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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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クドゥス、マヴロパノス、リンガード…ウェストハムが怒涛の追い込みで即戦力の獲得交渉に注力!

ティム・シュタイテンTDとモイーズ監督の確執は収まったのでしょうか?ついこないだまで、プレミアリーグで唯一補強ゼロのクラブだったウェストハムが、怒涛の追い込みを見せています。アヤックスのエドソン・アルバレスを3540万ポンドで獲得し、サウサンプトンのウォード=プラウズに3000万ポンド。中盤強化の後は、前線とCBに目を向けています。

「スカイスポーツ」のライブブログによると、現在進行形のディールは3つです。アーセナルからシュトゥットガルトに移籍したCBコンスタンティノス・マヴロパノスは合意に近づいており、アヤックスのモハメド・クドゥスは交渉中。ノッティンガム・フォレストで振るわなかったジェス・リンガードは、ウェストハムの選手たちとともにトレーニングしているそうです。

マンチェスター・ユナイテッドのハリー・マグワイアを3000万ポンドで獲ろうとしていたハマーズは、本人に拒否され、説得できたとしても時間がかかると見て撤退しました。アーセナルでプレミアリーグ出場7試合に終わった後、ドイツでレギュラーに定着したマヴロパノスは、ノッティンガム・フォレスト、ウルヴス、フランクフルトと競合するといわれています。

アーセナルが獲得を熱望していたデクラン・ライスを1億500万ポンドで売却した後、2750万ポンドでジャンルカ・スカマッカをアタランタに譲ったクラブは、争奪戦では負けないでしょう。2022年にシュツットガルトがアーセナルに支払った移籍金は450万ポンド。1300万ポンド程度で獲れるといわれているマヴロパノスは、勝手知ったるプレミアリーグは問題なしでしょう。

一時期、ブライトンの本命といわれていたモハメド・クドゥスは、ルーカス・パケタが退団した際の後釜として考えているようです。7000万ポンドを拒否されたマンチェスター・シティは、1000万ポンドを加えてリトライするといわれており、9000万ポンドを主張するハマーズが折れると見られています。

1年前にリヨンからやってきたルーカス・パケタは、プレミアリーグにフィットするのに時間がかかり、初年度は公式戦43試合5ゴール7アシスト。アヤックスで42試合18ゴール7アシストだったクドゥスなら、サポーターの期待感はより高まるでしょう。移籍金3400万ポンドは問題なし。ブライトンはカイセドの後釜探しが忙しいのか、主要メディアの見出しにならなくなっています。

シュタイテンTDは、アヤックスとの交渉のためオランダに足を運んでいるとのこと。本人は移籍に前向きで、ルーカス・パケタの去就が決まればこちらも動くはずです。彼らがどうなるにせよ、ジェス・リンガードは入団するでしょう。2020-21シーズンのハマーズで、プレミアリーグ16試合9ゴール5アシストという数字を残した30歳は、トレーニングで評価を高めています。

30歳のアタッカーはフリーエージェント。1年契約でもOKでしょう。「スカイスポーツ」のダルメシュ・シェス記者は、「フィットネスをキープするためにウェストハムに来て、クラブ関係者全員に好印象を与えているものと思われる。短期契約を結ぶ可能性は排除できない」といっています。

エドソン・アルバレス、ウォード=プラウズにマヴロパノス、クドゥス、リンガード…全員揃えば、プレミアリーグとヨーロッパリーグが楽しみになります。アヤックス勢とマヴロパノスがシュタイテン推しで、ウォード=プラウズとリンガードはモイーズチョイスでしょうか?舞台裏がどうあれ、表に出てきている名前に違和感はありません。


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