2024.01.21 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Crystal Palace】マルティネッリ2発!セットピースと速攻が冴えたアーセナルが5発圧勝!
プレミアリーグ21節のランチタイムキックオフは、4位に後退したアーセナルと14位クリスタル・パレスのロンドンダービー。アルテタ監督のチームは、これ以上ポイントを落とすわけにはいきません。先発のリストを見ると、左SBはジンチェンコが間に合っており、マルティネッリはベンチスタートです。
GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ。MFデクラン・ライス、ウーデゴーア、カイ・ハヴェルツ、FWサカ、ジェズス、トロサール。立ち上がりのアーセナルは、いつになくパスミスが多く、奪った後の速攻が決まりません。5分にジンチェンコのクロスを受けたウーデゴーアは、トラップが足元に収まらず、打てませんでした。
カイ・ハヴェルツがウーデゴーアに預け、ボックス左でリターンをもらった7分のアタックは、こぼれ球に反応したジェズスの一撃がクロスバー越え。ガナーズの先制は11分、左からのCKを頭で右隅に叩き込んだのはガブリエウです。14分のCKをガブリエウが競ると、レルマに当たったボールがバーにヒットしますが、リバウンドはGKディーン・ヘンダーソンがキャッチしています。
ベン・ホワイトの縦のスルーパスで、サカが裏に出たのは21分。ファーを狙ったクロスは、必死に戻ったクリス・リチャーズがクリアしました。前線へのボールが通らなくなったアーセナルに対して、クリスタル・パレスもクロスを入れられる形を創れずにいます。31分のエゼのFKは、壁にヒット。1分後、ラヤのキックをカットしたレルマのミドルは、GKが右に弾き出しました。
37分に右からのCKをサカがファーに入れると、飛び込んだガブリエウのヘッドがディーン・ヘンダーソンに当たってゴールイン。2-0とした後、サカがボックスの右脇から蹴った39分のFKも、ファーにいたジンチェンコの浮き球の行き先にいたのはガブリエウでした。追加タイム1分、レルマが左から放ったミドルはラヤの正面です。
前半最後の決定機は、追加タイム2分。トロサールの縦パスを前で受けたカイ・ハヴェルツが左にいたジェズスに預けると、ボックス左への浮き球に走り込んだトロサールは、左足のボレーを浮かしてしまいました。前半のポゼッションは64%対36%、シュート数は8対6、オンターゲットは2対3。ガナーズの2本は、いずれもガブリエウのヘッドです。
後半開始直後、CKからの二次攻撃でデクラン・ライスが打ったミドルはGKの正面。57分、ドリブルで上がったジンチェンコからウーデゴーア、ジェズスと右につなぐと、9番のシュートはブロックされました。59分、カウンターの起点はラヤのロングスロー。右からスプリントしたジェズスが中央に転がすと、ナサニエル・クラインをかわしたトロサールが左隅に決めました。
64分のエゼのFKは、コースにいたラヤが上に弾いてCK。今日のアーセナルは、セットピースの守備に問題はありません。69分、トロサールとカイ・ハヴェルツが下がってマルティネッリとスミス・ロウ。73分にはデクラン・ライスが下がり、ジョルジーニョが中盤の底に入っています。75分の中央突破からサカが放ったミドルは、左に逸れていきました。
80分過ぎにセンターサークルに座り込んだガブリエウは、膝を痛めたのでしょうか。アルテタ監督はジェズスも同時に代え、エンケティアとキヴィオルを送り出しています。94分、ドリブルでカウンターを仕掛けたのはエンケティア。スルーパスでボックス左に出たマルティネッリが、冷静に右隅に流し込んで4-0です。
さらに1分後、ジョルジーニョの浮き球でまたもマルティネッリが抜け出し、GKと1対1から右脇を抜いて5-0。途中出場も含む前線の5人が全員ゴールに絡む最高の勝ち方で、アーセナルが3位に浮上しました。直近のプレミアリーグ5試合で4ゴールしか決められなかったチームにとって、ドバイのリフレッシュ効果は抜群だったようです。
MVPは、先制ゴールと2点めのオウンゴールを生んだガブリエウで決まりでしょう。チーム最多の76本のパスを通して前線を動かしたジンチェンコと、アグレッシブにゴールを狙ったトロサールも称えたくなります。ジェズスはゴールこそなかったものの、1アシスト、チャンスクリエイト4回、ドリブル成功4回と持ち味を発揮しています。
惨敗のクリスタル・パレスは、エゼのドリブルとミドルシュート以外に攻め手がなく、最後は完全に切れてしまいました。直近10試合で1勝3分6敗。ロイ・ホジソンは、スタンドにいたグレアム・ポッターにバトンを渡すのでしょうか。1試合消化が少ない18位ルートンとの差は5ポイント。次節のシェフィールド・ユナイテッド戦に敗れれば、残留バトルのゴングが鳴り響きます。
アーセナルの次の試合は、10日後にノッティンガム・フォレスト。1月を3試合で終えた後、7試合を戦ったリヴァプールをエミレーツに迎えます。今日の速攻の切れ味をこの先の2試合に持ち込めれば、優勝争いで優位に立てるのではないでしょうか。コンディションは悪くなさそうなジェズスのラッシュを期待しましょう。
GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ。MFデクラン・ライス、ウーデゴーア、カイ・ハヴェルツ、FWサカ、ジェズス、トロサール。立ち上がりのアーセナルは、いつになくパスミスが多く、奪った後の速攻が決まりません。5分にジンチェンコのクロスを受けたウーデゴーアは、トラップが足元に収まらず、打てませんでした。
カイ・ハヴェルツがウーデゴーアに預け、ボックス左でリターンをもらった7分のアタックは、こぼれ球に反応したジェズスの一撃がクロスバー越え。ガナーズの先制は11分、左からのCKを頭で右隅に叩き込んだのはガブリエウです。14分のCKをガブリエウが競ると、レルマに当たったボールがバーにヒットしますが、リバウンドはGKディーン・ヘンダーソンがキャッチしています。
ベン・ホワイトの縦のスルーパスで、サカが裏に出たのは21分。ファーを狙ったクロスは、必死に戻ったクリス・リチャーズがクリアしました。前線へのボールが通らなくなったアーセナルに対して、クリスタル・パレスもクロスを入れられる形を創れずにいます。31分のエゼのFKは、壁にヒット。1分後、ラヤのキックをカットしたレルマのミドルは、GKが右に弾き出しました。
37分に右からのCKをサカがファーに入れると、飛び込んだガブリエウのヘッドがディーン・ヘンダーソンに当たってゴールイン。2-0とした後、サカがボックスの右脇から蹴った39分のFKも、ファーにいたジンチェンコの浮き球の行き先にいたのはガブリエウでした。追加タイム1分、レルマが左から放ったミドルはラヤの正面です。
前半最後の決定機は、追加タイム2分。トロサールの縦パスを前で受けたカイ・ハヴェルツが左にいたジェズスに預けると、ボックス左への浮き球に走り込んだトロサールは、左足のボレーを浮かしてしまいました。前半のポゼッションは64%対36%、シュート数は8対6、オンターゲットは2対3。ガナーズの2本は、いずれもガブリエウのヘッドです。
後半開始直後、CKからの二次攻撃でデクラン・ライスが打ったミドルはGKの正面。57分、ドリブルで上がったジンチェンコからウーデゴーア、ジェズスと右につなぐと、9番のシュートはブロックされました。59分、カウンターの起点はラヤのロングスロー。右からスプリントしたジェズスが中央に転がすと、ナサニエル・クラインをかわしたトロサールが左隅に決めました。
64分のエゼのFKは、コースにいたラヤが上に弾いてCK。今日のアーセナルは、セットピースの守備に問題はありません。69分、トロサールとカイ・ハヴェルツが下がってマルティネッリとスミス・ロウ。73分にはデクラン・ライスが下がり、ジョルジーニョが中盤の底に入っています。75分の中央突破からサカが放ったミドルは、左に逸れていきました。
80分過ぎにセンターサークルに座り込んだガブリエウは、膝を痛めたのでしょうか。アルテタ監督はジェズスも同時に代え、エンケティアとキヴィオルを送り出しています。94分、ドリブルでカウンターを仕掛けたのはエンケティア。スルーパスでボックス左に出たマルティネッリが、冷静に右隅に流し込んで4-0です。
さらに1分後、ジョルジーニョの浮き球でまたもマルティネッリが抜け出し、GKと1対1から右脇を抜いて5-0。途中出場も含む前線の5人が全員ゴールに絡む最高の勝ち方で、アーセナルが3位に浮上しました。直近のプレミアリーグ5試合で4ゴールしか決められなかったチームにとって、ドバイのリフレッシュ効果は抜群だったようです。
MVPは、先制ゴールと2点めのオウンゴールを生んだガブリエウで決まりでしょう。チーム最多の76本のパスを通して前線を動かしたジンチェンコと、アグレッシブにゴールを狙ったトロサールも称えたくなります。ジェズスはゴールこそなかったものの、1アシスト、チャンスクリエイト4回、ドリブル成功4回と持ち味を発揮しています。
惨敗のクリスタル・パレスは、エゼのドリブルとミドルシュート以外に攻め手がなく、最後は完全に切れてしまいました。直近10試合で1勝3分6敗。ロイ・ホジソンは、スタンドにいたグレアム・ポッターにバトンを渡すのでしょうか。1試合消化が少ない18位ルートンとの差は5ポイント。次節のシェフィールド・ユナイテッド戦に敗れれば、残留バトルのゴングが鳴り響きます。
アーセナルの次の試合は、10日後にノッティンガム・フォレスト。1月を3試合で終えた後、7試合を戦ったリヴァプールをエミレーツに迎えます。今日の速攻の切れ味をこの先の2試合に持ち込めれば、優勝争いで優位に立てるのではないでしょうか。コンディションは悪くなさそうなジェズスのラッシュを期待しましょう。
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