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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

最大の話題はチェルシーFWのローン移籍…プレミアリーグのデッドラインデーが静かに終了!

トランスファーマーケットのデッドラインデーに、ビッグネームの移籍が発表されました。メルセデスのルイス・ハミルトンがフェラーリへ!…何やねんとご立腹された方は、現地メディアをご覧ください。「BBC」はフットボールカテゴリーのTOPページ、「スカイスポーツ」はデッドラインデーLIVEにF1レーサーの記事を載せています

つまり、そんなネタをかましたくなるぐらい、プレミアリーグファンの興味をそそるディールがなかったということです。まずはめぼしい「Done Deal」を紹介しましょう。ノッティンガム・フォレストがスポルティングCPから引き入れた18歳のFWロドリゴ・リベイロは、買い取りオプション付きのローン。チェルシーからストラスブールのアンドレイ・サントスもローンです。

アストン・ヴィラがボロから獲得したモーガン・ロジャースは、公式戦33試合7ゴール9アシストの即戦力ですが、移籍金は800万ポンドで、アドオンを入れても最大で1500万ポンドです。ヴィラはアーセナルに所属するイングランドU-19代表SBリノ・ソウザも獲っており、「BBC」も「アスレティック」も移籍金非公開と記しています。

ブライトンが昨夏に獲得したばかりのモハマド・ダフードは、12月以降のプレミアリーグで45分しか出場機会がなく、出番を求めてシュツットガルトにローン移籍。エヴァートンのCBメイソン・ホルゲートは、シェフィールド・ユナイテッドに貸し出されることになりました。最も話題になったのは、韓国のソウルFCと2年契約を結んだジェシー・リンガードでしょう。

いや、つい先ほどローン移籍の契約書が間に合ったと伝えられたアルマンド・ブロヤのほうが注目度は高そうです。今季プレミアリーグで13試合1ゴール1アシストと結果を出せなかったチェルシーのFWは、フラムで巻き返しを図ることになりました。ストライカーの獲得をめざしていたブルーズは、リヴァプール戦のエンクンクの1発を見て、いけるとジャッジしたのでしょうか。

ボーンマスもヘタフェのFWエネス・ウナルとの契約を完了したようです。十字靭帯の断裂で長期離脱となった点取り屋は、1月の頭に復帰したばかりで、移籍金1400万ポンドの買い取り前提のローンです。サイード・ベンラーマの獲得が失敗に終わったオリンピック・リヨンは、ウェストハムの緩慢な対応を非難し、FIFAに提訴するといっています。

デッドラインデーの最高値は、クリスタル・パレスがゲットしたブラックバーンの19歳MF、アダム・ウォートンの1800万ポンド(アドオン込みで2200万ポンド)だったようです。2日前にヘンクのDFダニエル・ムニョスを680万ポンドで獲得したサウスロンドンのクラブは、完全移籍で2人以上を引き入れた6クラブのうちのひとつです。

アーセナル、リヴァプール、マン・ユナイテッド、チェルシーは、後半戦で起用できる新戦力はゼロ。1250万ポンドでリーベル・プレートのクラウディオ・エチェヴェリを獲得したマン・シティも、最初の半年はアルゼンチンに残すため、即戦力といえる選手は獲っていません。ビッグ6では、ヴェルナーとドラグシンを連れてきたスパーズのみが1歩前進という静かな1ヵ月でした。

昨夏のプレミアリーグのトランスファーマーケットは、史上最高額の24億4000万ポンド。この冬は打って変わって9620万ポンドで、1億ポンドを下回ったのは過去13年で2回めです。今後、マーケットは縮小するのか?いや、夏になればストライカーの獲得競争が過熱するはずです。以上、デッドラインデーの報告でした。ハミルトン以外、マニアックな話ばかりで恐縮です。


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