2024.06.14 移籍ニュース2024-25移籍ニュース
「アーセナルは24時間以内に契約完了」「オシムヘンにオファー」…現地メディアの見出しに要注意!
「アーセナルは、24時間以内に最初の契約を完了させる可能性がある」。騙された私が、バカでした。「ザ・サン」の煽りと怪情報に何度も失笑させられてきたのに、「フットボール・ロンドン」の見出しにつられて、思わず右手が動いてしまいました。「ロンドンのライバルと比べると、静かな夏を過ごしている」。そうですよね。それで?
記事を読みながら、6月14日はトランスファーマーケットが正式にオープンする日であることを思い出しました。プレミアリーグのクラブは、今日から獲得した選手を登録できます。マシュー・アボット記者は、「フラムのトシン・アダラビオヨを獲得したチェルシーや、ティモ・ヴェルナーを完全移籍にスイッチしたトッテナムより先にサインを終えられる」といっています。
何のことはない、ダヴィド・ラヤ。アダラビオヨは6月30日までフラムとの契約が残っており、ヴェルナーが所属するブンデスリーガは7月1日からマーケットがスタートするので、2700万ポンドの買い取りオプションを即日で発動させられるアーセナルが追い抜くという話です。それだけ?「48時間後にイサクも」とか、何か付けてくださいよ…!
というわけで、アーセナルの穏やかな夏はもうしばらく続くようです。1ヵ月前、早期の補強の重要性を説いていたアルテタ監督は、さまざまな思惑が外れている現状に渋い顔をしているのではないでしょうか。得点力強化のキーマンと目されていたベンヤミン・シュエシュコは、ライプツィヒと新契約を締結。スビメンディは、スペインから出る気がないと伝えられています。
ニューカッスルのブルーノ・ギマランイスは、タインウェア郊外の豪邸を購入し、「ここで幸せ」と明言。ラムズデールを買ってくれるはずだったクラブは、2000万ポンド以下で獲れそうなバーンリーのトラフォードに乗り換えたと報じられています。「PSR遵守のために主力の放出必至」はガセネタだったのか。イサクには、1億ポンドを超える強気のタグが付いているようです。
オシムヘンへの関心は薄れたといわれているのは、ストライカーに1億ポンド以上を支払う気がないからでしょう。であれば、ギョケレスの8600万ポンドもNGとなりそうです。復帰後のプレミアリーグで17戦4発のイヴァン・トニーは候補から外れ、38戦19発3アシストという素晴らしいスタッツを残したソランケは、1年輝いただけで6500万ポンドならリスキーでしょう。
さらに昨日、「ドゥグラス・ルイスがユヴェントスと個人条件合意」と報じられました。ファブリツィオ・ロマーノさんは、「ウェストン・マッケニーとサミュエル・イリング・ジュニオールを付けて1680万ポンドという条件をアストン・ヴィラは呑む用意がある「マッケニーはヴィラを気に入っている」と付け加えています。
目下のところ、先につながりそうなネタは、ボローニャのザークツィーとアスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズぐらいです。2023-24シーズンの公式戦37試合で12ゴール7アシストのザークツィーは、バイアウト条項にある3400万ポンドをクリアすればOKと報じられており、左右のウイングをこなせるニコ・ウィリアムズも4210万ポンドで契約を解除できるそうです。
両者ともにお手頃価格ですが、アルテタ監督が望む早期決着は実現しそうにありません。ザークツィーは、フレンキー・デ・ヨングとコープマイネルスが負傷リタイアとなったオランダ代表に追加招集され、スペイン代表としてユーロ2024に挑むニコ・ウィリアムズは「大会が終わるまで、何も知りたくない」といっています。
チェルシーから引き抜きを画策しているといわれるライアン・マカイドゥはまだ15歳で、将来投資でしょう。そんななかで、「フットボールロンドン」のアイザック・シーロチャン記者が、「アーセナルはオシムヘン獲得をめざして、7200万ポンドでオファー」と伝えています。マジですか?「イタリア発の情報」とあり、元ネタを見てみると、これがまた怪しさ100%で…。
出オチのような記事に肩を落としてから1時間も経たないうちに、またもや引っかかってしまったようです。玉石混交のニュースとゴシップに振り回されるのも、この季節の楽しみと考えて、がっかり覚悟で記事に飛びついていくべしと割り切っております。で、結局オシムヘンは…いやいや、焦らずしばし続報を待ちましょう。(ヴィクター・オシムヘン 写真著作者/Fédération Guinéenne Football)
記事を読みながら、6月14日はトランスファーマーケットが正式にオープンする日であることを思い出しました。プレミアリーグのクラブは、今日から獲得した選手を登録できます。マシュー・アボット記者は、「フラムのトシン・アダラビオヨを獲得したチェルシーや、ティモ・ヴェルナーを完全移籍にスイッチしたトッテナムより先にサインを終えられる」といっています。
何のことはない、ダヴィド・ラヤ。アダラビオヨは6月30日までフラムとの契約が残っており、ヴェルナーが所属するブンデスリーガは7月1日からマーケットがスタートするので、2700万ポンドの買い取りオプションを即日で発動させられるアーセナルが追い抜くという話です。それだけ?「48時間後にイサクも」とか、何か付けてくださいよ…!
というわけで、アーセナルの穏やかな夏はもうしばらく続くようです。1ヵ月前、早期の補強の重要性を説いていたアルテタ監督は、さまざまな思惑が外れている現状に渋い顔をしているのではないでしょうか。得点力強化のキーマンと目されていたベンヤミン・シュエシュコは、ライプツィヒと新契約を締結。スビメンディは、スペインから出る気がないと伝えられています。
ニューカッスルのブルーノ・ギマランイスは、タインウェア郊外の豪邸を購入し、「ここで幸せ」と明言。ラムズデールを買ってくれるはずだったクラブは、2000万ポンド以下で獲れそうなバーンリーのトラフォードに乗り換えたと報じられています。「PSR遵守のために主力の放出必至」はガセネタだったのか。イサクには、1億ポンドを超える強気のタグが付いているようです。
オシムヘンへの関心は薄れたといわれているのは、ストライカーに1億ポンド以上を支払う気がないからでしょう。であれば、ギョケレスの8600万ポンドもNGとなりそうです。復帰後のプレミアリーグで17戦4発のイヴァン・トニーは候補から外れ、38戦19発3アシストという素晴らしいスタッツを残したソランケは、1年輝いただけで6500万ポンドならリスキーでしょう。
さらに昨日、「ドゥグラス・ルイスがユヴェントスと個人条件合意」と報じられました。ファブリツィオ・ロマーノさんは、「ウェストン・マッケニーとサミュエル・イリング・ジュニオールを付けて1680万ポンドという条件をアストン・ヴィラは呑む用意がある「マッケニーはヴィラを気に入っている」と付け加えています。
目下のところ、先につながりそうなネタは、ボローニャのザークツィーとアスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズぐらいです。2023-24シーズンの公式戦37試合で12ゴール7アシストのザークツィーは、バイアウト条項にある3400万ポンドをクリアすればOKと報じられており、左右のウイングをこなせるニコ・ウィリアムズも4210万ポンドで契約を解除できるそうです。
両者ともにお手頃価格ですが、アルテタ監督が望む早期決着は実現しそうにありません。ザークツィーは、フレンキー・デ・ヨングとコープマイネルスが負傷リタイアとなったオランダ代表に追加招集され、スペイン代表としてユーロ2024に挑むニコ・ウィリアムズは「大会が終わるまで、何も知りたくない」といっています。
チェルシーから引き抜きを画策しているといわれるライアン・マカイドゥはまだ15歳で、将来投資でしょう。そんななかで、「フットボールロンドン」のアイザック・シーロチャン記者が、「アーセナルはオシムヘン獲得をめざして、7200万ポンドでオファー」と伝えています。マジですか?「イタリア発の情報」とあり、元ネタを見てみると、これがまた怪しさ100%で…。
出オチのような記事に肩を落としてから1時間も経たないうちに、またもや引っかかってしまったようです。玉石混交のニュースとゴシップに振り回されるのも、この季節の楽しみと考えて、がっかり覚悟で記事に飛びついていくべしと割り切っております。で、結局オシムヘンは…いやいや、焦らずしばし続報を待ちましょう。(ヴィクター・オシムヘン 写真著作者/Fédération Guinéenne Football)
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