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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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グリーンウッドとサンチョにオファー?マンチェスター・ユナイテッドの補強&売却最新トピックス!

メイソン・グリーンウッドは、やはり売却となるようです。先週末、複数のメディアがマンチェスター・ユナイテッドに届いた2つのオファーを報じています。イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオさんと「ミラー」が伝えるポールポジションは、ドゥグラス・ルイスも押さえようとしているユヴェントス。両者とも、個人条件は合意済みといっています。

イタリア発の記事は、「マン・ユナイテッドは5000万ポンド(約100億円)を要求」。これに対して「ミラー」のダン・バーナム記者は4200万ポンドと伝えていますが、「ユーヴェのオファーは2500万ポンド+オプション」は一致しています。すぐに埋まりそうなギャップですが、セリエAのクラブはフェデリコ・キエーザかマティアス・スーレを売るのが先と伝えられています。

グリーンウッドを狙う2つめのクラブは、バレンシア。こちらは2500万ポンドとユーヴェに劣るものの、ヘタフェで36試合10ゴール6アシストという数字を残したレフティは、スペインに行きたがっているようです。金額はユーヴェ、本人の希望と交渉のスピードはバレンシア。マン・ユナイテッドは、スペインからのオファーを吊り上げようとするのではないでしょうか。

前線の刷新を検討しているユーヴェは、ジェイドン・サンチョの争奪戦でもトップランナーと報じられています。「デイリー・メール」など複数のメディアによると、マンチェスター・ユナイテッドの値付けは4000万ポンド。買い戻しを検討していたドルトムントは払えず、ローンの継続を希望と伝えられていますが、ユーヴェは完全移籍も視野に入れているようです。

ただしこちらは、「ユーヴェもローンの条件を模索」「3450万ポンドのオファーを検討」などと情報が錯綜しています。マン・ユナイテッドとしては、バレンシアにグリーンウッド、ユーヴェにサンチョでトータル6000万ポンドなら納得でしょう。「フェネルバフチェに招聘されたモウリーニョがリンデロフをほしがっている」という話も、事実なら前向きに考えるはずです。

マルシアル、ヴァラン、ブランドン・ウィリアムズの退団で既に人件費が軽減されているなかで、懸案だったアタッカーたちが売れれば、強化予算を引き上げることができます。エヴァートンが7000万ポンドと主張しているブランスウェイトは、4300万のオファーの見直しをせず、キャッシュがほしいクラブの歩み寄りを待つ方針と報じられています。

21歳のCBが無理なら、次なる候補はバイエルンのマタイス・デ・リフト。2022年にユーヴェから獲得した際の移籍金は5660万ポンドで、サー・ラトクリフと経営ボードは4250万ポンドならグリーンライトと考えているようです。18歳のCBレニー・ヨロが所属するリールは、「プレミアリーグのクラブからの4230万ポンドを拒否」と報じられていますが、これはわれわれでしょうか?

「ESPN」が前線の候補として挙げているのは、ブレントフォードのイヴァン・トニー、ヘントとリールで266試合121ゴールのジョナサン・デイヴィッド、アーセナルとぶつかりそうなボローニャのザークツィー。イングランド代表とカナダ代表は契約が残り1年で、ザークツィーのバイアウト条項は3400万ポンドという手頃なお値段です。

ホイルンドの負担が大きい最前線と、昨シーズンの停滞の元凶となったCBの強化は必須で、中盤センターを厚くできればベターです。カゼミーロはサウジに行くのでしょうか。ベテランが残した移籍金で中盤センターの守備力を高め、ラシュフォードとメイソン・マウントが持てる力を発揮してくれれば、何とか戦える布陣になりそうですが…。

冷静にスカッドを見ていくと、GK、左SB、左右のウイングも不安なのですが、最初からアレもコレもとよくばらず、注力すべきポジションの動向を見守りましょう。そういえば、「ずっと追いかけていた鈴木彩艶の獲得をめざしている」という現地の記事があったのですが、そんなにほしかったんでしたっけ?…このネタは一旦、スルーということで。


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