ペップ補強第1号、決定!ユーロ欠場のギュンドアンがマンチェスター・シティへ
ドルトムントのセントラルMF、イルカイ・ギュンドアンのプレミアリーグデビューが決まりました。契約期間は4年。マンチェスター・シティの公式サイトは、ペップ・グアルディオラ監督の補強第1号となったプレイメーカーの話題で埋め尽くされています。「ギュンドアンの知っておくべきこと」と名付けられたコンテンツでは、最終ラインとストライカーをつなぐパスマスターであること、クロップ監督がパーフェクトな選手だとリスペクトしていたこと、ナスリがいるために背番号8ではない新しいナンバーが検討されていることなどが紹介されています。ドルトムントの5年間でブンデスリーガ105試合出場、10ゴール。昨季のチャンスメイク数は26。パスセンスもさることながら、的確なプレスとスペースのカバーリングも魅力です。親友の香川真司に4年遅れてプレミアリーグに登場したセンスあふれるMFは、ペップサッカーにフィットするのに、さほど時間はかからないはずです。フンメルスがライバルのバイエルンに移籍すると発表したドルトムントにとっては、いきなり飛車角落ちとなる苦しいオフシーズンですが、早く決まったのが唯一の救いでしょう。
「ドルトムントでは最高の時間を過ごした。5年をともにしたクラブとサポーターには感謝している。僕がプレイするためのプラットフォームを築いてくれた。彼らが示してくれた信頼と忍耐のおかげで、僕は成長することができた」
ドルトムントでは度重なる負傷に苦しみ、2013-14シーズンはリーグ戦出場1試合に終わったギュンドアンは、常にサポートし続けてくれた古巣への愛情と感謝を伝えることも忘れておりません。ユース年代から代表チームで活躍し、フル代表デビューから5年めとなるMFに懸念があるとすれば、スケジュールがタイトなプレミアリーグでシーズンを通じて活躍できるかどうかでしょう。ブンデスリーガでは、30試合以上出場したシーズンはゼロ。昨季の終わりに、練習のウォーミングアップでバスケットボールに興じて膝の関節を脱臼し、無念のユーロ欠場となったギュンドアンの新シーズンに向けての始動が遅れるのは確実です。現在のマンチェスター・シティのメンバーのなかで、グアルディオラ監督が合格点を与えている選手はアグエロ、フェルナンジーニョ、デブライネの3人だけとも伝えられており、ギュンドアンの合流が遅れれば、新監督は理想とは乖離したチームで開幕を迎えることになるでしょう。
「彼はインテリジェンスがあり、多様性に優れており、さまざまな役割を果たすことができる。サポーターは、彼のテクニックと運動量を享受することになるだろう」。マンチェスター・シティの強化部門のトップであるチキ・ベギリスタイン強化責任者が手離しでリスペクトするMFは、秋を迎える前に、われわれの前で素晴らしいパスワークを披露できるでしょうか。ユーロの開幕前に大きな動きがあるとすれば、そのひとつはギュンドアンではないかと楽しみにしていたのですが、さすがはマンチェスター・シティ、大事なディールをあっさり着地させました。「Welcome,Ilkay」。アーセナルは、昨シーズンのチャンピオンズリーグで、バイエルン・ミュンヘンの中盤を支配するシャビ・アロンソの速い縦パスに手を焼きましたが、ペップのマン・シティでその役割を担う選手が早々に決まりました。これは、怖い。ペップ様、われわれの監督は、あなたとトークバトルはしないと宣言しております。ストライカーとCB以外は獲らない穏やかな夏にしましょうと伝えておきますので、何卒お手柔らかに。(イルカイ・ギュンドアン 写真著作者/Michael Kranewitter)
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1人目が決まりました
ペップ後が監督だから獲得できたでしょう
怪我人が多いのがきになりますが攻守に貢献してくれるでしょう
とても良い補強で早く決められたのも良いですね
また一人楽しみな選手がプレミアに参戦ですね。
ナスリがいるから、8番は着けれないとありますがこれは皮肉ととらえたのは私だけでしょうか (笑)
シティはこのままビルバオのラポルトも取りに行くでしょうね。
シティふぁんさん>
負傷をきちんとなおしてプレミアリーグデビューしてほしいですね。
yutoさん>
あっさり、ラポルトも決まるでしょう。何人いきますかね。