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止まらないマンチェスター・ユナイテッド、マヌエル・ウガルテと個人条件合意!パリの要求額は…?

止まらないマンチェスター・ユナイテッド。レニー・ヨロの入団が報じられて48時間も経たないうちに、次なる個人条件合意のニュースが駆け巡っています。パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ。1年前に、スポルティングCPから移籍したばかりの新鋭のアンカーです。

モンテビデオのセントロ・アトレティコ・フェニックスのアカデミー出身で、18歳のときにキャプテンを務めたウガルテは、20歳だった2021年12月にポルトガルのファマリカンへ。プリメイラリーガで20試合に出場すると、戦術的なユーティリティーの高さと守備力に目を付けたスポルティングCPに引き抜かれ、リスボンで2シーズンを過ごしました。

入団当初はパリーニャのバックアッパーでしたが、12月にポジションを奪取し、2シーズンで公式戦85試合1ゴール3アシスト。550万ポンドでポルトガルの名門クラブに加わったアンカーのお値段は、5100万ポンドに跳ね上がりました。パリでは開幕からレギュラーで、37試合3アシスト。コパ・アメリカでは3位フィニッシュに貢献し、ベストイレブンに選出されています。

ファブリツィオ・ロマーノさんによると、パリとの契約が4年も残っている23歳のMFは、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を熱望しているそうです。ルイス・エンリケのチームに対して、どんな不満があったのでしょうか。CLのノックアウトラウンドで先発ゼロという状況に、危機感を覚えたのか。ジョアン・ネヴェスが加わったら出場機会が減ると思ったのか…?

来季のマン・ユナイテッドはELですが、ウガルテは気にしていないようです。「マンチェスター・イブニングニュース」のスティーブ・キーレン記者は、「以前に『レキップ』が、最初のオファーはパリが拒否と伝えていた」「現在も協議は続いている」とレポート。プレミアリーグの別なクラブとドイツからも打診があり、パリは競合させようとしていると報じています。

「デイリー・メール」のロバート・サマースケールズ記者は、パリは5900万ポンド以下のオファーに応じる気はないといっています。マン・ユナイテッドが条件をクリアするためには、フラムから1700万ポンドのオファーがあるマクトミネイか、サウジから話が来そうなカゼミーロを売却しなければなりません。話が進めば、アムラバトはフィレンツェに戻ることになるでしょう。

ザークツィーやレニー・ヨロと同様に、ポール・トゥ・ウィンを決めたいところですが、今回は時間がかかりそうです。ライバルに対してアドバンテージがあるとすれば、パリの経営ボードもウガルテの代理人のホルヘ・メンデスも、リレーションが良好であることです。オマール・ベラダCEOとダン・アシュワースSDの次なるアプローチに注目しましょう。


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