2024.10.18 チェルシーの話題
コール・パルマーは無双状態、レギュラー争いは激戦必至!新生チェルシーの前線はリーグ最強?
フットボールのチームは、多かれ少なかれ主軸となる選手に依存しているものです。今季プレミアリーグで最多の17ゴールを決めているマンチェスター・シティは、ハーランドの10発を差し引くと、最下位に沈むウルヴスの9ゴールより少なくなります。開幕3連勝のリヴァプールは、7発のうち6発にモー・サラーが関与していました。
ブカヨ・サカは、レスター戦以外の全試合でゴールかアシストを記録しています。彼の数字を抜くと、アーセナルは2勝2分3敗。轟轟たる非難を浴びている14位マンチェスター・ユナイテッドと肩を並べます。もちろん、これらは机上の数字遊びで、実際に彼らがいなければ他の選手たちが穴を埋めるでしょう。あくまでも「エースが大きな役割を果たしている」というお話です。
さて、ここからはチェルシーにフォーカスします。ポチェッティーノ監督が試行錯誤していた昨季のチームで、コール・パルマーの獲得は大ヒットでした。マンチェスター・シティで高く評価されていたとはいえ、プレミアリーグ19試合でノーゴールだった選手です。ジェズスやスターリングと同等の移籍金総額4500万ポンドを、高いと感じたファンも多かったでしょう。
移籍後の初出場は4節のノッティンガム・フォレスト戦で、初ゴールは8節のバーンリー戦。最初の4ゴールはすべてPKで、初めてオープンプレーから決めたのは15節のマンチェスター・ユナイテッド戦でした。クリスマスまでは15試合6ゴール3アシストで、チームは6勝4分8敗の10位。チェルシーとともに上昇気流に乗り始めたのは、年末になってからでした。
12月30日のルートン戦で2ゴールをゲットすると、後半戦は18試合16ゴール8アシストと大ブレイク。ラスト20戦の12勝5分3敗は4位で、チームがノーゴールだったのは彼が不在のアーセナル戦のみでした。マレスカ体制に変わった今季も、7戦6発5アシストという素晴らしいスタートで、ノニ・マドゥエケのハットトリックをすべてアシストしたウルヴス戦は圧巻のひとことでした。
ブライトン戦では、前半だけで4ゴールというプレミアリーグレコードを達成。「チェルシーの16ゴールのうち、11ゴールに関与」というと、パルマー依存が最も重症のように感じられます。しかし今季のチェルシーは、彼を欠いても戦えるでしょう。ニコラス・ジャクソンとノニ・マドゥエケが4ゴール、左のサンチョが3アシストと、前線はリーグ屈指の破壊力です。
4ゴールがすべてコール・パルマーのアシストのノニ・マドゥエケは、ボックス右でラストパスをもらう形をケアされてしまうかもしれませんが、最終ラインと駆け引きできるニコラス・ジャクソンは、シーズン20発の予感が漂っています。コール・パルマーの6ゴールのうち、3つはセネガル代表のストライカーのアシストです。
左サイドにいち早くフィットしたサンチョは、ボーンマス戦でエンクンクの超絶ゴールをお膳立てしたのをきっかけに、3試合連続アシスト。ブライトン戦でコール・パルマーに決めさせた縦のスルーパスは、タイミングも強さも絶妙でした。ECLのヘント戦と、カラバオカップのバロー戦でゴールゲットのペドロ・ネトとエンクンクも、調子を上げてくるのではないでしょうか。
プレミアリーグで7戦1ゴールとおとなしく見えるエンクンクは、公式戦トータルでは11試合7ゴール。夏の補強で最大のビッグネームだったはずのジョアン・フェリックスでも、厳しい競争に巻き込まれて真価を発揮できずにいます。18歳のマルク・ギウは出番を得られるのでしょうか。楽しみな存在ですが、冬のマーケットでローン移籍となるかもしれません。
現在のベストメンバーは、ニコラス・ジャクソンの後ろにノニ・マドゥエケ、コール・パルマー、サンチョ。しかし今後は、エンクンクとコール・パルマー、ジョアン・フェリックス、ペドロ・ネトでもいけそうです。新生チェルシーは、特定の人物への依存度が低い最強の前線が実現する可能性があります。そうはいっても、22番は軸として外したくない存在ではありますが。
ブカヨ・サカは、レスター戦以外の全試合でゴールかアシストを記録しています。彼の数字を抜くと、アーセナルは2勝2分3敗。轟轟たる非難を浴びている14位マンチェスター・ユナイテッドと肩を並べます。もちろん、これらは机上の数字遊びで、実際に彼らがいなければ他の選手たちが穴を埋めるでしょう。あくまでも「エースが大きな役割を果たしている」というお話です。
さて、ここからはチェルシーにフォーカスします。ポチェッティーノ監督が試行錯誤していた昨季のチームで、コール・パルマーの獲得は大ヒットでした。マンチェスター・シティで高く評価されていたとはいえ、プレミアリーグ19試合でノーゴールだった選手です。ジェズスやスターリングと同等の移籍金総額4500万ポンドを、高いと感じたファンも多かったでしょう。
移籍後の初出場は4節のノッティンガム・フォレスト戦で、初ゴールは8節のバーンリー戦。最初の4ゴールはすべてPKで、初めてオープンプレーから決めたのは15節のマンチェスター・ユナイテッド戦でした。クリスマスまでは15試合6ゴール3アシストで、チームは6勝4分8敗の10位。チェルシーとともに上昇気流に乗り始めたのは、年末になってからでした。
12月30日のルートン戦で2ゴールをゲットすると、後半戦は18試合16ゴール8アシストと大ブレイク。ラスト20戦の12勝5分3敗は4位で、チームがノーゴールだったのは彼が不在のアーセナル戦のみでした。マレスカ体制に変わった今季も、7戦6発5アシストという素晴らしいスタートで、ノニ・マドゥエケのハットトリックをすべてアシストしたウルヴス戦は圧巻のひとことでした。
ブライトン戦では、前半だけで4ゴールというプレミアリーグレコードを達成。「チェルシーの16ゴールのうち、11ゴールに関与」というと、パルマー依存が最も重症のように感じられます。しかし今季のチェルシーは、彼を欠いても戦えるでしょう。ニコラス・ジャクソンとノニ・マドゥエケが4ゴール、左のサンチョが3アシストと、前線はリーグ屈指の破壊力です。
4ゴールがすべてコール・パルマーのアシストのノニ・マドゥエケは、ボックス右でラストパスをもらう形をケアされてしまうかもしれませんが、最終ラインと駆け引きできるニコラス・ジャクソンは、シーズン20発の予感が漂っています。コール・パルマーの6ゴールのうち、3つはセネガル代表のストライカーのアシストです。
左サイドにいち早くフィットしたサンチョは、ボーンマス戦でエンクンクの超絶ゴールをお膳立てしたのをきっかけに、3試合連続アシスト。ブライトン戦でコール・パルマーに決めさせた縦のスルーパスは、タイミングも強さも絶妙でした。ECLのヘント戦と、カラバオカップのバロー戦でゴールゲットのペドロ・ネトとエンクンクも、調子を上げてくるのではないでしょうか。
プレミアリーグで7戦1ゴールとおとなしく見えるエンクンクは、公式戦トータルでは11試合7ゴール。夏の補強で最大のビッグネームだったはずのジョアン・フェリックスでも、厳しい競争に巻き込まれて真価を発揮できずにいます。18歳のマルク・ギウは出番を得られるのでしょうか。楽しみな存在ですが、冬のマーケットでローン移籍となるかもしれません。
現在のベストメンバーは、ニコラス・ジャクソンの後ろにノニ・マドゥエケ、コール・パルマー、サンチョ。しかし今後は、エンクンクとコール・パルマー、ジョアン・フェリックス、ペドロ・ネトでもいけそうです。新生チェルシーは、特定の人物への依存度が低い最強の前線が実現する可能性があります。そうはいっても、22番は軸として外したくない存在ではありますが。
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