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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

DFのリーダー不在、ストライカーの沈黙…敗戦間近のアーセナルに足りなかったもの。

ジェイミー・ヴァーディが最後にGKを抜いてしまい、「5試合連続1-0勝利」という怪記録を逃してしまったレスターが、チャンピオンズリーグ出場権獲得を決めました。1試合消化が少ないながらも勝ち点13差となってしまったアーセナルには、数字上は優勝のチャンスが残っていますが、レスターが残り5試合で3回コケても届かないという状況では、もう難しいでしょう。最近7試合のうち5試合を1-0で勝っている勝負強いレスターに対して、今季プレミアリーグにおけるアーセナルは、「ニューカッスルとの2試合以外に1-0で勝っていないチーム」です。

0-2のリードからキャロルに3発喰らったウェストハム戦は衝撃的でしたが、イギリスメディア「スカイスポーツ」は、この試合こそが今季のアーセナルを象徴していると指摘しました。ハーフタイム直前15分の失点が12とプレミアリーグワーストで、先行したゲームで失った勝ち点14はリヴァプールの17、クリスタル・パレスの15に次ぐワースト3位。「守備陣が耐えきれない」「攻撃陣が突き放せない」と、この数字には両面あるのですが、いずれにしても、試合を畳むことができなかったために多くの勝ち点を落とすシーズンとなりました。昨季プレミアリーグ王者のチェルシーと、今季のレスターは、いずれも畳み上手で、レスターが追いつかれて勝ち点を落としたのはマンチェスター・ユナイテッド、アストン・ヴィラ、WBA戦の3つのみ。アーセナルには2回とも逆転負けを喫していますが、他の18チームにひっくり返されたことはありません。プレミアリーグで優勝するためには、優位に立った試合をおかしくしないことは重要です。

アーセナルの今シーズンを振り返ってみましょう。キーワードは、「CLショック」「カソルラリタイア」「ストライカーの沈黙」です。CLショックは2回で、11月の第1次は「バイエルンショック」。アリアンツ・アレナで5-1と大敗した直後、プレミアリーグの3試合を1分2敗と崩れており、ノリッジには追いつかれ、WBAに逆転負けを喫しました。2月の「バルセロナショック」はさらに深刻で、0-2でやられたファーストレグとセカンドレグの間の5試合を1勝1分3敗と致命的なクラッシュ。5試合のうち4試合で2失点以上と守備陣が混乱をきたしてしまい、唯一勝ったFAカップ5回戦再試合のハル・シティ戦の0-4は、相手がチャンピオンシップ優先でメンバーを落とすという幸運に恵まれた勝利でした。欧州のトップクラブの強さを目の当たりにした直後に持ち崩すというメンタルの弱さが、「昨季の降格のプレッシャーに比べればラク」といいながら淡々と勝ち続けたレスターとの違いのひとつなのではないでしょうか。

バイエルンショックの直後、11月末にカソルラを失ったのも大きかったと思います。12月はプレミアリーグで4勝1敗と好調で、前半戦は首位に立ったものの、4勝のうち2つはアストン・ヴィラ、サンダーランドと降格候補。マンチェスター・シティに勝ったのはお手柄でしたが、1月からは再び失速を始めます。後半戦を語るキーワードのひとつが「ストライカーの沈黙」で、1月13日のリヴァプール戦の2発を最後にジルーはプレミアリーグノーゴール。ウォルコットの11戦2ゴールはストライカーの数字とはいえず、アレクシス・サンチェスは負傷離脱があったとはいえ、ノースロンドンダービーまで4ヵ月半もゴールから遠ざかりました。ウェルベックとイオビがスタメンとなり、アレクシスがゴールの決め方を思い出した直近は持ち直しましたが、チャンピオンズリーグとFAカップを失って開き直ったチームがゴールを量産するようになったときには、レスターの背中は見えなくなっていました。

アーセナルの上をいく2クラブに共通しているのは、プレミアリーグで20ゴールを挙げるストライカーがフルシーズン働いたことと、得点力のあるMFがエースを支えたこと、中盤の底に安定した守備力があったこと、そして強固なCBです。アルデルヴァイレルトとモーガンの「ニアと頭上は絶対に許さない」という気迫は、シーズン最少失点のトッテナムと後半戦は6失点(!)しかしていないレスターの象徴でした。ヴェンゲル監督は、「ザ・インヴィンシブルズ」にはあって今はないものに気づく必要があるのではないでしょうか。ティエリ・アンリ、ベルカンプ、ヴィエラ、ソル・キャンベル。今季のガナーズにはベルカンプはいたものの、ヴィエラは負傷で舞台を去り、あとの2人はいませんでした。試合の畳み方をチェフだけに託すのはさすがに酷です。ガブリエウとジルーには期待していたのですが…。無敗優勝の主役であるアンリの「アーセナルには20ゴールを決めるストライカーがいないから、優勝は難しい」という言葉には、今は無言で首を垂れるしかありません。夏にどこを補強すればいいのか、アーセナルの課題は明確です。

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“DFのリーダー不在、ストライカーの沈黙…敗戦間近のアーセナルに足りなかったもの。” への6件のフィードバック

  1. stotina より:

    いつも楽しく拝見しております。初コメント、失礼させていただきます。
    ご指摘の通りだと思いますが、細かい点を言えば、現状のスカッドをもっと柔軟に使ってほしかったなぁと思います。
    たとえば、エルネニーの起用にもっと早く踏み切れなかったのか。
    たしかにプレミアに馴染むには時間が必要という判断かもしれませんが、カソルラの離脱後、三列目は露骨に機能不全に陥っていた以上、もっと積極的に試してほしかったと思います。
    結局ラムジーの離脱まで切り替えに踏み切れなかったわけで。
    このほか、結果を出していたキャンベルの序列が相変わらず低いこと、チェンバースを今年も便利使いしていることなどなど、やや硬直化を感じました。
    まぁ、ベンゲル監督には、「柔軟」よりも「頑固」という形容が、良くも悪くも似合うのかもしれませんが(苦笑)。
    今後も楽しく拝見させていただきます。

  2. だしまる より:

    更新ご苦労様です。

    アーセナルにワールドクラスのストライカーがいないことは今季だけの問題ではないですし
    試合を上手く畳めないこともずっとそうだったはずです。シーズン中に大きく失速するのも
    もはやアーセナルの個性と言えるレベルですし主力選手に故障者が出るのも恒例行事です。
    もし・・・の話を持ち出すのならレスターを除く全クラブにあるでしょう。ユナイテッドも
    そうではないでしょうか?それはアーセナルだけの話ではないはずです。

    あくまでも問題はアーセナルが課題を何年間も解決出来ていないことではないでしょうか?
    そしてこれはベンゲルに責任があります。今季の無冠の責任はベンゲルが背負うべきです。
    その上でベンゲルが続投するなら言い訳を並び立てるのではなくどうやってこれらの課題を
    解決するか提示すべきです。そうでなければ自ら身を引くべきでしょう。

    私はアーセナルが完璧な補強をしてもそれだけでタイトルを獲れるとは思えません。補強は
    シティもユナイテッドもチェルシーもスパーズもレスターもリバプールも行いますからね。
    アーセナルが来季にタイトルを望むなら補強だけでは不十分だと思います。

    —–
    今年のアーセナル、おっしゃる通りカソルラの負傷離脱は一番の痛手でした。後ろからのフィード、パス、ドリブル、両利き足からのシュートに何でもできるゲームメーカー不在となってから、フィールドを落ち着かせることができていませんでした。去年のチェルシーしかり、今年のレスターの後半を見るにつけ1対0で勝てるチームがリーグ制覇に値すると思います。

    ただし、自分の中ではコクランの不在と復帰後の焦りからの不調もまた、痛かったと思っています。コクランは今のアーセナルメンバーにない熱さとクレバーさ、更に強靭な体をもつネクストヴィエラになりうる逸材です。彼がもっとチームの中心になって、フルシーズン、フィールドで吠えまくる未来のキャプテンとなることを夢見ています!

    サッカーはやはり背骨の部分が一番重要だと考えます。チェフの獲得でゴールマウスの心配はないし、カソルラ、コクラン、エルネニー+αでセントラルはある程度問題ないので、補強すべきポイントは以下の二点がマストだと思っています。

    ①強靭な肉体を持ってラインメークできるセンターバック
    ②20ゴールできる足元が上手くてフィジカルも強いストライカー

    ①はセインツにとられてしまったファンダイクか、ベンゲルさんが大好きなマンUのスモーリングがプレミアではベストと考えます。ただし、両チームとも出してはくれないでしょうし、コスト的にも難しいでしょうね。バルサのように足元が上手くて、フィジカルも強いボランチを取って、センターバックにコンバートも面白いかと思っています。ベンゲルラインでリーグアンから若い逸材を見つけて欲しいところです。

    ②は噂に出ているなかではユベントスのモラタが最適だと思います。フィジカルも強く足元も上手いのですぐにプレミアにフィットすると思います。サンチェスが相棒として欲しがっているチチャリートも面白いですが、タイプがサンチェスと被ってしまいそうで難しいでしょうね。プレミアの中ではワトフォードで孤軍奮闘しているイガロが二番手ですかね!いずれにしてもウェルベック、ジルーとタイプが異なるセカンドストライカーは揃っているので、エース候補をお金をかけてでも確保して欲しいと思っています。

    すみません、完全にパブでのサッカー談義になってしました。

    —–
    更新お疲れ様です。

    このタイミングで、アーセナルが優勝争いから脱落するとは思っていませんでした。
    サポーターからも解任の是非が囁かれ始め、なんだか一抹の寂しさを感じます。
    解任となると、ヴェンゲルのアーセナルを誰が引き継げるのかが問題です。
    リヴァプールはクロップ監督という希望を手に入れるまで何年もかかり、クロップ監督ですらリヴァプールに栄光の時代をもたらしてくれるかわかりません。
    マン・ユナイテッドもファーガソン御大からのバトンを引き継ぐことができませんでした。
    私はぜひヴェンゲル監督には留まっていただき、来年参戦となるペップさんやコンテさんの挑戦をこれまでのプレミアを牽引してきたクラブや監督を代表して受けていただきたいと考えています。
    ですが、ヴェンゲル監督にもいつか終わりが来る…、今季のレスター、スパーズの躍進はこれまでの時代に終わりを告げるシーズンになってしまうのでしょうか。
    私はもう少しヴェンゲルのアーセナルを見たい気持ちでいっぱいです。

    ちょっと話題から逸れてしまったかもしれませんが、ヴェンゲル監督の巻返しに期待ということで。

    —–
    更新お疲れ様です。二つの要因は例年通り。そこにCLショックが加わり・・・そうすると、ギリシャでの歓喜の夜が、今シーズンのターニングポイントの一つだったかもしれません。あそこで負けていれば、塞翁が馬ですねえ。
    コシールニーの相棒、ストライカー、MFをもう一枚、ウォルコット・ウィルシャーの伸び悩みと怪我。ここ数年の課題は全く変わらずで書いていて悲しくなってきます。また、ベルカンプに匹敵する希望の星ながら、出ていく・・・というエジルの噂が気になります。 もう一つ気になるのがベンゲルさんの育成手腕。セスクやロビンのような成功事例が減り伸び悩みが目立つこと。近年、ワールドクラスに育った選手ってコシールニー位。惜しい所で怪我やなんやかやで伸び悩みがウォルコット・ウィルシャー、ギブス、ジルー、ラムジー、シュチェスニー、準ワールドクラスに育ってきたのがコクラン、ペジェリン。
    ワールドクラスの基準は私基準なのですみません適当です。
    エジル・サンチェス・カソルラ・チェフとスターを買えるようになったら、育成できなくなったのではベンゲルさんらしくありません。エジルを軸にアンリ二世が来れば・・・

  3. queen より:

    ほんと、波のありすぎるチームで応援する方も一喜一憂の連続で大変です(苦笑

    苦しい時に頼れるキャプテンが必要だと思います

    お隣のケイン、同国のマルシャル、イタリアのデイバラなど若くて頼りになる存在って素晴らしいですよね

    イウォビにも頑張ってもらいたいのですが、やはり多少高くても渋らずルカク、モラタを狙いに行って欲しいです

    ウォルコットは自分的に見切りがついたのですが、ウィルシャーは諦められないんですよねぇ…

    —–
    アンリ以降のストライカーを思い返すと、ワールドクラスと言えるのはファン・ペルシくらいで、ジルーとエドゥアルドはそこそこ、アデバ、ベントナー、シャマフは…。
    守備的中盤とセンターバックも大体同じような感じですよね。
    選手だけでなく、コーチやトレーナー陣等の再編成も視野に入れて、これからチーム作りをしてほしいのですが。

  4. makoto より:

    stotinaさん>
    エルネニーはおっしゃるとおりですね。一方でラムジーの右サイド起用、イオビとウェルベックのコンビなど、柔軟な姿勢はなかったわけでもないと思います。ジョエル・キャンベルはもったいないですね。あれだけいろんなことができる選手なので、もっとコンビネーションのクオリティが上がれば結果を出してくれるものと思います。

    tomoさん>
    「課題は明確」とはいいましたが、「補強だけで優勝できる」とはいっておりません。ストライカーについては、無策だったわけではなく、「ジルーとウォルコットを評価し、ジャンプアップを促す」姿勢だったのでしょう。是非はともかく、レスターが継続路線のなかでヴァーディがブレイクして成功したように、あるいはスパーズが補強の重心を後ろに置いて前は既存戦力中心としたように、考え方としてはないわけではないと思います。私がいいたかったのは、結果論でどこがダメということではなく、「いくつか、明確に変化させなくてはいけないところがありますよね」ということです。今季、期待をしたのに良化の兆しが見えなかった何人かの選手とそのポジションについて。

    ヤンガナ大好きさん>
    いやいや、パブでのサッカー談義こそがおもしろいじゃないですか。ぜひぜひ。補強ポイントについては同感で、ストライカーについてはルカクなどおもしろいかなと思っておりました。CBは、ガブリエウを獲ったとき、ヒットではないかと思っていただけに難しいです。マノラスはローマ大好きと聞いてますが、適任なのではないかと思います。

    nyonsukeさん>
    私も、いい監督の選択肢が少ないこともあるので来季は続投、その先のことは年末までにヴェンゲルさんを交えて決める、といった感じがいいのではないかと思ってました。おっしゃるように、ヴェンゲルVS新指揮官の戦いが見たい、というのもあります。

    だしまるさん>
    イオビ、ベジェリン、コクランに加えて、ビエリクやゼラレムなどが出てくるとおもしろいです。生え抜きから次世代スターが出てきてクラブが底上げさせる、という形が経済的にもサポーターの盛り上がり的にも理想ですよね。

    新米グーナーさん>
    ルカクは一緒です。ウィルシャーを見限れないのもわかります。あれだけアーセナル愛を見せられれば、ほだされちゃいますよね。

    queenさん>
    育成による下からの吸い上げやマルシアル的な選手の先行投資と、来季結果を出すための即戦力獲得をどういうバランスでまわすか、がテーマかと思います。

  5. プレミアリーグ大好き! より:

    いつも丁寧なコメント有難うございます。

    私もベンゲルが無策だったとは思っていません。補強による戦力強化でなくウォルコットと
    ジルーに期待したことは私も理解できます。CBもガブリエウがメルテザッカーから自らの
    パフォーマンスでレギュラーの座を奪うことを期待していたのでしょう。理解出来ます。

    私の表現が稚拙だからでしょうが・・・私はベンゲルの姿勢と判断は間違いではなかったと
    今でも思っています。それでも結果が明確に出た以上はあくまでも結果で論じるべきだとも
    思います。だとすればアーセナルが無冠に終わった責任はベンゲルが負うべきでしょう。

    来期に向かってアーセナルとベンゲルはその姿勢と判断において変化が必要だと思います。
    チーム強化の発想や戦術面は言うに及ばずメディカル部門の強化も必須でしょう。外部から
    ワールドクラスを獲得し機能しなかった選手を放出すればタイトルに近付けるという単純な
    話ではないような気がするのですが・・・という主旨で書いたつもりでした。

    —–
    私は得点力にはそれほど不満はないので何もいえませんが
    守備に関しては、個々の能力不足というより組織のフィットがまだ不完全であると思っています。
    今季から出番の増えたガブリエウを組み込んだ最終ラインももちろんそうですが、後半エルネニーを組み込んでしまうと守備の6人の中に二人の若手が組み込まれることになりますし、昨シーズンのメルテザッカー+ジルーのセットプレーの高さを欠く組み合わせになります。(各選手のパフォーマンスを加味した結果ですので致し方ありませんが)
    さらにコシエルニーの安定感はメルテザッカーとの関係によるものが大きく、その意味でもガブリエウとのコンビで安定感を出すにはまだまだ経験が足りないと思います。
    メルテザッカーとガブリエウの選手としての特性も違いが大きく、以前までのプレーをそのままトレースするには酷だとも思います。
    (コシエルニーが代表で途端に安定感を失うのは、セットになる選手との関係性の違いや相互理解が足りない部分が大きいと思います)
    エルネニーはプレー中に味方からアピールされるのを幾度と無く見ますので、まだプレーの理解もおそらく言語理解も十分ではないと思いますから、投入するのはギャンブルだったでしょう。
    ともかくアーセナルは全体的にセンシティブで、特に若手が守備組織に組み込まれることの多い今シーズンは舵取りが難しかっただろうというのが現在の雑感です。
    私は今のスカッドには掘り出す金塊があと3年分はあると思いますので、その分数年は楽しめそうです。

  6. makoto より:

    tomoさん>
    「ワールドクラスのストライカーとCBがいれば優勝する」という単純な話である可能性を否定できないくらい、今のアーセナルの中盤は充実しているとも思います。結果で評価されるということには賛成ですが、「ずっと同じ課題があるのに無策だった」ということでもないかなと思います。ファン・ペルシはいたのに後ろが不安だったという時代もありましたし。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    ファン・ハール監督が早期にブリントをフィットさせ、ポチェッティーノ監督が強固な守備ラインを創ったのを見ると、ヴェンゲル監督が組織力で守備のクオリティを上げるのが不得手である、とはいえるのかもしれません。

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