2023.09.08 マンチェスター・ユナイテッドの話題
最大10人不在のブライトン戦は?その後の理想は?マン・ユナイテッドのベストメンバーを考える。
プレミアリーグ開幕から2勝2敗。アウェイとはいえ、トッテナムに2-0、アーセナルに3-1の敗戦には戦術的な完成度の差を感じさせられました。ウルヴス戦で機能しなかったメイソン・マウントは、スパーズ戦で負傷リタイア。軽傷と伝えられていたものの、復帰予定は9月末のクリスタル・パレス戦にずれ込んでいます。
最終ラインに不可欠なラファエル・ヴァランは、0-2から逆転したノッティンガム・フォレスト戦のハーフタイムに戦線離脱。アーセナル戦では、後半の勝負どころでリサンドロ・マルティネスが座り込んでしまいました。ヴァランも早くて9月末といわれており、アルゼンチン代表が早期に回復しなければ、ブライトン戦とバーンリー戦はリンデロフ&マグワイアです。
最初の4試合で完勝といえる試合がひとつもないチームは、負傷者8人を欠いた状態でデ・ゼルビのチームに挑むことになるかもしれません。さらに、指揮官に反旗を翻したサンチョと、DV疑惑が話題になっているアントニーも、しばらくは出番を得られなくなりそうです。早くも正念場を迎えたテン・ハフのチームは、TOP4圏外に飛ばされてしまうのでしょうか。
いや、メディアの記者や評論家が騒いでるところにサポーターが乗っかると、指揮官や選手のストレスがいたずらに高まるだけです。ここはひとつ深呼吸をして、「ありがとうインターナショナルブレイク」と10回つぶやきましょう。そのうえで今、考えたいのは「休み明けのブライトン戦をどう戦うのか」。そして「この先、どんな布陣がベストなのか」です。
2つのテーマについて、できるだけ楽観的に考えてみることにします。GKオナナのパスワークは、やはりデ・ヘアより上。フリーで打たれるシーンでぎりぎりまで動かず、甘いコースに入ってきたボールに確実に触る冷静なセービングは、今後もチームを救ってくれるでしょう。右SBは、今や最も頼れるDFとなったワン=ビサカ。攻撃における貢献度も高まっています。
リサンドロ・マルティネスが欠場となれば、テン・ハフ監督はリンデロフとマグワイアを送り出しそうですが、レスター時代の冷静な守備を買って、ジョニー・エヴァンスとリンデロフでもいいのではないかと思います。左サイドは当面はダロトで、攻撃力を足したい展開になればレギロン投入でいいでしょう。
中盤はアムラバト、カゼミーロ、ブルーノの3人を並べたいところですが、モロッコ代表をいきなり起用するのが難しければ、カゼミーロとマクトミネイを並べて、ホイルンドの後ろにエリクセンがベターです。サンチョ、アントニー、メイソン・マウントが起用できない両サイドは、10番とキャプテンで、ガルナチョは後半から暴れてもらいましょう。
今はつぎはぎだらけの布陣を甘受するしかありませんが、先々を考えると希望が湧いてきます。GKオナナ、DFワン=ビサカ、ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー。中盤はアムラバトの脇にカゼミーロとブルーノ、前線はラシュフォード、ホイルンド、メイソン・マウント。4-3-3のほうが、カゼミーロのパスセンスを活かせると思いました。いかがでしょうか。
あの事件がなかったとしても、ドリブルで突破できずカットインが読まれやすいアントニーは、ゲームチェンジャーとしたほうがいいでしょう。前線で執拗にプレスをかけられるメイソン・マウントのベストポジションは、2列めの右あるいはウイングなのではないかと考えています。サンチョは指揮官と手打ちしていただき、右サイドでポジションを争ってもらえればと思います。
「6番、すなわちホールディングMFの獲得は、当初より私の願いのひとつだった。このポジションを高いレベルでこなせるのはカゼミーロだけで、他の選手を起用する場合は妥協しなければならない。しかしソフィアン・アムラバトがいれば、もうひとりいることになる」
「彼はカゼミーロと一緒にプレイできる。少し高い位置でもやれる。プレミアリーグのフットボールにも、チャンピオンズリーグにも合うだろう。とてもダイナミックで、チャンピオンズリーグでも活躍するはずだ。どちらも求められるものが高いけど」
アーセナル戦の試合後会見でアムラバトについて聞かれた指揮官は、2センターを想定して言葉を選んだのかもしれません。まずはブライトン。デ・ゼルビの猛攻をしのぐ方法は、デヴィッド・モイーズが教えてくれました。カウンターで対抗してしのぎ切り、ペップの背中が見えるポジションを何とかキープして、主力が揃う11月から反撃を開始していただければと願っています。
最終ラインに不可欠なラファエル・ヴァランは、0-2から逆転したノッティンガム・フォレスト戦のハーフタイムに戦線離脱。アーセナル戦では、後半の勝負どころでリサンドロ・マルティネスが座り込んでしまいました。ヴァランも早くて9月末といわれており、アルゼンチン代表が早期に回復しなければ、ブライトン戦とバーンリー戦はリンデロフ&マグワイアです。
最初の4試合で完勝といえる試合がひとつもないチームは、負傷者8人を欠いた状態でデ・ゼルビのチームに挑むことになるかもしれません。さらに、指揮官に反旗を翻したサンチョと、DV疑惑が話題になっているアントニーも、しばらくは出番を得られなくなりそうです。早くも正念場を迎えたテン・ハフのチームは、TOP4圏外に飛ばされてしまうのでしょうか。
いや、メディアの記者や評論家が騒いでるところにサポーターが乗っかると、指揮官や選手のストレスがいたずらに高まるだけです。ここはひとつ深呼吸をして、「ありがとうインターナショナルブレイク」と10回つぶやきましょう。そのうえで今、考えたいのは「休み明けのブライトン戦をどう戦うのか」。そして「この先、どんな布陣がベストなのか」です。
2つのテーマについて、できるだけ楽観的に考えてみることにします。GKオナナのパスワークは、やはりデ・ヘアより上。フリーで打たれるシーンでぎりぎりまで動かず、甘いコースに入ってきたボールに確実に触る冷静なセービングは、今後もチームを救ってくれるでしょう。右SBは、今や最も頼れるDFとなったワン=ビサカ。攻撃における貢献度も高まっています。
リサンドロ・マルティネスが欠場となれば、テン・ハフ監督はリンデロフとマグワイアを送り出しそうですが、レスター時代の冷静な守備を買って、ジョニー・エヴァンスとリンデロフでもいいのではないかと思います。左サイドは当面はダロトで、攻撃力を足したい展開になればレギロン投入でいいでしょう。
中盤はアムラバト、カゼミーロ、ブルーノの3人を並べたいところですが、モロッコ代表をいきなり起用するのが難しければ、カゼミーロとマクトミネイを並べて、ホイルンドの後ろにエリクセンがベターです。サンチョ、アントニー、メイソン・マウントが起用できない両サイドは、10番とキャプテンで、ガルナチョは後半から暴れてもらいましょう。
今はつぎはぎだらけの布陣を甘受するしかありませんが、先々を考えると希望が湧いてきます。GKオナナ、DFワン=ビサカ、ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー。中盤はアムラバトの脇にカゼミーロとブルーノ、前線はラシュフォード、ホイルンド、メイソン・マウント。4-3-3のほうが、カゼミーロのパスセンスを活かせると思いました。いかがでしょうか。
あの事件がなかったとしても、ドリブルで突破できずカットインが読まれやすいアントニーは、ゲームチェンジャーとしたほうがいいでしょう。前線で執拗にプレスをかけられるメイソン・マウントのベストポジションは、2列めの右あるいはウイングなのではないかと考えています。サンチョは指揮官と手打ちしていただき、右サイドでポジションを争ってもらえればと思います。
「6番、すなわちホールディングMFの獲得は、当初より私の願いのひとつだった。このポジションを高いレベルでこなせるのはカゼミーロだけで、他の選手を起用する場合は妥協しなければならない。しかしソフィアン・アムラバトがいれば、もうひとりいることになる」
「彼はカゼミーロと一緒にプレイできる。少し高い位置でもやれる。プレミアリーグのフットボールにも、チャンピオンズリーグにも合うだろう。とてもダイナミックで、チャンピオンズリーグでも活躍するはずだ。どちらも求められるものが高いけど」
アーセナル戦の試合後会見でアムラバトについて聞かれた指揮官は、2センターを想定して言葉を選んだのかもしれません。まずはブライトン。デ・ゼルビの猛攻をしのぐ方法は、デヴィッド・モイーズが教えてくれました。カウンターで対抗してしのぎ切り、ペップの背中が見えるポジションを何とかキープして、主力が揃う11月から反撃を開始していただければと願っています。
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