2024.10.13 選手トピックス
ソランケ、ペドロ・ネト、デ・リフト、カラフィオーリ…移籍金ランキングTOP11の新戦力の通信簿!
「スカイスポーツ」によると、夏のトランスファーマーケットでプレミアリーグのクラブが費やした総額は、オプション込みで20億8000万ポンド。デクラン・ライスやモイセス・カイセドに、1億ポンド超えの高値が付いた前年の24億6000万ポンドを下回りながらも、欧州で2位のセリエAの2倍以上が動いています。
最高額は、トッテナムがボーンマスから獲得したドミニク・ソランケの6500万ポンド。2位はマンチェスター・ユナイテッドがリールから引き入れたレニー・ヨロで、ペドロ・ネト、マヌエル・ウガルテ、アマドゥ・オナナまでが5000万ポンドを超えており、ジョアン・フェリックス、デ・リフト、カラフィオーリなど総勢11人が4000万ポンド以上です。
さて、デッドラインデーから1ヵ月半が過ぎ、プレミアリーグ2024-25シーズンは7節まで消化しました。今季の新戦力は、移籍金に見合うパフォーマンスを見せているのでしょうか。高額ランキングの上位は、大半が微妙な立ち上がりとなっています。マンチェスター・ユナイテッドのレニー・ヨロは、骨折でピットスタート。ウガルテは、直近のヴィラ戦が初の先発でした。
ビルドアップのクオリティが上がると期待されたデ・リフトは、ゴール前でのジャッジミスやデュエルで負けるシーンが目立ち、ヴィラ戦ではマグワイアに先発の座を奪われてしまいました。1年早くプレミアリーグに参入したフラーフェンベルフが「スピードに慣れるまで時間がかかった」といっており、経験値が高まるまでは、多少のミスに目をつぶるべきなのかもしれません。
チェルシーを知っているはずのジョアン・フェリックスは、前線の層の厚さに阻まれ、5試合はすべて途中出場。2-6で圧勝したウルヴス戦の6点めが唯一の目に見える結果では、チームに貢献できているとはいえないでしょう。ペドロ・ネトは得意の右サイドでプレイする機会が少なく、プレミアリーグで7戦ノーゴール1アシスト。2人とも、マレスカ戦術にフィットするための時間が必要です。
エヴァニウソンの移籍金4000万ポンドは、ボーンマスのクラブレコード。昨季はポルトで42試合25ゴールと大爆発したストライカーは、最初の8試合で1ゴールしか決めていません。3節のチェルシー戦でPKを決めていれば、エンジンがかかったのでしょうか。ソランケの後釜というプレッシャーが、打てるチャンスでの余裕のなさにつながっているのかもしれません。
ウルヴスからウェストハムに移籍したマックス・キルマンは、モイーズからロペテギへのスイッチングに苦しんでいるチーム事情に巻き込まれた感があります。CBとして全試合フルタイム出場を果たしているものの、チームはクリーンシートがひとつもなく、速攻にうまく対応できないシーンが目に着きます。獲得を熱望した指揮官の信頼が続けば、いずれよくなるはずですが…。
上々のスタートといえるのは、スパーズで公式戦8試合3発2アシストのドミニク・ソランケ、ジョアン・ペドロ不在の穴を埋めているジョルジョニオ・ルター、アストン・ヴィラで既に2ゴールのアマドゥ・オナナ。全員プレミアリーグ経験者で、高額の移籍金を支払ったクラブが強みと活かし方を心得ていた選手です。
既に新チームにフィットしているプレーヤーのなかで、唯一イングランドが初めてのリカルド・カラフィオーリは、「アーセナルの偽SB」という役割が本人の能力にマッチしているように見えます。マンチェスター・シティ戦のダイレクトショットは、今季初めてリードされたチームを落ち着かせる殊勲の1発。攻撃における貢献度が高まれば、ジンチェンコの出番は激減しそうです。
以上、高額移籍金ランキングでTOP11の選手たちに最初の通信簿をつけてみました。彼らの新たなステージは、まだ始まったばかり。リヴァプールの最終ラインに欠かせない存在になったアンディ・ロバートソンは、入団初年度の11月までのプレミアリーグ出場は2試合のみでした。スロースタートの新戦力の巻き返しも、今後の楽しみのひとつです。
移籍金800万ポンドだったロバートソンの名前が出たところで、今季最高のお買い得案件といわれそうな選手を紹介しましょう。エヴァートンの2列めで攻撃にバリエーションをもたらすエンディアイェ、クリスタル・パレスでマーク・グエイの負担を減らし始めているラクロワ。チェルシーで既に3アシストのジェイドン・サンチョは、完全復活となるでしょうか。彼らの活躍にも、ぜひ注目を!
最高額は、トッテナムがボーンマスから獲得したドミニク・ソランケの6500万ポンド。2位はマンチェスター・ユナイテッドがリールから引き入れたレニー・ヨロで、ペドロ・ネト、マヌエル・ウガルテ、アマドゥ・オナナまでが5000万ポンドを超えており、ジョアン・フェリックス、デ・リフト、カラフィオーリなど総勢11人が4000万ポンド以上です。
さて、デッドラインデーから1ヵ月半が過ぎ、プレミアリーグ2024-25シーズンは7節まで消化しました。今季の新戦力は、移籍金に見合うパフォーマンスを見せているのでしょうか。高額ランキングの上位は、大半が微妙な立ち上がりとなっています。マンチェスター・ユナイテッドのレニー・ヨロは、骨折でピットスタート。ウガルテは、直近のヴィラ戦が初の先発でした。
ビルドアップのクオリティが上がると期待されたデ・リフトは、ゴール前でのジャッジミスやデュエルで負けるシーンが目立ち、ヴィラ戦ではマグワイアに先発の座を奪われてしまいました。1年早くプレミアリーグに参入したフラーフェンベルフが「スピードに慣れるまで時間がかかった」といっており、経験値が高まるまでは、多少のミスに目をつぶるべきなのかもしれません。
チェルシーを知っているはずのジョアン・フェリックスは、前線の層の厚さに阻まれ、5試合はすべて途中出場。2-6で圧勝したウルヴス戦の6点めが唯一の目に見える結果では、チームに貢献できているとはいえないでしょう。ペドロ・ネトは得意の右サイドでプレイする機会が少なく、プレミアリーグで7戦ノーゴール1アシスト。2人とも、マレスカ戦術にフィットするための時間が必要です。
エヴァニウソンの移籍金4000万ポンドは、ボーンマスのクラブレコード。昨季はポルトで42試合25ゴールと大爆発したストライカーは、最初の8試合で1ゴールしか決めていません。3節のチェルシー戦でPKを決めていれば、エンジンがかかったのでしょうか。ソランケの後釜というプレッシャーが、打てるチャンスでの余裕のなさにつながっているのかもしれません。
ウルヴスからウェストハムに移籍したマックス・キルマンは、モイーズからロペテギへのスイッチングに苦しんでいるチーム事情に巻き込まれた感があります。CBとして全試合フルタイム出場を果たしているものの、チームはクリーンシートがひとつもなく、速攻にうまく対応できないシーンが目に着きます。獲得を熱望した指揮官の信頼が続けば、いずれよくなるはずですが…。
上々のスタートといえるのは、スパーズで公式戦8試合3発2アシストのドミニク・ソランケ、ジョアン・ペドロ不在の穴を埋めているジョルジョニオ・ルター、アストン・ヴィラで既に2ゴールのアマドゥ・オナナ。全員プレミアリーグ経験者で、高額の移籍金を支払ったクラブが強みと活かし方を心得ていた選手です。
既に新チームにフィットしているプレーヤーのなかで、唯一イングランドが初めてのリカルド・カラフィオーリは、「アーセナルの偽SB」という役割が本人の能力にマッチしているように見えます。マンチェスター・シティ戦のダイレクトショットは、今季初めてリードされたチームを落ち着かせる殊勲の1発。攻撃における貢献度が高まれば、ジンチェンコの出番は激減しそうです。
以上、高額移籍金ランキングでTOP11の選手たちに最初の通信簿をつけてみました。彼らの新たなステージは、まだ始まったばかり。リヴァプールの最終ラインに欠かせない存在になったアンディ・ロバートソンは、入団初年度の11月までのプレミアリーグ出場は2試合のみでした。スロースタートの新戦力の巻き返しも、今後の楽しみのひとつです。
移籍金800万ポンドだったロバートソンの名前が出たところで、今季最高のお買い得案件といわれそうな選手を紹介しましょう。エヴァートンの2列めで攻撃にバリエーションをもたらすエンディアイェ、クリスタル・パレスでマーク・グエイの負担を減らし始めているラクロワ。チェルシーで既に3アシストのジェイドン・サンチョは、完全復活となるでしょうか。彼らの活躍にも、ぜひ注目を!
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