2024.05.27 チームの話題(全体・他クラブ)
鎌田大地を狙っていると話題のクリスタル・パレスは、「あのシーズンのレスターに似ている」説!
プレミアリーグとFAカップが終わり、イングランドはひと足早くオフシーズンに突入しました。マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ブライトンの監督人事が話題になるなかで、クリスタル・パレスの動向も注目されています。新戦力の話はローマ発で、主力の引き抜きはロンドンの攻防です。
イタリアメディアに去就を取り沙汰されているのは、ラツィオの鎌田大地。2023年の夏にローマに飛んだ日本代表MFは特殊な契約を結んでおり、「5月末までに100ユーロ(約1万6000円)を支払えば、ラツィオとの契約は2027年6月まで延長。スルーしたらフリーエージェント」という条項があるそうです。決定権は鎌田のみにあるという不思議なお話です。
これに反応したのがライバルのローマとクリスタル・パレスといわれているのですが、ローマのほうは「リストアップした可能性がある」とだけ伝えられています。片やクリスタル・パレスは、現在の監督がフランクフルト時代にともに戦ったオリヴァー・グラスナー。当然、鎌田大地の強みはよくわかっています。
サッリの下では、先発から外れることも多かった鎌田大地は、3月に就任したトゥドール新監督の評価を得られており、契約を延長するものと目されていました。しかしラツィオは鎌田が要求する年俸300万ポンドを渋っており、クリスタル・パレスは430万ポンドという好条件を提示していると報じられています。
旧知の監督とプレミアリーグに本人が好感を抱き、ラツィオが態度を変えなければ一気に動くかも…といいつつ、現在は決定的な情報はありません。ひとついえそうなのは、今のクリスタル・パレスにとっては的確な補強であるということです。一方、主力が抜かれる可能性ありと伝えているのは「ミラー」。噂の主役は、人気銘柄となったマイケル・オリーズです。
今季はハムストリングを2度も痛め、19試合しか出場できなかったにも関わらず、10ゴール6アシスト。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ニューカッスル、リヴァプールが注視している22歳のウインガーについて、ダレン・ミラー記者は「6000万ポンドを用意したチェルシーは、誰が監督になっても獲得するつもり」とレポートしています。
主軸の去就を問われて「残留を確信している」と返したグラスナー監督は、「彼が売れたら、スタジアムが買えるだろう」とジョークを飛ばしています。この話を受けて、「マーケットでニーズが高いグエイ、エゼ、オリーズは、必死になって退団しようとしないかもしれない」というのは、「アスレティック」のマット・ウースナム記者。その理由は「グラスナー効果」です。
さて、ここでプレミアリーグファンのみなさんに、こっそり伝えておきたいことがあります。現在のクリスタル・パレスは、2015-16シーズンに奇跡的なリーグ制覇を遂げたレスターに似ているのです。優勝の直前のシーズンに、残り9試合で最下位だったレスターは、そこから7勝1分1敗という驚異的な戦績で14位にジャンプアップしています。
今季のクリスタル・パレスは、32節まで降格ゾーンと5ポイント差の14位。ホジソンの後を継いだグラスナーは、1勝3分3敗という厳しい船出でした。ところがラスト7試合は6勝1分で、まさかのTOP10フィニッシュ。ホジソンの下で21試合3ゴールだったマテタは、監督が代わってから14戦13発と覚醒し、オリーズはラスト7戦で4発3アシスト、エゼは6戦5発2アシストです。
グラスナー監督は、選手たちの内発的な動機を重視し、自己認知を高めながら自信を植え付けるアプローチを徹底したとのこと。「新監督によってストライカーとウインガーが大変身」は、ラニエリのチームと重なります。2014-15シーズンのヴァーディーは34戦5ゴール、マフレズは30戦4ゴール。対して翌年はヴァーディーが24ゴール、マフレズは17ゴールと別世界でした。
あの年のレスターは、セカンドストライカーとして岡崎慎司、中盤センターにエンゴロ・カンテという大当たりの補強がありました。岡崎の役割は鎌田大地をトップ下に据えるとして、「コナー・ギャラガーが復帰」「不振が続くカルヴァン・フィリップスが大復活」などというマジカル補強があれば、優勝はともかくTOP4争いに食い込んでくるかもしれません。
…すみません。妄想で走ってしまいました。現時点では、イタリアとイングランドのゴシップに、スパイスを振りかけただけのファンタジーです。これを読んでいる方々に伝えたかったのは、「鎌田が来るかも!」「クリスタル・パレスがおもしろくなりそう!」という2点です。ラツィオが鎌田の残留を発表し、チェルシーがオリーズ獲得に成功したら、笑って忘れてください。
イタリアメディアに去就を取り沙汰されているのは、ラツィオの鎌田大地。2023年の夏にローマに飛んだ日本代表MFは特殊な契約を結んでおり、「5月末までに100ユーロ(約1万6000円)を支払えば、ラツィオとの契約は2027年6月まで延長。スルーしたらフリーエージェント」という条項があるそうです。決定権は鎌田のみにあるという不思議なお話です。
これに反応したのがライバルのローマとクリスタル・パレスといわれているのですが、ローマのほうは「リストアップした可能性がある」とだけ伝えられています。片やクリスタル・パレスは、現在の監督がフランクフルト時代にともに戦ったオリヴァー・グラスナー。当然、鎌田大地の強みはよくわかっています。
サッリの下では、先発から外れることも多かった鎌田大地は、3月に就任したトゥドール新監督の評価を得られており、契約を延長するものと目されていました。しかしラツィオは鎌田が要求する年俸300万ポンドを渋っており、クリスタル・パレスは430万ポンドという好条件を提示していると報じられています。
旧知の監督とプレミアリーグに本人が好感を抱き、ラツィオが態度を変えなければ一気に動くかも…といいつつ、現在は決定的な情報はありません。ひとついえそうなのは、今のクリスタル・パレスにとっては的確な補強であるということです。一方、主力が抜かれる可能性ありと伝えているのは「ミラー」。噂の主役は、人気銘柄となったマイケル・オリーズです。
今季はハムストリングを2度も痛め、19試合しか出場できなかったにも関わらず、10ゴール6アシスト。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ニューカッスル、リヴァプールが注視している22歳のウインガーについて、ダレン・ミラー記者は「6000万ポンドを用意したチェルシーは、誰が監督になっても獲得するつもり」とレポートしています。
主軸の去就を問われて「残留を確信している」と返したグラスナー監督は、「彼が売れたら、スタジアムが買えるだろう」とジョークを飛ばしています。この話を受けて、「マーケットでニーズが高いグエイ、エゼ、オリーズは、必死になって退団しようとしないかもしれない」というのは、「アスレティック」のマット・ウースナム記者。その理由は「グラスナー効果」です。
さて、ここでプレミアリーグファンのみなさんに、こっそり伝えておきたいことがあります。現在のクリスタル・パレスは、2015-16シーズンに奇跡的なリーグ制覇を遂げたレスターに似ているのです。優勝の直前のシーズンに、残り9試合で最下位だったレスターは、そこから7勝1分1敗という驚異的な戦績で14位にジャンプアップしています。
今季のクリスタル・パレスは、32節まで降格ゾーンと5ポイント差の14位。ホジソンの後を継いだグラスナーは、1勝3分3敗という厳しい船出でした。ところがラスト7試合は6勝1分で、まさかのTOP10フィニッシュ。ホジソンの下で21試合3ゴールだったマテタは、監督が代わってから14戦13発と覚醒し、オリーズはラスト7戦で4発3アシスト、エゼは6戦5発2アシストです。
グラスナー監督は、選手たちの内発的な動機を重視し、自己認知を高めながら自信を植え付けるアプローチを徹底したとのこと。「新監督によってストライカーとウインガーが大変身」は、ラニエリのチームと重なります。2014-15シーズンのヴァーディーは34戦5ゴール、マフレズは30戦4ゴール。対して翌年はヴァーディーが24ゴール、マフレズは17ゴールと別世界でした。
あの年のレスターは、セカンドストライカーとして岡崎慎司、中盤センターにエンゴロ・カンテという大当たりの補強がありました。岡崎の役割は鎌田大地をトップ下に据えるとして、「コナー・ギャラガーが復帰」「不振が続くカルヴァン・フィリップスが大復活」などというマジカル補強があれば、優勝はともかくTOP4争いに食い込んでくるかもしれません。
…すみません。妄想で走ってしまいました。現時点では、イタリアとイングランドのゴシップに、スパイスを振りかけただけのファンタジーです。これを読んでいる方々に伝えたかったのは、「鎌田が来るかも!」「クリスタル・パレスがおもしろくなりそう!」という2点です。ラツィオが鎌田の残留を発表し、チェルシーがオリーズ獲得に成功したら、笑って忘れてください。
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最終盤で一番面白かったのがクリ・パレでした。
面白いようにゴールが決まるので、選手たちのほうがびっくり、笑いだしてる感じでしたね。
来季序盤から好スタートならヨーロッパも夢じゃないかんじ。
できれば前列3人は残してほしいな。