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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

契約延長交渉は難航、ライバルクラブはオファーを準備…どうする、メイソン・マウント!

プレミアリーグ2020-21シーズンは、36試合6ゴール5アシスト。昨季は32試合11ゴール10アシストという数字を残し、2年連続でチェルシーのサポーターズ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。メイソン・マウントは、24歳。1年前までは、スティーヴン・ジェラードやフランク・ランパードのように、クラブの顔として順調にステップアップしていました。

2020-21シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で、カイ・ハヴェルツのゴールをアシストしてビッグイヤーを獲得。クラブワールドカップでもトロフィーを手に入れています。プレミアリーグの過去3シーズンはTOP4キープ。FAカップは3年連続でファイナリストです。タイトルはいつも目の前にあり、イングランド代表としても大きな夢を実現できるポジションにいました。

常に上を見ていたメイソン・マウントのキャリアが歪みはじめたのは、2022-23シーズンに入ってからでした。チームの不振と歩調を合わせるように、最初の7試合はゴールもアシストもなし。グレアム・ポッター監督が就任した直後、ウルヴス戦で2アシスト、アストン・ヴィラ戦で2ゴールを記録したものの、その後の5ヵ月で1ゴールしか決めていません。

野心を抱いて乗り込んだカタールでも、3試合めのウェールズ戦以降はベンチスタート。途中出場のフランス戦でPKを得たシーンは、ハリー・ケインの失敗によって多くの人の記憶からかき消されました。公式戦32試合3ゴール6アシスト、プレミアリーグ23試合3ゴール2アシストは、彼のスタッツとは思えません。

ピッチではインパクトを残せていないメイソン・マウントですが、メディアでは注目を集めています。チェルシーとの契約が残り15カ月となる今も、延長交渉は進んでいません。6歳でアカデミーに加わった生え抜きは、安いサラリーのままで働いており、トッド・ベイリーオーナーが連れてきた新戦力の半額になることもあると報じられています。

「テレグラフ」のマット・ロウ記者によると、経営ボードとの間に確執はないとのこと。イングランド代表の主軸は、目を見張るほどの高額サラリーを要求しているわけではなく、クラブの長期的なヴィジョンと自らへの信頼を示してほしいと考えているようです。

ファブリツィオ・ロマーノさんは、クラブと選手の希望条件の間に大きなギャップがあり、未だ埋められる気配はないといっています。彼らの現状を知ったライバルクラブは、5000万ポンド程度で獲得できるならとアプローチを始めているといわれています。

「フットボールロンドン」によると、トップランナーはリヴァプール。中盤の刷新を目論むクロップ監督とスタッフは、口説く自信があるそうです。「ガーディアン」は、マンチェスター・ユナイテッドもジュード・ベリンガムより安い移籍金に魅力を感じていると伝えています。メイソン・マウントをトップ下に置いて、ブルーノ・フェルナンデスを1列下げるのでしょうか。

プレミアリーグで27ゴールは、スティーヴン・ジェラードが25歳のときと同じで、22アシストは25歳のランパードを5つも上回っています。チェルシーとメイソン・マウントにとっては、今こそが正念場。クラブにしてみれば、中盤の軸をまかせられる生え抜きを失うダメージは大きく、イングランド代表のチャレンジは、チャンスともリスクともいえます。

どうする、メイソン・マウント。多大な投資で強化を図るクラブを信頼し、ランパードのようなキャリアをめざすのか。巻き返しを図る名将のプランに自らの未来を重ね合わせるのか…!


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