2023.01.17 選手トピックス
現地記者は軒並み激賞!リヴァプール戦で躍動した三笘薫の採点と観戦レポートを集めてみました!
「左サイドで素晴らしく、特に前半はリヴァプールにあらゆる問題を引き起こした。後半も最初の45分間と同じようにゴール前に侵入し、マーチにパスを通して先制点を挙げた。とても素晴らしいプレイだった」(デイリー・メール/採点9=1位)
「トレント・アレクサンダー=アーノルドは、三笘薫によって惨めな午後の時間を過ごすことになった」(スカイスポーツ/採点8=2位)
「三笘薫はブライトンの左サイドで常に脅威となっていた。シュートを枠に飛ばせば、もっとうまくいくはずだった」(ユーロスポーツ/採点9=1位)
「ワイドに展開し、アレクサンダー=アーノルドを常に翻弄して攻撃のスピードを上げた。マーチへのパスはアシストに値するものだったが、わずかにかすってしまった」(90MIN/採点8=2位)
「アタッキングサードで、常に変化をもたらそうとしていた。TAAにあらゆる種類の問題を引き起こした。マーチの先制点を見事にアシストした」(サセックスワールド/採点8=2位)
「トレント・アレクサンダー=アーノルドは、終始彼の後を追いかけていた。この日本のスターは、何度もDFに自分の影を追わせた。ずっと脅威であり続け、マーチの先制点をアシストした」(サセックスライブ/採点9=1位)
現地メディアの採点は、軒並み「8」か「9」。プレミアリーグ20節のリヴァプール戦で、アーノルドとのマッチアップを制した三笘薫が絶賛されています。「デイリー・メール」は、プレーヤーレーティングの記事の見出しに、クロップ監督のプランを崩壊させたウインガーの名前を採用しています。
「ジョエル・マティプはブライトン戦で悪夢のような午後を過ごし、トレント・アレクサンダー=アーノルドは三笘薫に苦戦を強いられた」
攻撃時は4-3-3、守備にまわったときは3-2-3-2を選択したクロップ監督は、アーノルドを高い位置に配することによって三笘を下がらせ、攻めに転じた際に一気にゴールに迫ろうとしたのでしょう。このプランは、試合開始から15分も経たないうちに、失敗の予感が漂い始めました。
左サイドで2人を一気に抜き去った三笘を、アーノルドがつかんでイエローカード。18分にはマティプも三笘を後ろから倒し、カードを突き付けられています。29分には、スルーパスに走り込んでアーノルドを置き去りにし、アリソンと1対1。30分過ぎからも、何度も左サイドを突破し、レッズの守備陣を混乱させました。
0-0で折り返した50分、ショートカウンターからソリー・マーチのゴールを生んだラストパスは、ブライトンサポーターとニッポンのプレミアリーグファンにとってはアシストでしょう。89分に交代となると、アメックスは一斉にスタンディングオベーション。現地メディアは通常の採点に留まらず、三笘のパフォーマンスを深掘りするレポートも出ています。
「アメックスの勝者と敗者」のコーナーで、日本代表のドリブラーを称賛したのは「Goal」です。「ブライトンが大金を手にしそうな逸材」と評したニール・ジョーンズ記者は、情熱的な筆致で恍惚の90分を振り返っています。
「ロベルト・デ・ゼルビの左サイドで先発した彼は、トレント・アレクサンダー=アーノルドと対峙し、あまりにも速く、あまりにも鋭かった。イングランド代表を何度も抜き去り、危険なポジションに飛び込んだ。アリソンや必死のDFに何度も阻まれたが、ワンチャンスを活かしてマーチの先制点を演出した」
「交代したとき、スタンディングオベーションを受けていたけど、決して不思議ではない。素晴らしいディスプレイ。リヴァプールに必要な選手なのではないか?実際、獲れるのだから」
地元メディア「サセックスライブ」のリチャード・ミルズ記者は、中盤と両サイドのウイングのクオリティがチームを前進させていると主張。指揮官のコメントを取り上げながら、三笘とマーチに対する期待がいかに高いかをレポートしています。
「(ソリー・)マーチは今、絶好調。三笘はボールを持てばいつでも致命的に見える。この日本代表選手は、最近の9試合で4ゴール2アシストを記録している。ブライトンは強力なCFに頼らず、ゴールを陥れる方法を見出した」
「デ・ゼルビ監督は、マーチと三笘に課題を与えている。2人には、2ケタゴールを達成させたいと考えているのだ。『ソリーと賭けをした。彼は10ゴール以上決めなければならない。今、彼は5ゴールだ。三笘のように、もっと決められるはずだから、この目標にした。三笘とマーチが10ゴール以上なら、上位に食い込むことができるだろう』とイタリア人は語った」
最後に紹介するのは、「エクスプレス」のライアン・テイラー記者が書いたロングレポートです。クロップ監督が取った戦術を「自殺行為」と評し、「トレントは指示に従っただけだったのに、無防備な状態にさせられた」と振り返っています。
「今、ブライトンサポーターの誰もが口にする新たな快足FW、それが三笘薫である。驚くべき才能の持ち主。彼のペースとトリックに感心しないわけにはいかない。多くの場合、予測可能なのに、ひとたびバーナーに点火したら止められない」
「前半はトレント・アレクサンダー=アーノルドを置き去りにし、ジョエル・マティプもスピーディーな日本のスターを押さえ込むのに苦労していた。この大柄なDFは、イエローカードをもらっている。三笘がボールを持つたびに、決定的なことが起こりそうだった。辛抱強くチャンスを待ち続けた三笘は、プレミアリーグで安定したプレイを披露し、今では毎週戦えている」
「トロサールとは全く違うタイプの選手だが、より危険で、止めるのが難しい。サウスコーストへのトリッキーなアウェイの旅において、彼の加速と電撃的なペースがリヴァプールの大きな問題だった」
「ブライトンの才能を見抜く目は、プレミアリーグでもヨーロッパでも比類なきものだ。三笘の獲得に乗り出すことができた者は、そう多くはなかったはずだ。しかしそのうち、モイセス・カイセドやアレクシス・マック・アリスターとともに、新たな行き先が告げられるのだろう」
ワールドカップでスペインとドイツを倒した経験が、大きな自信になっているのでしょう。最後にひとつだけ、押さえておきたいことがあります。守備が課題といわれるトレント・アレクサンダー=アーノルドですが、ひと頃はイングランド代表でレギュラーだったSBであり、チャンピオンズリーグを制したチームの主軸です。
彼を振り回すなどという芸当は、簡単にできることではありません。だからこそ、これだけ多くのメディアが驚きをもって三笘のパフォーマンスに注目しているのだと思います。うれしい話ですね。21節はアウェイでレスター。次こそは、ロベルト・デ・ゼルビ監督が期待するゴールシーンを!
「トレント・アレクサンダー=アーノルドは、三笘薫によって惨めな午後の時間を過ごすことになった」(スカイスポーツ/採点8=2位)
「三笘薫はブライトンの左サイドで常に脅威となっていた。シュートを枠に飛ばせば、もっとうまくいくはずだった」(ユーロスポーツ/採点9=1位)
「ワイドに展開し、アレクサンダー=アーノルドを常に翻弄して攻撃のスピードを上げた。マーチへのパスはアシストに値するものだったが、わずかにかすってしまった」(90MIN/採点8=2位)
「アタッキングサードで、常に変化をもたらそうとしていた。TAAにあらゆる種類の問題を引き起こした。マーチの先制点を見事にアシストした」(サセックスワールド/採点8=2位)
「トレント・アレクサンダー=アーノルドは、終始彼の後を追いかけていた。この日本のスターは、何度もDFに自分の影を追わせた。ずっと脅威であり続け、マーチの先制点をアシストした」(サセックスライブ/採点9=1位)
現地メディアの採点は、軒並み「8」か「9」。プレミアリーグ20節のリヴァプール戦で、アーノルドとのマッチアップを制した三笘薫が絶賛されています。「デイリー・メール」は、プレーヤーレーティングの記事の見出しに、クロップ監督のプランを崩壊させたウインガーの名前を採用しています。
「ジョエル・マティプはブライトン戦で悪夢のような午後を過ごし、トレント・アレクサンダー=アーノルドは三笘薫に苦戦を強いられた」
攻撃時は4-3-3、守備にまわったときは3-2-3-2を選択したクロップ監督は、アーノルドを高い位置に配することによって三笘を下がらせ、攻めに転じた際に一気にゴールに迫ろうとしたのでしょう。このプランは、試合開始から15分も経たないうちに、失敗の予感が漂い始めました。
左サイドで2人を一気に抜き去った三笘を、アーノルドがつかんでイエローカード。18分にはマティプも三笘を後ろから倒し、カードを突き付けられています。29分には、スルーパスに走り込んでアーノルドを置き去りにし、アリソンと1対1。30分過ぎからも、何度も左サイドを突破し、レッズの守備陣を混乱させました。
0-0で折り返した50分、ショートカウンターからソリー・マーチのゴールを生んだラストパスは、ブライトンサポーターとニッポンのプレミアリーグファンにとってはアシストでしょう。89分に交代となると、アメックスは一斉にスタンディングオベーション。現地メディアは通常の採点に留まらず、三笘のパフォーマンスを深掘りするレポートも出ています。
「アメックスの勝者と敗者」のコーナーで、日本代表のドリブラーを称賛したのは「Goal」です。「ブライトンが大金を手にしそうな逸材」と評したニール・ジョーンズ記者は、情熱的な筆致で恍惚の90分を振り返っています。
「ロベルト・デ・ゼルビの左サイドで先発した彼は、トレント・アレクサンダー=アーノルドと対峙し、あまりにも速く、あまりにも鋭かった。イングランド代表を何度も抜き去り、危険なポジションに飛び込んだ。アリソンや必死のDFに何度も阻まれたが、ワンチャンスを活かしてマーチの先制点を演出した」
「交代したとき、スタンディングオベーションを受けていたけど、決して不思議ではない。素晴らしいディスプレイ。リヴァプールに必要な選手なのではないか?実際、獲れるのだから」
地元メディア「サセックスライブ」のリチャード・ミルズ記者は、中盤と両サイドのウイングのクオリティがチームを前進させていると主張。指揮官のコメントを取り上げながら、三笘とマーチに対する期待がいかに高いかをレポートしています。
「(ソリー・)マーチは今、絶好調。三笘はボールを持てばいつでも致命的に見える。この日本代表選手は、最近の9試合で4ゴール2アシストを記録している。ブライトンは強力なCFに頼らず、ゴールを陥れる方法を見出した」
「デ・ゼルビ監督は、マーチと三笘に課題を与えている。2人には、2ケタゴールを達成させたいと考えているのだ。『ソリーと賭けをした。彼は10ゴール以上決めなければならない。今、彼は5ゴールだ。三笘のように、もっと決められるはずだから、この目標にした。三笘とマーチが10ゴール以上なら、上位に食い込むことができるだろう』とイタリア人は語った」
最後に紹介するのは、「エクスプレス」のライアン・テイラー記者が書いたロングレポートです。クロップ監督が取った戦術を「自殺行為」と評し、「トレントは指示に従っただけだったのに、無防備な状態にさせられた」と振り返っています。
「今、ブライトンサポーターの誰もが口にする新たな快足FW、それが三笘薫である。驚くべき才能の持ち主。彼のペースとトリックに感心しないわけにはいかない。多くの場合、予測可能なのに、ひとたびバーナーに点火したら止められない」
「前半はトレント・アレクサンダー=アーノルドを置き去りにし、ジョエル・マティプもスピーディーな日本のスターを押さえ込むのに苦労していた。この大柄なDFは、イエローカードをもらっている。三笘がボールを持つたびに、決定的なことが起こりそうだった。辛抱強くチャンスを待ち続けた三笘は、プレミアリーグで安定したプレイを披露し、今では毎週戦えている」
「トロサールとは全く違うタイプの選手だが、より危険で、止めるのが難しい。サウスコーストへのトリッキーなアウェイの旅において、彼の加速と電撃的なペースがリヴァプールの大きな問題だった」
「ブライトンの才能を見抜く目は、プレミアリーグでもヨーロッパでも比類なきものだ。三笘の獲得に乗り出すことができた者は、そう多くはなかったはずだ。しかしそのうち、モイセス・カイセドやアレクシス・マック・アリスターとともに、新たな行き先が告げられるのだろう」
ワールドカップでスペインとドイツを倒した経験が、大きな自信になっているのでしょう。最後にひとつだけ、押さえておきたいことがあります。守備が課題といわれるトレント・アレクサンダー=アーノルドですが、ひと頃はイングランド代表でレギュラーだったSBであり、チャンピオンズリーグを制したチームの主軸です。
彼を振り回すなどという芸当は、簡単にできることではありません。だからこそ、これだけ多くのメディアが驚きをもって三笘のパフォーマンスに注目しているのだと思います。うれしい話ですね。21節はアウェイでレスター。次こそは、ロベルト・デ・ゼルビ監督が期待するゴールシーンを!
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素晴らしいパフォーマンスでした。Jで観ていた選手がプレミアで活躍する、それもいつもの三苫そのままに、ですからたまりません。毎週試合を観るのが楽しみですね。