2024.06.08 移籍ニュース2024-25移籍ニュース
スビメンディは拒否…アーセナルの中盤センターの本命はエヴァートンのアマドゥ・オナナ?
マルティン・スビメンディ、ブルーノ・ギマランイス、アマドゥ・オナナ…。プレミアリーグ制覇をめざすアーセナルにとって、中盤センターの強化は、ストライカーの得点力UPとともに重要なテーマです。エドゥSDとアルテタ監督は、デクラン・ライスを8番に据えても高い守備力とパスワークを備えたスカッドをめざしているのでしょう。
エルネニーが退団し、慢性的な負傷を抱えた32歳のジョルジーニョに多くは求められません。来週、31歳のバースデーを迎えるトーマス・パーティーは、1年前にユーヴェ移籍の話があり、お別れの時が近づいているのかもしれません。中盤センターについては、以前から複数のターゲットが記事になっていますが、そのうちの2人はノーチャンスのようです。
「アーセナルのオファーを拒否」と報じられたのは、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ。5100万ポンド(102億円)のバイアウト条項があるスペイン代表MFは、ラ・リーガでプレイしたがっており、レアル・マドリードとバルセロナ以外は選択肢にならないようです。最近はバルサ関連のゴシップが増え、イギリスのメディアはトーンダウンしています。
ニューカッスルのブルーノ・ギマランイスも厳しそうです。昨季プレミアリーグで37試合7ゴール8アシストという素晴らしい数字を残した26歳のコントロールタワーは、6月の最終週まで1億ポンド(約200億円)のバイアウト条項が有効になっていると伝えられています。PSR違反を避けたいマグパイズが、彼の売却も選択肢のひとつとしているのは間違いないでしょう。
しかし本人は、「ニューカッスルで幸せ」と公言。クラブが他の選手を売って帳尻を合わせれば、あっさりシャッターが閉まってしまいそうです。「FFPについてもわかっている。でも今は幸せだ。どうなるか見てみよう。急ぐことはない。”神のみぞ知る”だね」。彼にとってアーセナルは、名前が聞こえてくるビッグクラブのひとつでしかないようです。
現状で最も可能性が高そうなのは、財政危機に陥っているエヴァートンのヤングスターです。アマドゥ・オナナは22歳。2年前にリールから加わったベルギー代表は、プレミアリーグ63試合3ゴール2アシストというスタッツを記録しています。ファブリツィオ・ロマーノさんが「アーセナルがコンタクトを取った」といっており、近いうちに交渉が始まりそうな雲行きです。
アマドゥ・オナナの最大の魅力は、195cmの長身を活かした空中戦の強さとボール奪取力。パスワークも、今のアーセナルのレベルでも機能するはずで、デクラン・ライスを休ませるという重要なテーマを実現できる存在です。移籍金は4500万ポンド(約90億円)程度といわれていますが、キャッシュが必要なエヴァートンが強気にはなれないでしょう。
このほか、中盤の獲得候補といわれているのは、モナコのユスフ・フォファナとアストン・ヴィラのドゥグラス・ルイスです。財政が不安定なモナコも売却益を必要としており、契約が残り1年となったユスフ・フォファナは2000万ポンド(約40億円)といわれていますが、争奪戦で値段が吊り上がるなら、プレミアリーグ経験があるアマドゥ・オナナのほうがローリスクです。
ロス・バークリーを押さえつつ、コナー・ギャラガ―をほしがっていると報じられたアストン・ヴィラは、ドゥグラス・ルイスを持っていかれるのを覚悟しているのかもしれません。ただしこちらは、ユヴェントスがウェストン・マッケニーとのスワップを打診していると伝えられています。簡単に話がまとまるとは思えませんが、「本人は乗り気」という報道が気になります。
ストライカーにそれなりの投資をするという前提で、若手を獲って育ててきたエドゥ&アルテタのコンセプトを重ね合わせると、やはりアマドゥ・オナナがぴったりなのではないかと思われます。「自分たちの弱点を分析し、どこを改善してどこに投資できるか、これからどうするかを1月から話し合ってきた」というSDの次なるアクションに注目しましょう。(アマドゥ・オナナ 写真著作者/Supporterhéninois)
エルネニーが退団し、慢性的な負傷を抱えた32歳のジョルジーニョに多くは求められません。来週、31歳のバースデーを迎えるトーマス・パーティーは、1年前にユーヴェ移籍の話があり、お別れの時が近づいているのかもしれません。中盤センターについては、以前から複数のターゲットが記事になっていますが、そのうちの2人はノーチャンスのようです。
「アーセナルのオファーを拒否」と報じられたのは、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ。5100万ポンド(102億円)のバイアウト条項があるスペイン代表MFは、ラ・リーガでプレイしたがっており、レアル・マドリードとバルセロナ以外は選択肢にならないようです。最近はバルサ関連のゴシップが増え、イギリスのメディアはトーンダウンしています。
ニューカッスルのブルーノ・ギマランイスも厳しそうです。昨季プレミアリーグで37試合7ゴール8アシストという素晴らしい数字を残した26歳のコントロールタワーは、6月の最終週まで1億ポンド(約200億円)のバイアウト条項が有効になっていると伝えられています。PSR違反を避けたいマグパイズが、彼の売却も選択肢のひとつとしているのは間違いないでしょう。
しかし本人は、「ニューカッスルで幸せ」と公言。クラブが他の選手を売って帳尻を合わせれば、あっさりシャッターが閉まってしまいそうです。「FFPについてもわかっている。でも今は幸せだ。どうなるか見てみよう。急ぐことはない。”神のみぞ知る”だね」。彼にとってアーセナルは、名前が聞こえてくるビッグクラブのひとつでしかないようです。
現状で最も可能性が高そうなのは、財政危機に陥っているエヴァートンのヤングスターです。アマドゥ・オナナは22歳。2年前にリールから加わったベルギー代表は、プレミアリーグ63試合3ゴール2アシストというスタッツを記録しています。ファブリツィオ・ロマーノさんが「アーセナルがコンタクトを取った」といっており、近いうちに交渉が始まりそうな雲行きです。
アマドゥ・オナナの最大の魅力は、195cmの長身を活かした空中戦の強さとボール奪取力。パスワークも、今のアーセナルのレベルでも機能するはずで、デクラン・ライスを休ませるという重要なテーマを実現できる存在です。移籍金は4500万ポンド(約90億円)程度といわれていますが、キャッシュが必要なエヴァートンが強気にはなれないでしょう。
このほか、中盤の獲得候補といわれているのは、モナコのユスフ・フォファナとアストン・ヴィラのドゥグラス・ルイスです。財政が不安定なモナコも売却益を必要としており、契約が残り1年となったユスフ・フォファナは2000万ポンド(約40億円)といわれていますが、争奪戦で値段が吊り上がるなら、プレミアリーグ経験があるアマドゥ・オナナのほうがローリスクです。
ロス・バークリーを押さえつつ、コナー・ギャラガ―をほしがっていると報じられたアストン・ヴィラは、ドゥグラス・ルイスを持っていかれるのを覚悟しているのかもしれません。ただしこちらは、ユヴェントスがウェストン・マッケニーとのスワップを打診していると伝えられています。簡単に話がまとまるとは思えませんが、「本人は乗り気」という報道が気になります。
ストライカーにそれなりの投資をするという前提で、若手を獲って育ててきたエドゥ&アルテタのコンセプトを重ね合わせると、やはりアマドゥ・オナナがぴったりなのではないかと思われます。「自分たちの弱点を分析し、どこを改善してどこに投資できるか、これからどうするかを1月から話し合ってきた」というSDの次なるアクションに注目しましょう。(アマドゥ・オナナ 写真著作者/Supporterhéninois)
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