2024.07.15 移籍ニュース2024-25移籍ニュース
オリー・ワトキンス、フリアン・アルバレス…チェルシーの新ターゲット情報はマジ?ゴシップ?
トッド・ベーリーとクリアレイク・キャピタルがウェストロンドンに降臨してから、2年が経ちました。最近は「チェルシーが」と付ければ、いかにもフェイクな移籍ゴシップでも、否定できなくなった感があります。「オリー・ワトキンスとフリアン・アルバレスの獲得に動く」って…。他のクラブなら、「ネタがないのかな」と優しくスルーしたくなる話です。
「野心的」「センセーショナル」と煽りながら、オリー・ワトキンスとコナー・ギャラガーのスワップを提案と報じているのは「フットボールインサイダー」「Football365」「TEAMTALK」「CAUGHTOFFSIDE」「GiveMeSport」といった面々です。それぞれの記事を読むと、いい出したのは「フットボールインサイダー」のウェイン・ヴェイシー記者であると特定できます。
一応、目を通してみようとページを開くと、2行めに得意の「sources(情報筋)」という言葉があります。昨季プレミアリーグで37試合19ゴール13アシスト…いや、今は「オランダ戦で劇的な決勝ゴールをゲット」といったほうが盛り上がりそうです。チェルシーは、ヴィラのストライカーを獲得するべく、生え抜きのキャプテンにキャッシュを上乗せするというお話です。
「GiveMeSport」は、「ジャーナリストのシ・フィリップスによると」といっており、「フットボールインサイダー」のネタ元も彼なのかもしれません。こちらの記事は、ブレントフォードから2800万ポンドでウェスト・ミッドランズに移籍したイングランド代表の市場価値を「7500万ポンドを超える」と伝えています。
「Football365」は、コナー・ギャラガーは5000万ポンドといっているので、乗せるキャッシュは2500万ポンドということでしょうか。チェルシーとヴィラは、オマリ・ケリーマンとイアン・マートセンをお互いに売り合った「PSR共済組合」の仲間なので、バーミンガムが「ワトキンスを出すわけねーじゃん!」と吹き上がったとしても、友好的な話し合いがなされるはずです。
いや、さすがにこれはヴィラは断るでしょう。ムサ・ディアビやジョン・デュランならともかく、エースと同等のパフォーマンスを披露してくれそうなストライカーは、8000万ポンドでも獲れないでしょう。というわけで、「楽しい読み物をありがとう」とひとこと返して、忘れてしまいたいのですが、「チェルシーなら実現させてしまうかも…?」という怖れを拭えません。
フリアン・アルバレスのほうは、「フットボールロンドン」です。アイザック・シーロチャン記者が、「チェルシーへの移籍が噂されているフリアン・アルバレスがマンチェスター・シティとの新契約を拒否し、退団を希望したと報じられている」といっており、ネタ元はアルゼンチンのメディアだそうです。
オリー・ワトキンスについては、「チェルシー?いくつかのメディアがいってるけど…」と困惑していたファブリツィオ・ロマーノさんは、「シティはアルバレスを手放したくないという姿勢を貫いているが、本人はもっとプレイしたがっている。そのため、シティは代理人と会った後、どうするか決めなければならない」と具体的に語っています。
ただし、彼が売却先としているのは、チェルシーではなくパリ・サンジェルマンです。ロンドンのメディアの記事は、「チェルシーが」と頭に入れたために、フェイクっぽいけど否定もしづらい微妙なテイストになってしまった好例なのかもしれません。ロマーノさんは、「パリにとって簡単なディールではない」とおっしゃっており、まずはクラブと代理人の話し合いです。
不思議なのは、ここへきて突如、チェルシー絡みの景気のいい話が続いていること。ゴシップといっても、完全なるフィクションより、根拠になりえる小さなネタが膨らんでストーリーに化けるほうが圧倒的に多数です。ターゲットはジョン・デュランで、オシムヘンやニコ・ウィリアムズは高すぎるから撤退と報じられてたクラブに、何が起こったのでしょうか。
もしかして、「ケパ・アリサバラガが高値でサウジ」とか?あるいは「ナポリがルカク」のほうでしょうか。いずれにしても今は、「オリー・ワトキンスが来たら盛り上がりますね!」としかいえません。今回は、ゴシップの片棒を担いでしまった感があり、申し訳ありません。口直しといっては何ですが、最後に事実を発表してこの稿を締めたいと思います。
「チェルシーが、バーゼルからレナト・ヴェイガを獲得。CBとレフトバックもこなす20歳のセントラルMFは、昨季公式戦で26試合2ゴール1アシストという数字を残しています。1年延長オプション付きの7年契約で、移籍金は1200万ポンド(約24億6000万円)。チェルシーがこの夏に契約を結んだ新戦力は、6人になりました」
「野心的」「センセーショナル」と煽りながら、オリー・ワトキンスとコナー・ギャラガーのスワップを提案と報じているのは「フットボールインサイダー」「Football365」「TEAMTALK」「CAUGHTOFFSIDE」「GiveMeSport」といった面々です。それぞれの記事を読むと、いい出したのは「フットボールインサイダー」のウェイン・ヴェイシー記者であると特定できます。
一応、目を通してみようとページを開くと、2行めに得意の「sources(情報筋)」という言葉があります。昨季プレミアリーグで37試合19ゴール13アシスト…いや、今は「オランダ戦で劇的な決勝ゴールをゲット」といったほうが盛り上がりそうです。チェルシーは、ヴィラのストライカーを獲得するべく、生え抜きのキャプテンにキャッシュを上乗せするというお話です。
「GiveMeSport」は、「ジャーナリストのシ・フィリップスによると」といっており、「フットボールインサイダー」のネタ元も彼なのかもしれません。こちらの記事は、ブレントフォードから2800万ポンドでウェスト・ミッドランズに移籍したイングランド代表の市場価値を「7500万ポンドを超える」と伝えています。
「Football365」は、コナー・ギャラガーは5000万ポンドといっているので、乗せるキャッシュは2500万ポンドということでしょうか。チェルシーとヴィラは、オマリ・ケリーマンとイアン・マートセンをお互いに売り合った「PSR共済組合」の仲間なので、バーミンガムが「ワトキンスを出すわけねーじゃん!」と吹き上がったとしても、友好的な話し合いがなされるはずです。
いや、さすがにこれはヴィラは断るでしょう。ムサ・ディアビやジョン・デュランならともかく、エースと同等のパフォーマンスを披露してくれそうなストライカーは、8000万ポンドでも獲れないでしょう。というわけで、「楽しい読み物をありがとう」とひとこと返して、忘れてしまいたいのですが、「チェルシーなら実現させてしまうかも…?」という怖れを拭えません。
フリアン・アルバレスのほうは、「フットボールロンドン」です。アイザック・シーロチャン記者が、「チェルシーへの移籍が噂されているフリアン・アルバレスがマンチェスター・シティとの新契約を拒否し、退団を希望したと報じられている」といっており、ネタ元はアルゼンチンのメディアだそうです。
オリー・ワトキンスについては、「チェルシー?いくつかのメディアがいってるけど…」と困惑していたファブリツィオ・ロマーノさんは、「シティはアルバレスを手放したくないという姿勢を貫いているが、本人はもっとプレイしたがっている。そのため、シティは代理人と会った後、どうするか決めなければならない」と具体的に語っています。
ただし、彼が売却先としているのは、チェルシーではなくパリ・サンジェルマンです。ロンドンのメディアの記事は、「チェルシーが」と頭に入れたために、フェイクっぽいけど否定もしづらい微妙なテイストになってしまった好例なのかもしれません。ロマーノさんは、「パリにとって簡単なディールではない」とおっしゃっており、まずはクラブと代理人の話し合いです。
不思議なのは、ここへきて突如、チェルシー絡みの景気のいい話が続いていること。ゴシップといっても、完全なるフィクションより、根拠になりえる小さなネタが膨らんでストーリーに化けるほうが圧倒的に多数です。ターゲットはジョン・デュランで、オシムヘンやニコ・ウィリアムズは高すぎるから撤退と報じられてたクラブに、何が起こったのでしょうか。
もしかして、「ケパ・アリサバラガが高値でサウジ」とか?あるいは「ナポリがルカク」のほうでしょうか。いずれにしても今は、「オリー・ワトキンスが来たら盛り上がりますね!」としかいえません。今回は、ゴシップの片棒を担いでしまった感があり、申し訳ありません。口直しといっては何ですが、最後に事実を発表してこの稿を締めたいと思います。
「チェルシーが、バーゼルからレナト・ヴェイガを獲得。CBとレフトバックもこなす20歳のセントラルMFは、昨季公式戦で26試合2ゴール1アシストという数字を残しています。1年延長オプション付きの7年契約で、移籍金は1200万ポンド(約24億6000万円)。チェルシーがこの夏に契約を結んだ新戦力は、6人になりました」
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