2024.10.20 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×Brentford】ホイルンド&ガルナチョが躍動!執拗なプレスが生んだ逆転ゴール!
立ち上がりは上々でしたが、アウェイチームの「4戦連続でキックオフから2分以内でゴール」という記録をつぶした直後、3分にいきなりピンチに陥りました。左からクロスを入れたのはヤネルト。中央に走り込んだシャーデのボレーが空振りとなったのは、手前にいたジョニー・エヴァンスが何とか触ったからでしょう。
プレミアリーグ8節、マンチェスター・ユナイテッドVSブレントフォード。7分にリサンドロ・マルティネスをかわしたエンベウモの左足シュートは、ファーポストの外に逸れていきます。前線からのプレスは悪くありませんが、かわされた後の速攻をケアしなければなりません。エンベウモ、シャーデ、ダムズゴーアは、遠めからでも躊躇せず打ってくるはずです。
テン・ハフ監督は、負傷したマグワイアとメイヌーを起用できず、心臓手術のマズラウィはベンチに置いています。GKオナナ、DFダロト、デ・リフト、ジョニー・エヴァンス、リサンドロ・マルティネス。2センターはカゼミーロとエリクセン、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線にホイルンド。14分のポッターのFKは、壁にヒットしました。
17分のエンベウモのカットインは、リサンドロ・マルティネスとカゼミーロが体を寄せて奪取。マン・ユナイテッドの最初のシュートは、20分のCKでした。ボックスの左コーナーで足元に収めたガルナチョの右足シュートは、白い壁がブロック。直後のCKをニアのリサンドロ・マルティネスが頭で合わせると、GKフレッケンがファンブルするも、コリンズが冷静にクリアしています。
右からのクロスのクリアをカゼミーロが拾い、左のガルナチョにつないだのは26分。ニアへのシュートは、今季プレミアリーグで最多セーブのフレッケンが外に弾き出しました。31分にノアゴーアが右から打ったきわどいミドルは、オナナのビッグセーブでCK。34分にホイルンドをポストに使ったエリクセンは、絶妙なヒールキックに走り込んでGKと1対1になりました。
枠に収めればOKだったフィニッシュは、まさかのクロスバー越え。37分、右サイドでパスを受けたラシュフォードのサイドチェンジは、ガルナチョの足元に収まる素晴らしいボールでしたが、ウインガーは左足のショットをコントロールできず、ニアに外しました。ホイルンドが左に展開した42分の速攻も、17番のシュートがミートせず、フレッケンにセーブされています。
前半は0-0で終わるかと思いきや、追加タイム5分のCKをピノックがヘッドで合わせて0-1。出血したデ・リフトがピッチを離れて10人だったのは不運でしたが、ダロトがピノックに着いていれば防げた失点です。苦しい展開ですが、前線の4人とカゼミーロ、エリクセンは動けており、早い時間に追いつければいけるはずです。
後半が始まって間もない47分、ホイルンドとブルーノが絡んだアタックの二次攻撃。右にいたラシュフォードがファーに送ったクロスは完璧でした。右足で合わせたガルナチョの美しいボレーが、ネットに突き刺さって同点。51分にカゼミーロのロングフィードを受けたガルナチョは、カットインから鋭いミドルを放ちますが、フレッケンが左に反応してCKに逃れています。
52分のカゼミーロのロングシュートも、好調のGKがセーブ。マンチェスター・ユナイテッドは2センターと最終ラインの出足がよく、ブレントフォードの縦パスを狙ってカットし続けています。逆転ゴールは62分。左サイドにいたガルナチョ、ブルーノ、ホイルンドが執拗に続けたプレスが実を結んだ1発でした。
コースを失ったコリンズが強引に蹴ったボールを、リサンドロ・マルティネスがカットして脇のエリクセンへ。前を向いた14番の視界には、5秒前までプレスをかけていたブルーノとホイルンドの姿が入っていました。コリンズを背負って縦パスを受けたブルーノが、ボックス左に転がす絶妙なヒールパス。GKと1対1になったホイルンドは、チップキックで枠に収めました。
2-1となった68分、オナナのロングキックでダロトがラインの裏に抜け出し、フレッケンと1対1。追加点のチャンスは、SBのラストタッチが長くなったため、間合いを詰めたGKがブロックしました。74分、ホイルンドが下がってザークツィー。テン・ハフ監督が最初のカードをここまで引っ張ったのは、攻撃が機能していたからでしょう。
78分、右サイドのガルナチョのパスを直接叩いたカゼミーロのミドルは、右にアウト。81分、ジョニー・エヴァンスの素晴らしい浮き球が左に出たカゼミーロに通ると、中で受けたラシュフォードがGKの前にラストパスを転がしました。フリーで走り込んだザークツィーがトラップをミスしなければ、勝負はここで決まっていたでしょう。
ウガルテ、リンデロフ、マズラウィを続々と投入したホームチームは、最後の放り込みをしのいでタイムアップを迎えました。2-1という僅差の着地ではありますが、後半のオンターゲットは8対0。トータル23本を放ったチームの完勝といっていいでしょう。前線が連動しているマンチェスター・ユナイテッドを久々に見ました。
前線でうまくボールをさばき、決勝ゴールをゲットしたホイルンドと、左サイドから獰猛に仕掛けたガルナチョが攻撃を活性化してくれた一戦。カゼミーロは守備における貢献が多く、エリクセンは精度の高いパスで4つのチャンスを創り出しています。完璧なクロスをガルナチョに通したラシュフォードと、絶品ヒールのブルーノにも拍手です。
次なるテーマは、今日のような戦い方を継続できるか。カゼミーロが以前のクオリティを取り戻してくれるだけでも、充分戦えるとあらためて思いました。フェネルバフチェとのヨーロッパリーグ、ウェストハムとのアウェイゲーム、レスターとのカラバオカップでも、多彩なチャンスメイクとゴール連発を期待しましょう。いやー、勝ててよかった…!
プレミアリーグ8節、マンチェスター・ユナイテッドVSブレントフォード。7分にリサンドロ・マルティネスをかわしたエンベウモの左足シュートは、ファーポストの外に逸れていきます。前線からのプレスは悪くありませんが、かわされた後の速攻をケアしなければなりません。エンベウモ、シャーデ、ダムズゴーアは、遠めからでも躊躇せず打ってくるはずです。
テン・ハフ監督は、負傷したマグワイアとメイヌーを起用できず、心臓手術のマズラウィはベンチに置いています。GKオナナ、DFダロト、デ・リフト、ジョニー・エヴァンス、リサンドロ・マルティネス。2センターはカゼミーロとエリクセン、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線にホイルンド。14分のポッターのFKは、壁にヒットしました。
17分のエンベウモのカットインは、リサンドロ・マルティネスとカゼミーロが体を寄せて奪取。マン・ユナイテッドの最初のシュートは、20分のCKでした。ボックスの左コーナーで足元に収めたガルナチョの右足シュートは、白い壁がブロック。直後のCKをニアのリサンドロ・マルティネスが頭で合わせると、GKフレッケンがファンブルするも、コリンズが冷静にクリアしています。
右からのクロスのクリアをカゼミーロが拾い、左のガルナチョにつないだのは26分。ニアへのシュートは、今季プレミアリーグで最多セーブのフレッケンが外に弾き出しました。31分にノアゴーアが右から打ったきわどいミドルは、オナナのビッグセーブでCK。34分にホイルンドをポストに使ったエリクセンは、絶妙なヒールキックに走り込んでGKと1対1になりました。
枠に収めればOKだったフィニッシュは、まさかのクロスバー越え。37分、右サイドでパスを受けたラシュフォードのサイドチェンジは、ガルナチョの足元に収まる素晴らしいボールでしたが、ウインガーは左足のショットをコントロールできず、ニアに外しました。ホイルンドが左に展開した42分の速攻も、17番のシュートがミートせず、フレッケンにセーブされています。
前半は0-0で終わるかと思いきや、追加タイム5分のCKをピノックがヘッドで合わせて0-1。出血したデ・リフトがピッチを離れて10人だったのは不運でしたが、ダロトがピノックに着いていれば防げた失点です。苦しい展開ですが、前線の4人とカゼミーロ、エリクセンは動けており、早い時間に追いつければいけるはずです。
後半が始まって間もない47分、ホイルンドとブルーノが絡んだアタックの二次攻撃。右にいたラシュフォードがファーに送ったクロスは完璧でした。右足で合わせたガルナチョの美しいボレーが、ネットに突き刺さって同点。51分にカゼミーロのロングフィードを受けたガルナチョは、カットインから鋭いミドルを放ちますが、フレッケンが左に反応してCKに逃れています。
52分のカゼミーロのロングシュートも、好調のGKがセーブ。マンチェスター・ユナイテッドは2センターと最終ラインの出足がよく、ブレントフォードの縦パスを狙ってカットし続けています。逆転ゴールは62分。左サイドにいたガルナチョ、ブルーノ、ホイルンドが執拗に続けたプレスが実を結んだ1発でした。
コースを失ったコリンズが強引に蹴ったボールを、リサンドロ・マルティネスがカットして脇のエリクセンへ。前を向いた14番の視界には、5秒前までプレスをかけていたブルーノとホイルンドの姿が入っていました。コリンズを背負って縦パスを受けたブルーノが、ボックス左に転がす絶妙なヒールパス。GKと1対1になったホイルンドは、チップキックで枠に収めました。
2-1となった68分、オナナのロングキックでダロトがラインの裏に抜け出し、フレッケンと1対1。追加点のチャンスは、SBのラストタッチが長くなったため、間合いを詰めたGKがブロックしました。74分、ホイルンドが下がってザークツィー。テン・ハフ監督が最初のカードをここまで引っ張ったのは、攻撃が機能していたからでしょう。
78分、右サイドのガルナチョのパスを直接叩いたカゼミーロのミドルは、右にアウト。81分、ジョニー・エヴァンスの素晴らしい浮き球が左に出たカゼミーロに通ると、中で受けたラシュフォードがGKの前にラストパスを転がしました。フリーで走り込んだザークツィーがトラップをミスしなければ、勝負はここで決まっていたでしょう。
ウガルテ、リンデロフ、マズラウィを続々と投入したホームチームは、最後の放り込みをしのいでタイムアップを迎えました。2-1という僅差の着地ではありますが、後半のオンターゲットは8対0。トータル23本を放ったチームの完勝といっていいでしょう。前線が連動しているマンチェスター・ユナイテッドを久々に見ました。
前線でうまくボールをさばき、決勝ゴールをゲットしたホイルンドと、左サイドから獰猛に仕掛けたガルナチョが攻撃を活性化してくれた一戦。カゼミーロは守備における貢献が多く、エリクセンは精度の高いパスで4つのチャンスを創り出しています。完璧なクロスをガルナチョに通したラシュフォードと、絶品ヒールのブルーノにも拍手です。
次なるテーマは、今日のような戦い方を継続できるか。カゼミーロが以前のクオリティを取り戻してくれるだけでも、充分戦えるとあらためて思いました。フェネルバフチェとのヨーロッパリーグ、ウェストハムとのアウェイゲーム、レスターとのカラバオカップでも、多彩なチャンスメイクとゴール連発を期待しましょう。いやー、勝ててよかった…!
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