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ビッグ6の中盤が変わる!? ワールドクラスの個人合意報道が続出、マン・シティはコヴァチッチ!

「マンチェスター・シティは、夏にマテオ・コヴァチッチを獲得するための具体的な交渉を開始した。ここ数日、選手の陣営と個人条件について前向きな話し合いが行われていた。チェルシーは、中盤革命の一環としてコヴァチッチ売却に前向きだ。交渉は続く見通し」

チェルシーMFの移籍に関するツイートをTOPに固定しているファブリツィオ・ロマーノさんは、早期に決まると読んでいるのでしょう。2018年にレアル・マドリードからやってきたマテオ・コヴァチッチは、主軸として5シーズンを過ごした後、プレミアリーグ3連覇の最強チームを新たなステージとするようです。

プレミアリーグのビッグ6は、揃って中盤の強化を進めており、個人合意報道が続出しています。アーセナルはデクラン・ライス、マンチェスター・ユナイテッドはメイソン・マウント、リヴァプールはマック・アリスター。余剰戦力の売却を急がないといけないチェルシーは、モイセス・カイセドの獲得を諦めていません。

欧州へのチケットを手に入れたダークホースたちも、即戦力のMFを押さえようとしています。マック・アリスターとカイセドを失う可能性が高いブライトンは、ドルトムントのマフムド・ダフードと合意に達し、ジェームズ・ミルナーも獲得濃厚。ニューカッスルのターゲットは、ジェームズ・マディソンとハーヴィー・バーンズのレスターコンビです。

コヴァチッチの話に戻りましょう。トレブルをめざすマン・シティがシーズンを終える前に動いているのは、フリーエージェントとなるイルカイ・ギュンドアンの引き留めを諦めたからでしょうか。スペインの「スポルト」は、3年契約を提示したバルサがアーセナルを押さえて獲得寸前に迫っていると伝えています。

イギリスメディア「90MIN」によると、チェルシーが要求する移籍金は3500万ポンド(約61億円)。コヴァチッチの代理人との交渉を順調に進めているマン・シティにとって、この金額は問題にならないようです。インテルとの決戦を終えた後、ブルーズとディテールを詰めて、すんなり「DONE DEAL」となる見通しです。

2016年にマンチェスターにやってきたギュンドアンは、6シーズンでプレミアリーグ188試合44ゴール。5年めを終えたコヴァチッチは142試合4ゴールで、得点力は元ドイツ代表が明らかに上です。精度の高いパスで勝負するクロアチア代表は、ペップとの出会いによって化学反応を起こすのでしょうか。ギュンドアンの得点力が上がったのは、30歳になってからです。

個人合意報道がある選手のなかで、最初に決まりそうなのはマック・アリスターで、コヴァチッチのアナウンスはその次になるのではないでしょうか。新たなシャツに違和感がなさそうなのはコヴァチッチ、慣れるのに時間がかかりそうなのはデクラン・ライス…来季の開幕戦が楽しみですね。(マテオ・コヴァチッチ 写真著作者/Amir Hosseini)


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“ビッグ6の中盤が変わる!? ワールドクラスの個人合意報道が続出、マン・シティはコヴァチッチ!” への1件のコメント

  1. アイク より:

    コヴァチッチ、4ゴールだけなんですね
    レッズの被弾したスーパーミドルの印象が強烈だったので意外でした。
    いずれにしてもシティに渡したくない選手の一人です…!

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