンジが冷静にブロックしました。
37分、フレッジの縦パスがフリーのエリクセンに通ると、スルーパスで左から抜けたラシュフォードがエデルソンと1対1。2つめのタッチが長かった10番は、コースを塞いだ守護神にぶつけてしまいました。好調のラシュフォードは、41分に左足を痛めたようです。前半終了間際のカイル・ウォーカーのロングシュートは、アウトにかかって右に外れました。
シュート数4対2、オンターゲット2対0と、ホームチーム優勢でハーフタイム。テン・ハフ監督が代えたのは、ラシュフォードではなくマルシアルのようです。後半のピッチに姿を現したのはアントニー。センターでの起用は初めてです。
ペップのチームは、カイル・ウォーカーとジョアン・カンセロのポジションを上げています。47分のベルナルド・シウヴァのミドルはブロックされ、デ・ヘアがキャッチ。2番が前に出始めた左サイドは、ラシュフォードの走力が落ちているのが気がかりです。53分にデブライネが右サイドを突破したチャンスは、クロスに反応したベルナルド・シウヴァのヘッドがクリアされました。
先に動いたペップの策は、57分にフォーデンをグリーリッシュ。マン・ユナイテッドの速攻は、前線へのボールがつかまっています。押していたアウェイチームの先制は60分。マフレズの斜めのパスがボックス右のデブライネに通り、カゼミーロをかわして入れたクロスがファーに浮くと、後ろから走り込んだグリーリッシュのヘッドがネットを揺らしました。
67分のワン=ビサカのミドルは、ナタン・アケがブロック。マン・ユナイテッドは相変わらず、前線へのボールがうまく入りません。72分、エリクセンが下がってガルナチョ。後半のラシュフォードは、最初の40分とは別人です。77分、フレッジが左のガルナチョに展開。ドリブルで勝負した18歳は、アカンジに体を入れられて終わりました。
78分、右サイドに出たカゼミーロが中央にフィード。オフサイドだったラシュフォードはボールを追いかけながらも触らず、後ろからスプリントしてきたブルーノ・フェルナンデスがフリーで蹴り込みました。VARのジャッジはゴール。1-1になった4分後、中央でもらったブルーノが素晴らしいボールを左に通しました。
3対3のカウンター。クロスをカットされたガルナチョが再度キープし、中央にグラウンダーを滑らせます。待っていたのはラシュフォード。プレミアリーグ4戦連続となる右足のワンタッチがエデルソンの脇を抜くと、オールド・トラフォードに大歓声が響き渡りました。
追加タイムは5分。テン・ハフ監督は92分にマラシア、カゼミーロ、ラシュフォードを下げ、リサンドロ・マルティネス、マグワイア、マクトミネイで逃げ切りを図ります。ホームで9戦連発となるエースの逆転ゴールで、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ5連勝。ペップのチームとの差を1ポイントに縮めました。
シュート数8対4、オンターゲット5対1、しかしポゼッションは29%対71%。今季プレミアリーグNo.1となるカウンターから6発のマン・ユナイテッドが、持ち味を活かした一戦といっていいでしょう。グリーリッシュのヘッド以外にオンターゲットなしのマン・シティは、最後の猛攻が単調な放り込みだったのが気になりました。
ハーランドがまともに打ったのは2本のみ。あまりにも決めるストライカーを加えたために、ボックスの脇を蹂躙して厚い中央が仕留める彼らの強みが失われたようにも感じました。オフサイドを取るために走るのをやめたアカンジにとっては、同点ゴールは納得いかないジャッジだったかもしれませんが、シュートとチャンスに関するスタッツを見ると必然の敗戦ともいえます。
ゴールに絡んだラシュフォード、ブルーノ、カゼミーロに加えて、気迫あふれる守備と的確なつなぎで貢献したフレッジ、最終ラインを落ち着かせてくれたルーク・ショーにも拍手を送りたいと思います。次節はエミレーツでアーセナル。勝てば優勝争いにエントリー、敗れれば今日の貴重なポイントを吐き出すことになる重要なシックスポインターです。頼む、ラシュフォード!
さっそく、わがチームから先発メンバーを紹介しましょう。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、ヴァラン、ルーク・ショー、マラシア、MFカゼミーロとフレッジ。2列めにブルーノ・フェルナンデス、エリクセン、ラシュフォード、最前線にマルシアル。プレミアリーグ3連発の好調ラシュフォードと、ハーランドに高さで勝てないルーク・ショーのプレイに注目です。
対するマン・シティも、前線には主力が揃っています。エデルソン、カイル・ウォーカー、アカンジ、ナタン・アケ、ジョアン・カンセロ、ロドリ、デブライネ、ベルナルド・シウヴァ、マフレズ、フォーデン、ハーランド。立ち上がりから、ポゼッションを取っているのは昨季プレミアリーグチャンピオンです。
赤いシャツの2列めは、最初の5分の大半をプレス要員として過ごしています。2度のカウンターは、いずれもゴール前に運べず。9分にラシュフォードが仕掛けた左からのアタックは、マルシアルのパスを左で受けたマラシアがオフサイドです。エリクセンのラストパスで、ブルーノが右から上がったのは11分。クロスに狙ったシュートは、ファーポストの外を抜けていきました。
14分、ブルーノのロングフィードが左のマルシアルへ。ゴール前に出たきわどいラストパスは、戻ったジョアン・カンセロが必死にクリアしました。デブライネから自由を奪っているのはフレッジ。17分のマン・シティの速攻は、左にまわったデブライネのドリブルをフレッジが刈り取りました。
20分を過ぎてもマン・シティのシュートはゼロ。中央で呼んでいるハーランドは、タッチ2回に抑えられています。24分、ベルナルド・シウヴァが右に浮かしたボールのクリアがハーランドへ。中に持ち込んで打った左足のシュートは、カゼミーロがスライディングでブロックしています。
中央がぽっかり空いた27分のピンチは、ボックス右に飛び出したマフレズのクロスをカット。エリクセン、マルシアル、ブルーノと左につながった31分のチャンスは、ラストパスが外のマラシアに通りません。34分に8番のフィードで裏に出たラシュフォードは、エデルソンを抜いてボックス左へ。角度がなかった一撃は、ニアを締めたアカンジが冷静にブロックしました。
37分、フレッジの縦パスがフリーのエリクセンに通ると、スルーパスで左から抜けたラシュフォードがエデルソンと1対1。2つめのタッチが長かった10番は、コースを塞いだ守護神にぶつけてしまいました。好調のラシュフォードは、41分に左足を痛めたようです。前半終了間際のカイル・ウォーカーのロングシュートは、アウトにかかって右に外れました。
シュート数4対2、オンターゲット2対0と、ホームチーム優勢でハーフタイム。テン・ハフ監督が代えたのは、ラシュフォードではなくマルシアルのようです。後半のピッチに姿を現したのはアントニー。センターでの起用は初めてです。
ペップのチームは、カイル・ウォーカーとジョアン・カンセロのポジションを上げています。47分のベルナルド・シウヴァのミドルはブロックされ、デ・ヘアがキャッチ。2番が前に出始めた左サイドは、ラシュフォードの走力が落ちているのが気がかりです。53分にデブライネが右サイドを突破したチャンスは、クロスに反応したベルナルド・シウヴァのヘッドがクリアされました。
先に動いたペップの策は、57分にフォーデンをグリーリッシュ。マン・ユナイテッドの速攻は、前線へのボールがつかまっています。押していたアウェイチームの先制は60分。マフレズの斜めのパスがボックス右のデブライネに通り、カゼミーロをかわして入れたクロスがファーに浮くと、後ろから走り込んだグリーリッシュのヘッドがネットを揺らしました。
67分のワン=ビサカのミドルは、ナタン・アケがブロック。マン・ユナイテッドは相変わらず、前線へのボールがうまく入りません。72分、エリクセンが下がってガルナチョ。後半のラシュフォードは、最初の40分とは別人です。77分、フレッジが左のガルナチョに展開。ドリブルで勝負した18歳は、アカンジに体を入れられて終わりました。
78分、右サイドに出たカゼミーロが中央にフィード。オフサイドだったラシュフォードはボールを追いかけながらも触らず、後ろからスプリントしてきたブルーノ・フェルナンデスがフリーで蹴り込みました。VARのジャッジはゴール。1-1になった4分後、中央でもらったブルーノが素晴らしいボールを左に通しました。
3対3のカウンター。クロスをカットされたガルナチョが再度キープし、中央にグラウンダーを滑らせます。待っていたのはラシュフォード。プレミアリーグ4戦連続となる右足のワンタッチがエデルソンの脇を抜くと、オールド・トラフォードに大歓声が響き渡りました。
追加タイムは5分。テン・ハフ監督は92分にマラシア、カゼミーロ、ラシュフォードを下げ、リサンドロ・マルティネス、マグワイア、マクトミネイで逃げ切りを図ります。ホームで9戦連発となるエースの逆転ゴールで、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ5連勝。ペップのチームとの差を1ポイントに縮めました。
シュート数8対4、オンターゲット5対1、しかしポゼッションは29%対71%。今季プレミアリーグNo.1となるカウンターから6発のマン・ユナイテッドが、持ち味を活かした一戦といっていいでしょう。グリーリッシュのヘッド以外にオンターゲットなしのマン・シティは、最後の猛攻が単調な放り込みだったのが気になりました。
ハーランドがまともに打ったのは2本のみ。あまりにも決めるストライカーを加えたために、ボックスの脇を蹂躙して厚い中央が仕留める彼らの強みが失われたようにも感じました。オフサイドを取るために走るのをやめたアカンジにとっては、同点ゴールは納得いかないジャッジだったかもしれませんが、シュートとチャンスに関するスタッツを見ると必然の敗戦ともいえます。
ゴールに絡んだラシュフォード、ブルーノ、カゼミーロに加えて、気迫あふれる守備と的確なつなぎで貢献したフレッジ、最終ラインを落ち着かせてくれたルーク・ショーにも拍手を送りたいと思います。次節はエミレーツでアーセナル。勝てば優勝争いにエントリー、敗れれば今日の貴重なポイントを吐き出すことになる重要なシックスポインターです。頼む、ラシュフォード!
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そうなんですよね、ハーランドに頼る部分が大きすぎて分厚い攻撃からの中央に飛び出してくるのが減った気がしますね
なんにせよユナイテッドが勝ってくれて良かった!マラシア、フレッジの気合いは良かったしショー、ヴァラン、カゼミロ、ブルーノは流石でしたね!
このままアーセナルが補強に失敗したらユナイテッドが優勝しそうな勢い。当然シティにもまだ可能性はあり
この試合はワンビサカがよかったな。元々の守備力に加えてキープ力やポジショニングは格段によくなってました
嬉しいけど、1点目はオフサイドですよね。
触ってないから、プレーに関与していないというのは無理があると思う。
ユナイテッドサポーターには堪らない勝利でしたね。シティに対しては当然ハーランが云々と言うことになりますが、ここまでの結果が出ていただけに指摘しづらい面があったかも。ハーランドが変わるべきですし、前線ももっとポケットに入り込まないと。
ダビ・シルバの不在が未だに解消されてない。