2023.09.28 FAカップ・リーグカップ2023-24FAカップ・リーグカップ
遠藤航が決勝アシスト、冨安健洋はCBで初先発…カラバオカップ3回戦でレッズ&ガナーズは無敗続行!
カラバオカップ3回戦の2日めは、マンチェスター・シティがニューカッスルにクリーンシートで敗退という事件が発生。その一方で、公式戦で無敗を続けるリヴァプールとアーセナルは、しっかり勝ち切って次のラウンドに駒を進めました。
プレミアリーグ復帰をめざすレスターをアンフィールドに迎えたリヴァプールは、今季公式戦8試合で5回めとなる3-1フィニッシュ。そのうち4回は、先制されてからの逆転勝利です。レスター戦も、3分にいきなり失点。これがないと気合が入らないのかとツッコミを入れたくなります。
左からFKを蹴ったツィミカスが、クリアをキープしようとしてアクギュンにつぶされ、カウンター発動。右から上がった29番はマカティアの動きを見て、カーティス・ジョーンズの裏にスルーパスを通しました。1対1になったケレハーに打つ手なし。左隅に流したボールがサイドネットを揺らしました。
遠藤航が左足でミドルシュートを放ったのは5分。この試合でレッズが得た最大の収穫は、日本代表がアンカーとして機能したことでしょう。ボールを受けてからの判断スピードが格段に上がっており、パスの大半を前に通していました。ロングフィードも、5本すべてがコンプリート。敵陣でたびたび見せたボール奪取も、攻撃への貢献度にカウントしていいでしょう。
彼の最大のハイライトは、終盤の決勝アシストです。48分に左サイドの遠藤からもらったフラーフェンベルフが、中央のガクポにラストパスを入れると、振り向きざまの一撃が右隅に決まって同点。70分にダルウィン・ヌニェスがつぶされ、こぼれ球を拾った遠藤は、すかさずボックス手前で空いていたショボスライに速いパスを通しました。
右足のミドルは、ゴール左上に突き刺さるファインゴール。2-1としたレッズは、90分に勝負を決める3点めをゲットします。FKの二次攻撃から、右サイドを突破したクアンサーがニアにグラインダー。右足のヒールに当てたジョッタのフィニッシュが左のポストの内側に転がりました。
地元メディア「リヴァプールエコー」のテオ・スクワイアーズ記者は、遠藤航について「レスターが先制した直後、ボックス手前からシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。うまくボールを回しており、ショボスライのゴールをアシストした」として7点と評価。プレミアリーグのクラブを相手に同様のプレイができれば、出場機会は大幅に増えるはずです。
ブレントフォードに0-1で勝ったアーセナルのトピックスは、冨安健洋が初めてCBで先発したことです。先読みを効かせたシュートブロックやカバーリングは素晴らしかったものの、安全重視のビルドアップはプレスに引っかかりそうな緩いパスもあり、改善の余地ありでしょう。
決勝ゴールは8分、バックパスミスをカットしたエンケティアの折り返しをコリンズがクリアミスし、リース・ネルソンが冷静に右隅に流し込みました。今季のアーセナルは、アウェイゲームがすべて0-1で3連勝。ホームのクリーンシートはCLのPSV戦のみで、守備の機会が多いゲームのほうがポイントの確度が高くなっています。
ブライトンをホームに迎えたチェルシーは、50分のニコラス・ジャクソンの決勝ゴールで1-0。敵陣左サイドで奪った後のマートセン、コール・パルマーのパスワークは見事でした。ウェストハム、ボーンマス、フラムは下部リーグのチームに順当勝ち。エヴァートンは、敵地でヴィラに1-2で競り勝っています。
10月開催の4回戦は、マン・ユナイテッドとニューカッスル、ウェストハムとアーセナルが激突することになりました。チャンピオンズリーグで死のグループに突っ込まれたニューカッスルは、国内でもクジ運のよさを存分に発揮しています。三笘薫は敗れてしまいましたが、遠藤と冨安は次のラウンドでもスタメンでしょう。引き続き、彼らのプレイにも注目したいと思います。
■カラバオカップ4回戦組み合わせ
マンスフィールド VS ポートヴェイル
イプスウィッチ VS フラム
マンチェスター・ユナイテッド VS ニューカッスル
ボーンマス VS リヴァプール
チェルシー VS ブラックバーン
ウェストハム VS アーセナル
エヴァートン VS バーンリー
エクセター VS ミドルスブラ
プレミアリーグ復帰をめざすレスターをアンフィールドに迎えたリヴァプールは、今季公式戦8試合で5回めとなる3-1フィニッシュ。そのうち4回は、先制されてからの逆転勝利です。レスター戦も、3分にいきなり失点。これがないと気合が入らないのかとツッコミを入れたくなります。
左からFKを蹴ったツィミカスが、クリアをキープしようとしてアクギュンにつぶされ、カウンター発動。右から上がった29番はマカティアの動きを見て、カーティス・ジョーンズの裏にスルーパスを通しました。1対1になったケレハーに打つ手なし。左隅に流したボールがサイドネットを揺らしました。
遠藤航が左足でミドルシュートを放ったのは5分。この試合でレッズが得た最大の収穫は、日本代表がアンカーとして機能したことでしょう。ボールを受けてからの判断スピードが格段に上がっており、パスの大半を前に通していました。ロングフィードも、5本すべてがコンプリート。敵陣でたびたび見せたボール奪取も、攻撃への貢献度にカウントしていいでしょう。
彼の最大のハイライトは、終盤の決勝アシストです。48分に左サイドの遠藤からもらったフラーフェンベルフが、中央のガクポにラストパスを入れると、振り向きざまの一撃が右隅に決まって同点。70分にダルウィン・ヌニェスがつぶされ、こぼれ球を拾った遠藤は、すかさずボックス手前で空いていたショボスライに速いパスを通しました。
右足のミドルは、ゴール左上に突き刺さるファインゴール。2-1としたレッズは、90分に勝負を決める3点めをゲットします。FKの二次攻撃から、右サイドを突破したクアンサーがニアにグラインダー。右足のヒールに当てたジョッタのフィニッシュが左のポストの内側に転がりました。
地元メディア「リヴァプールエコー」のテオ・スクワイアーズ記者は、遠藤航について「レスターが先制した直後、ボックス手前からシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。うまくボールを回しており、ショボスライのゴールをアシストした」として7点と評価。プレミアリーグのクラブを相手に同様のプレイができれば、出場機会は大幅に増えるはずです。
ブレントフォードに0-1で勝ったアーセナルのトピックスは、冨安健洋が初めてCBで先発したことです。先読みを効かせたシュートブロックやカバーリングは素晴らしかったものの、安全重視のビルドアップはプレスに引っかかりそうな緩いパスもあり、改善の余地ありでしょう。
決勝ゴールは8分、バックパスミスをカットしたエンケティアの折り返しをコリンズがクリアミスし、リース・ネルソンが冷静に右隅に流し込みました。今季のアーセナルは、アウェイゲームがすべて0-1で3連勝。ホームのクリーンシートはCLのPSV戦のみで、守備の機会が多いゲームのほうがポイントの確度が高くなっています。
ブライトンをホームに迎えたチェルシーは、50分のニコラス・ジャクソンの決勝ゴールで1-0。敵陣左サイドで奪った後のマートセン、コール・パルマーのパスワークは見事でした。ウェストハム、ボーンマス、フラムは下部リーグのチームに順当勝ち。エヴァートンは、敵地でヴィラに1-2で競り勝っています。
10月開催の4回戦は、マン・ユナイテッドとニューカッスル、ウェストハムとアーセナルが激突することになりました。チャンピオンズリーグで死のグループに突っ込まれたニューカッスルは、国内でもクジ運のよさを存分に発揮しています。三笘薫は敗れてしまいましたが、遠藤と冨安は次のラウンドでもスタメンでしょう。引き続き、彼らのプレイにも注目したいと思います。
■カラバオカップ4回戦組み合わせ
マンスフィールド VS ポートヴェイル
イプスウィッチ VS フラム
マンチェスター・ユナイテッド VS ニューカッスル
ボーンマス VS リヴァプール
チェルシー VS ブラックバーン
ウェストハム VS アーセナル
エヴァートン VS バーンリー
エクセター VS ミドルスブラ
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