クーマン監督、アクセル全開。ヴィツェル、ペッレに続いてマタにエヴァートン移籍報道!
「モウリーニョ監督には、マタは不要だろう」というメディアの予断なのか、やはり2人は相容れないのか。エヴァートンの地元紙「リヴァプール・エコー」をはじめ複数メディアが、マタは移籍金2000万~2500万ポンド(約27億~33億円)で、クーマン新監督のチームにいくのではないかと伝えています。マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、正確なパスと素晴らしいFKが持ち味のコントロールタワーがクラブを離れるのが惜しいのですが、この話は「来季のエヴァートンは脅威」という見方で語ったほうがおもしろそうです。
エースのロメウ・ルカクには、オランダ人の名将の登場で残留に傾いているという報道があり、ジョン・ストーンズも全力で慰留するはずです。弱点だったGKはステケレンブルクを補強済み。マタに加えて、マージーサイドダービー勃発という記事も出始めたベルギー代表のヴィツェル獲得に成功し、チェルシーと競合するといわれるグラツィアーノ・ペッレまで連れてこれれば、攻撃力は相当上がりそうです。
ただし、昨季プレミアリーグ11位のクラブが上位に食い込むためには、最終ラインの整備にも着手しなければなりません。33歳のジャギエルカ、31歳のレイトン・ベインズは、イングランド代表では若い世代に取って代わられており、今まで以上のクオリティを求めるのは酷でしょう。昨季加わったCBフネス・モリは不安定で、ブローニングにはもう少し時間が必要。計算できそうなのがガロウェイだけでは、プレミアリーグの長丁場は戦えません。6位のサウサンプトンと同じ59ゴールながら、失点は14も多く、55点はリーグ14位。この課題を解決できれば、守備を立て直してスパーズをプレミアリーグ優勝争いに導いたポチェッティーノ監督のように、来季はクーマン監督が称賛を集めるのではないかと思われます。
エヴァートンは、クーマン監督に補強予算として1億ポンド(約136億円)を預けているといわれており、ルカクやジョン・ストーンズを止められなければ、代役獲得のために投資額はさらに大きくなるはずです。ああ、ファン・マタ!クーマン監督の下でサディオ・マネが自由に暴れていたように、マタが攻撃のタクトをまかされれば、自らのシーズン10発とルカクのプラス5ゴールぐらいは確実に積み上げてくれるでしょう。古豪トフィーズの補強ニュースにテンションが上がる一方で、スペイン人の司令塔がオールド・トラフォードから去りそうという話にはモヤモヤ感が拭えません。モウリーニョさん、本当に要らないですかね?イブラヒモヴィッチ、マルシアル、ラシュフォード、ムヒタリアン、リンガード…確かに、足りてますが。
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イカルディ、ベンテケ、ゴメス、ラカゼット、ザザに断られ、なぜかジルーへ
2人の発表はまさかの、アントニオとオグボンナの契約延長 笑
悲しいですね
マタの放出はありそうな気がします、自分的には出て行ってほしくないですがモウリーニョはサイドにもトップ下にも一定以上のディフェンス力を求めるタイプなので難しいのかなと思います。
確かにユナイテッドにきてバランスの良い選手になりました、ただその反面ファイナルサードを自分の庭のように走り回ってチャンスの山を作ってたチェルシー時代のマタの姿はユナイテッドではあまり見られなくなりました。攻撃的なキャラクターは弱くなったと思います。良い選手だから出て行って欲しくないというよりは、良い人だから出て行って欲しくないって方が強いです
おハムさん>
移籍市場ではよくあるお話です。落胆なさらぬよう…。
ワッザさん>
試してほしかったなぁ…と思いますが、結果的に退団となっても仕方ないですね。表向きは双方オトナの対応をしつつも、内心はわだかまりもあるのかもしれません。
グローリーグローリーさん>
「いい人だから出ていって欲しくない」、そうですよね。共感します。決まってしまったときには、心からの感謝をもって送り出したいです。