2024.03.10 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×Everton】ガルナチョが2回倒され、PK連発!マン・ユナイテッドは連敗ストップ!
フラムとマン・シティに連敗し、4位アストン・ヴィラに11ポイント差。マンチェスター・ユナイテッドは、CL出場権よりも8位ニューカッスルに近づいています。プレミアリーグ28節は、オールド・トラフォードでエヴァートン。ホイルンドの復帰は、FAカップのリヴァプール戦になりそうです。
テン・ハフ監督の11人は、マンチェスターダービーと同じ顔ぶれです。GKオナナ、DFダロト、ヴァラン、ジョニー・エヴァンス、リンデロフ。中盤センターはメイヌーとカゼミーロ、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線にマクトミネイ。キックオフ直後のエヴァートンの厳しいプレスは、速いパスワークでかわしました。
2分のCKからの二次攻撃で、左からのクロスをアマドゥ・オナナがボレーで合わせますが、オナナがゴドフリーと交錯しながらキャッチ。ベトが中央から仕掛けた5分のカウンターは、右から上がったドゥクレのクロスをオナナがダイビングキャッチで止めています。アウェイチームの猛攻をカットした7分、ブルーノのロングフィードが左のラシュフォードに届きました。
ドリブルでボックスに入った10番が縦に持つと、ジャック・ハリソンがスライディングでブロックしてCK。再度、左から上がったラシュフォードが、逆サイドから流れてきたガルナチョに縦パスを通したのは9分でした。切り返しでかわされたタルコフスキーが足を蹴ってしまい、ジャッジはPK。ブルーノが右に蹴ったボールはピックフォードの指先を抜け、ネットを揺らしました。
リードされたエヴァートンは、速攻を続けて追いつこうとしています。13分にドリブルで上がったマクニールが左に流し、クロスのクリアを左足で合わせると、オナナが見送ったボールは左のポストすれすれでアウト。17分、左から上がったヴァランが逆サイドのガルナチョにつなぐと、ニアでラストパスを受けたブルーノ・フェルナンデスは打ち上げてしまいました。
23分には、右に出たベトのクロスがファーのマクニールへ。ニアに流したボールに反応したマイコレンコのシュートは、カゼミーロが足元に入って止めています。1分後、ジェームズ・ガーナーのミドルはオナナが左に飛んでセーブ。27分のブルーノのFKは完璧…いや、右に動いたピックフォードが必死に左手を伸ばして叩き落としています。
30分、左から持ち込んだマクニールの一撃は、惜しくもファーポストの外。34分にマクトミネイが右のガルナチョに預けると、中央にカットインしたウインガーは、ボックスに入ったところでゴドフリーに足を引っかけられました。PKを蹴るのは、最初のキックを読まれたブルーノではなくラシュフォード。GKの動きを見て左に収めた追加点は、今季プレミアリーグで7発めです。
42分に自陣に戻ってパスをカットしたブルーノは、中央に転がした不用意なボールを奪われてしまいました。ゴドフリーのミドルは、左にアウト。45分にガルナチョが敵陣で奪い、ゴールラインまで持ち込んで折り返すと、ボールはマイコレンコの腕に当たりました。しかしジャッジはCK。その瞬間を目撃していたオールド・トラフォードのスタンドは、当然の大ブーイングです。
追加タイム4分、マクトミネイのスルーパスで右から抜け出したガルナチョは、かわしたブランスウェイトに足を出されて打てませんでした。前半のシュート数は9対11でエヴァートンですが、オンターゲットは5対2。PK2発が重くのしかかっています。後半の開始直後も、押しているのはショーン・ダイクのチームです。
エヴァートンがサイドを突き、奪ったマン・ユナイテッドは縦1本で決定機を創ろうとしています。51分のFKのクリアをドゥクレが右足で叩くと、ゴール前に戻っていたマクトミネイが右の腿でブロック。リンデロフ、ブルーノ、ガルナチョと右につながった53分の速攻は、ニアポスト際を狙ったウインガーのシュートがクロスバーを越えていきました。
マクトミネイが左のブルーノを走らせた60分のカウンターは、グラウンダーにファーから走り込んだガルナチョが触るのが精一杯。直後、ブルーノからガルナチョのアタックがクロスをカットされ、奪い返して右サイドを攻略するも、キャプテンが左隅に打った決定的なシュートはピックフォードが指先で触ってCKに逃れています。
75分にジェームズ・ガーナーと代わったアシュリー・ヤングは、盛大な拍手で迎えられています。左サイドのマイコレンコがクロスを上げ、ゴドフリーが頭で折り返したチャンスは、ゴールの左に走ったドビンが打たずに中央のカルヴァート=ルーウィンに出し、ストライカーは空振りしてしまいました。78分にメイヌーが下がり、センターに入ったのはアムラバトです。
82分、ガルナチョと代わったのはアントニー。マン・ユナイテッドは、シュートコースを切りながらうまく時間を遣ったというべきか。89分にカンブワラに後を譲ったジョニー・エヴァンスに、大きな拍手が沸き起こっています。4分の追加タイムのトピックスは、ブランスウェイトに倒されたラシュフォードが、PKではなくオフサイドとジャッジされたことぐらいです。
マンチェスター・ユナイテッドが2-0で勝利。シュート数14対23と押し込まれたのは、前からパスコースを切れずに中盤のスペースを使われ、最終ラインが止めるしかないシーンが多かったからでしょう。冷静にシュートをブロックし続けたジョニー・エヴァンスとカゼミーロ、素晴らしいセービングでゴールを許さなかったオナナを称えたい一戦でした。
敗れたエヴァートンは、11試合連続勝利なし。シュートの大半はMFのミドルとセットピースからのDFで、前の選手がボックスで打てる形を作れませんでした。直近17戦ノーゴールのカルヴァート=ルーウィン、ミドルの精度が低いマクニール、シュートレンジでの勝負が少ないジャック・ハリソンらが中で打つシーンを増やせなければ、ルートンやフォレストとの残留争いを強いられそうです。
PKのみの勝利ではあるものの、2点リードだったからこそ、後半はカウンター狙いとスローなパスワークに徹したのだと受け止めましょう。明日は、スパーズがバーミンガムに乗り込むヴィラ・パークの一戦を、ドロー決着を願いながら楽しみたいと思います。リヴァプール戦とアーセナル戦を残している厳しい状況ですが、ひとつひとつ勝利を積み上げるしかありません。
テン・ハフ監督の11人は、マンチェスターダービーと同じ顔ぶれです。GKオナナ、DFダロト、ヴァラン、ジョニー・エヴァンス、リンデロフ。中盤センターはメイヌーとカゼミーロ、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線にマクトミネイ。キックオフ直後のエヴァートンの厳しいプレスは、速いパスワークでかわしました。
2分のCKからの二次攻撃で、左からのクロスをアマドゥ・オナナがボレーで合わせますが、オナナがゴドフリーと交錯しながらキャッチ。ベトが中央から仕掛けた5分のカウンターは、右から上がったドゥクレのクロスをオナナがダイビングキャッチで止めています。アウェイチームの猛攻をカットした7分、ブルーノのロングフィードが左のラシュフォードに届きました。
ドリブルでボックスに入った10番が縦に持つと、ジャック・ハリソンがスライディングでブロックしてCK。再度、左から上がったラシュフォードが、逆サイドから流れてきたガルナチョに縦パスを通したのは9分でした。切り返しでかわされたタルコフスキーが足を蹴ってしまい、ジャッジはPK。ブルーノが右に蹴ったボールはピックフォードの指先を抜け、ネットを揺らしました。
リードされたエヴァートンは、速攻を続けて追いつこうとしています。13分にドリブルで上がったマクニールが左に流し、クロスのクリアを左足で合わせると、オナナが見送ったボールは左のポストすれすれでアウト。17分、左から上がったヴァランが逆サイドのガルナチョにつなぐと、ニアでラストパスを受けたブルーノ・フェルナンデスは打ち上げてしまいました。
23分には、右に出たベトのクロスがファーのマクニールへ。ニアに流したボールに反応したマイコレンコのシュートは、カゼミーロが足元に入って止めています。1分後、ジェームズ・ガーナーのミドルはオナナが左に飛んでセーブ。27分のブルーノのFKは完璧…いや、右に動いたピックフォードが必死に左手を伸ばして叩き落としています。
30分、左から持ち込んだマクニールの一撃は、惜しくもファーポストの外。34分にマクトミネイが右のガルナチョに預けると、中央にカットインしたウインガーは、ボックスに入ったところでゴドフリーに足を引っかけられました。PKを蹴るのは、最初のキックを読まれたブルーノではなくラシュフォード。GKの動きを見て左に収めた追加点は、今季プレミアリーグで7発めです。
42分に自陣に戻ってパスをカットしたブルーノは、中央に転がした不用意なボールを奪われてしまいました。ゴドフリーのミドルは、左にアウト。45分にガルナチョが敵陣で奪い、ゴールラインまで持ち込んで折り返すと、ボールはマイコレンコの腕に当たりました。しかしジャッジはCK。その瞬間を目撃していたオールド・トラフォードのスタンドは、当然の大ブーイングです。
追加タイム4分、マクトミネイのスルーパスで右から抜け出したガルナチョは、かわしたブランスウェイトに足を出されて打てませんでした。前半のシュート数は9対11でエヴァートンですが、オンターゲットは5対2。PK2発が重くのしかかっています。後半の開始直後も、押しているのはショーン・ダイクのチームです。
エヴァートンがサイドを突き、奪ったマン・ユナイテッドは縦1本で決定機を創ろうとしています。51分のFKのクリアをドゥクレが右足で叩くと、ゴール前に戻っていたマクトミネイが右の腿でブロック。リンデロフ、ブルーノ、ガルナチョと右につながった53分の速攻は、ニアポスト際を狙ったウインガーのシュートがクロスバーを越えていきました。
マクトミネイが左のブルーノを走らせた60分のカウンターは、グラウンダーにファーから走り込んだガルナチョが触るのが精一杯。直後、ブルーノからガルナチョのアタックがクロスをカットされ、奪い返して右サイドを攻略するも、キャプテンが左隅に打った決定的なシュートはピックフォードが指先で触ってCKに逃れています。
75分にジェームズ・ガーナーと代わったアシュリー・ヤングは、盛大な拍手で迎えられています。左サイドのマイコレンコがクロスを上げ、ゴドフリーが頭で折り返したチャンスは、ゴールの左に走ったドビンが打たずに中央のカルヴァート=ルーウィンに出し、ストライカーは空振りしてしまいました。78分にメイヌーが下がり、センターに入ったのはアムラバトです。
82分、ガルナチョと代わったのはアントニー。マン・ユナイテッドは、シュートコースを切りながらうまく時間を遣ったというべきか。89分にカンブワラに後を譲ったジョニー・エヴァンスに、大きな拍手が沸き起こっています。4分の追加タイムのトピックスは、ブランスウェイトに倒されたラシュフォードが、PKではなくオフサイドとジャッジされたことぐらいです。
マンチェスター・ユナイテッドが2-0で勝利。シュート数14対23と押し込まれたのは、前からパスコースを切れずに中盤のスペースを使われ、最終ラインが止めるしかないシーンが多かったからでしょう。冷静にシュートをブロックし続けたジョニー・エヴァンスとカゼミーロ、素晴らしいセービングでゴールを許さなかったオナナを称えたい一戦でした。
敗れたエヴァートンは、11試合連続勝利なし。シュートの大半はMFのミドルとセットピースからのDFで、前の選手がボックスで打てる形を作れませんでした。直近17戦ノーゴールのカルヴァート=ルーウィン、ミドルの精度が低いマクニール、シュートレンジでの勝負が少ないジャック・ハリソンらが中で打つシーンを増やせなければ、ルートンやフォレストとの残留争いを強いられそうです。
PKのみの勝利ではあるものの、2点リードだったからこそ、後半はカウンター狙いとスローなパスワークに徹したのだと受け止めましょう。明日は、スパーズがバーミンガムに乗り込むヴィラ・パークの一戦を、ドロー決着を願いながら楽しみたいと思います。リヴァプール戦とアーセナル戦を残している厳しい状況ですが、ひとつひとつ勝利を積み上げるしかありません。
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