【Hull City×Arsenal】アレクシス2発&ジャカの強烈な自己紹介!アーセナルはエンジン全開直前!?
キックオフからしばらくは、強引な中央突破が多いアーセナル。中で無謀なパスを奪われれば、ハル・シティのカウンターはより脅威となります。10分、さっそくハル・シティのチャンス。右サイドからの縦パスでアベル・エルナンデスがムスタフィの裏に抜け出しますが、チェフが素晴らしい出足でペナルティエリアを飛び出してクリアします。カソルラやエジルが、サイドのイオビ、ウォルコットに展開してボックスの脇をえぐろうとするアーセナルの攻撃は、時間を経るごとにピントが合ってきました。12分にはカソルラ、エジル、ウォルコットとつながって、右からのグラウンダーをアレクシス・サンチェスがボレー。17分の先制のシーンは、4発めのシュートで仕留めました。中央からコクラン、右からアウトにかけたウォルコット、GKが弾いたボールをフォローしたイオビ。最後のシュートは、中にいたアレクシス・サンチェスの足に当たってコースが変わり、ゴールに飛び込みました。
サイドの選手がボックスの幅まで絞り、速い折り返しをボレーというのがアーセナルの狙いなのでしょう。27分、中央をドリブルで進んだアレクシス・サンチェスが右のベジェリンを使い、緩いグラウンダーをイオビが決めにいったシーンは1点ものでした。シュートをGKヤクポヴィッチが弾くと、リバウンドはエジルの足元へ。無人のゴールにパスをすれば0-2でしたが、エジルは打ち上げてしまい、ゴールはなりません。ここから徐々にハル・シティのチャンスが増え、35分には右45度からスノドグラスがシュートを放つも、チェフの正面です。
40分、アーセナルの3度めの決定機に、2つの事件が送ります。コクランがウォルコットに預けて中に走り込み、折り返しをボレー。このシュートはリヴァモアの手に当たらなければ、左隅に決まっていたでしょう。レフェリーは迷わず決定機阻止の一発レッド、そしてPK。カソルラが蹴ると思いきや、スポットに立ったのはアレクシスです。この7番のキックは弱く、右と読んだヤクポヴィッチがセーブ。前半は0-1。シュート14本を放ったガナーズは、早く追加点を決めてゲームを終わらせたいところです。
相手が10人だったとはいえ、この日のアーセナルの攻撃陣は、今季プレミアリーグ開幕以来最高の出来だったのではないでしょうか。54分の2点めは完璧でした。カソルラからパスを受けたウォルコットがドリブルをスタート。右にまわってきていたイオビに預け、絶妙なヒールのリターンをもらうと前にはGKしかいません。ウォルコットのチップキックは、必死に戻ってきたマグワイアが頭に当てるのが精一杯。ボールは枠に飛び込み、アーセナルが勝利に近づきました。
67分、イエローをもらっていたカソルラが下がり、ジャカがピッチへ。セーフティなパスをまわして時間を遣っていたガナーズは、78分に入ったばかりのムボカニを最終ラインの裏でフリーにしてしまいます。転がるボールを追うムボカニを飛び出したチェフが倒してしまい、PK。スノドグラスのキックが左隅に決まり、ハル・シティがあと1点に迫りました。しかし、試合がおもしろくなったのはたった4分でした。1点差は不安だからセーフティリードをいただいておこうとばかりに、83分にアーセナルの速攻が炸裂。アレクシス・サンチェスのスルーパスで縦に抜けたウォルコットはシュートをGKにブロックされますが、こぼれ球をトラップしたアレクシスは、これだけ速ければ止められないだろうとでもいいたげな強烈な一撃を右上にズドン。さすがにこれで終わりだろうと思いながらタイムアップを待っていると、最後の最後にこの試合で最も、いや、今季プレミアリーグ最高のシュートを見せていただきました。
30メートル近くあったでしょう。グラニト・ジャカ、超絶ロングシュート!何の予兆もなく、少し下を向いたと思ったら、次の瞬間ゴール!です。凄い。このシュートをアテに、ジョッキ3杯は呑めそうです。何度もリプレイを見てしまいました。1-4、アーセナル快勝。攻撃陣のエンジンがようやくかかり始め、ルーカス・ペレスやジルーに一発が出れば全開でしょう。グーナーのみなさんとしては、「待ってろ、チェルシー!」といった気分ではないでしょうか。開幕戦でレッズに敗れたアーセナルは徐々に調子を上げ、この勝利で暫定ながらプレミアリーグ3位です。
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更新お疲れ様です。
サンチェスがボールを貰いに下がってくるので、そこに飛び込む選手がいれば機能しそうですね。
そういう意味ではウォルコットも良かったと思います。あとはラムジーにも期待です。どこで使うのか問題はありますが…
サンチェス含めゼロトップフォーメションに近いので、ウォルコットの裏への飛び出しは効果的でした。また、エース サンチェスは2発で今後調子を挙げてくれるでしょう。それにしてもイオビの創造性、思いっきりの良さが光ってました!彼のようにシュートで終わってくれると、いい流れができますね!また、ジャカのミドルも挨拶がわりの一発として強烈なインパクトを残せましたね!自分も3度見直してしまいました。これでスタメン入り出来るのではないでしょうか。
攻撃がよさが目立った一方でムスタフィのマークが甘く裏を何度も取られたり、相変わらず左サイドは緩く、ディフェンス陣の連携はまだまだの印象です。来週のチェルシーとのダービーはお互いベストメンバーで、ベストゲームを期待したいです!
ムスタスィが今後いましている様なミスを減らせなければキツそうですね。
途中でご送信してしまいました。
攻撃陣は主様が言う通りポジティブな要素が多く、FW陣とディフェンスが上手くいけばリーグ争いに最後まで食いこめそうですね。
ペップシティが調子を落とせばですが…。
「あれ?我が軍は、いつの間にか贅沢なスタッズだぞ?」と思えた試合でした
まけれれさん>
ウォルコット、よかったですね。ラムジーは、攻めを重視したいときのセンターでしょうか。
ヤンガナ大好き!さん>
アレクシス・サンチェスは、動いているボールは外さないですね(笑)。コシールニーとムスタフィの連携が向上すれば、ペップについていけるのではないでしょうか。
ガナユさん>
ムスタフィは、オフサイドを取りたがるのを抑えて、コシールニーと合わさられるようになればミスは減るのではないでしょうか。
ひろとさん>
ワールドクラス、縁の下の力持ち的存在、伸び盛りの若手とバランスがいいですよね。ストライカーが起きてくれれば優勝争いです。
サンチェスの0トップは微調整をすればさらに良くなりそうです。ウイングにストライカー色の強いウォルコットを置くのが正解で、同様の役割はペレスにもできそうです。ウイングのもう1人はイオビもいいですが、守備のバランスを考えるとラムジーがいい気がします。
セントラルの人選もようやく狙いが見えてきました。自分がイメージしていたのは、攻撃を意識したCMカソルラ、エルネニーでCDMジャカ、コクランの形でした。しかし、どうやら守備を考慮した上でCMコクラン、エルネニーでCDMカソルラ、ジャカをヴェンゲルはイメージしてる気がします。運動量豊富なCMがインターセプトを狙い中盤を動き回り、CDMはバイタルをケアすることに専念していると思います。完成形はジャカがCM、カソルラがCDMの形だと思います。(それを意識した上での「ジャカはボックス・トゥー・ボックス」発言だったのではと推測しています。)
すいません、長文になってしまいました。
なんか最近アーセナルに明らかに有利な判定ふえてないですかね〜。サウサンプトン戦でのジルーへのありえないファール、パリ戦でのディマリアへの明らかなファールの見逃し、そしてリバモアのレッド。どれも試合を決定付ける判定だったですがね〜。実際複数人のツイッターや個人ブログでもこのことは言われてますよ〜。
グーナーは見て見ぬ振りしてますが逆の立場だったらどう思うでしょうね〜。ま、イングランドの審判が無能なのが一番の原因ではありますが、次のチェルシー戦で不利な判定が出ても何も言えなくなっちゃいましたね〜(笑)。
新参さん>
エルネニーのパスコースを切るセンスは貴重ですよね。私が中盤を今選ぶなら、エルネニーとジャカの2センター、アレクシス・サンチェスとイオビが両サイド、そしてエジルです。
ニー感アルフさん>
明らかに不利な判定があったかどうかも並べないと、その話は何ともいえないですね。パリで裁いたカッサイさんは、ハンガリー人ですが、プレミアリーグ勢に加勢する何らかの動機があるのでしょうか?あるなら興味深い話なので、ぜひ聞きたいです。