【Liverpool×MAN.CITY】ワイナルドゥムのゴールを守り切ったリヴァプ―ルが2位キープ!
マン・シティがゲームを支配するのかと思われた矢先の7分、リヴァプールが見事な速攻を決めました。フィルミーノが左を走るララナにアウトにかけたパスを通すと、中を窺った20番が左足で完璧なクロス。コラロフに競り勝ったワイナルドゥムのヘディングシュートは、ブラボの指先を抜けて左隅に吸い込まれました。アンフィールドのプレミアリーグで勝ったことがないアウェイチームは、落ち着かなければなりません。前線からプレスをかけ、危険なスペースを空けないレッズに対して、デブライネとダヴィド・シルヴァにいいボールが入らないマン・シティは、精度の低いロングフィードがラインを割るシーンが目立ちます。攻防のポイントとなるサイドは、ミルナーが普段通りに上がっているレッズが制しているといっていいでしょう。
25分、右から攻めたレッズは、ララナのパスを受けたワイナルドゥムがミドルシュート。28分にフィルミーノが空いたのを見たミルナーのロングフィードは、トラップが流れてブラボの懐に収まります。30分にもレッズの速攻。ララナからパスをもらったエムレ・ジャンは、右足で巻いて右隅に落とそうとするもうまくコントロールできません。スターリングには容赦ないブーイング。前半最後の15分はマンチェスター・シティーがポゼッションを取り、レッズはほとんどの時間を自陣で過ごしますが、アグエロとダヴィド・シルヴァは消えており、デブライネは42分に中に持ち込んで左足で放ったシュートしか見せ場はありませんでした。前半は1-0、アウェイチームの枠内シュートはゼロ。ここまでは、レッズのペースです。
46分、リヴァプールの速攻。左に張ったララナからフィルミーノに縦パスが通り、中に浮かしたボールに飛び込んだナサニエル・クラインのシュートは、コラロフにコースを切られて左に外れます。54分、アグエロが放ったチーム最初の枠内シュートは、ミニョレが正面でキャッチ。2分後、ミルナーとヘンダーソンをかわしたダヴィド・シルヴァの左足はポストの左を抜けていきました。徐々に、アウェイチームがペースをつかみ始めています。64分、ヘンダーソンは負傷でしょうか。オリギとの交代は、戦術的な理由ばかりではなさそうです。レッズはボールを奪った後のプレイが不正確で、カウンターに入ることができません。残り時間は、20分を切っています。
いつもはよく走るレッズの選手たちは疲労の色が濃くなり、マン・シティはCKはもらえるものの、フィニッシュにつながるパスを出せません。重圧と焦り。1点の重みが、それぞれに違う形でのしかかっています。86分までスタメンを引っ張ったペップは、サバレタをヘスス・ナバスに代えて勝負です。89分、ヤヤ・トゥレをイヘアナチョ、マネが下がってルーカス・レイヴァ。最後の10分間のリヴァプールは、「セーフティ」「キープ」という意志統一ができていました。アグエロは完封され、今季プレミアリーグアシスト王のデブライネも輝けず。レッズが先制点を守りきり、貴重な勝ち点3をゲット。マン・シティとのホームゲームを10勝4分としました。
マン・シティの枠内シュートはたった2本、リヴァプールに至ってはワイナルドゥムの決勝ゴールのみという予想外にシブい試合。ペップのチームは創造性がなく、レッズは正確性を欠いていました。アグエロはトップフォームとはほど遠い状態で、ヤヤ・トゥレとフェルナンジーニョはさほど攻撃に絡んでこず。デブライネ、スターリング、ダヴィド・シルヴァの単独突破にしか脅威がなかった今日のマン・シティは、デヤン・ロブレンとクラヴァンにとっては守りやすかったのではないかと思います。
勝者のなかで、いちばんリスペクトしたいのはオリギです。前線でチェイシングをさぼらず、ドリブルで仕掛けてうまく時間を遣っていたストライカーの運動量は、余裕があるとはいえなかった後ろの選手を相当助けていたのではないでしょうか。勝ったレッズはチェルシーとの6差をキープ。負けたマン・シティは首位との差が10に開き、6位のマン・ユナイテッドとは3しか差がなくなりました。この敗戦を早く忘れて、1月中旬からのエヴァートン、トッテナム、ウェストハムという曲者たちとの3連戦をうまくさばかなければなりません。(ジョルジニオ・ワイナルドゥム 写真著作者/dom fellowes)
みなさま、あけましておめでとうございます。
おもしろい情報をお届けできるよう、本年も精進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
更新ご苦労様です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
確かにご指摘の通りジニのゴールでゲームが決まると言う想定しにくいゲームでしたが、正直ゲームをモノにできて良かったです。選手は中3日と言う厳しいコンディションの中よくやってくれたと思います。オリギは途中出場ながらもしっかりと自分のミッションを遂行しチームに貢献してくれました。
アグエロが本調子でなかったのがレッズにとっては幸いしたかもしれませんが、この勝利はチームに大きな自信を更にもたらすと思います。
最高の2017年スタートとなりました!
ボールを回してただけですね
疲労があるのかどちらも低調でした
CL権獲得は必ずしてほしいですが油断ならない状況になってしまいましたね
ジェズス加入でもう一度流れをつかめるといいのですが
あけましておめでとうございます
日程に恵まれないチームですので、完全な省エネサッカー。殴り合いを捨ててロングボールでプレスを無効化して、相手のCBにボールを回させる辺りは完全に作戦勝ちでした
それを可能にしたワイナルダムの高い打点のヘディングはお見事! 今年は真ん中の3人でバランス取ることで消されていた彼の持ち味が発揮されて嬉しいです
チェルシーはレギュラーと控えの1番手は万全ですが、このまま食らいついて行きたいですね
更新お疲れ様です!今年も楽しみにしてます!
本当に最後まで諦めずドキドキする試合がどんどん復活してきて、本当にいい新年を迎えました。
マルシャルが勝負を仕掛け、背番号11が躍動しているのが本当に嬉しかったです。
なかなか悶々とする日々が続いてましたが、視界が開けてきた試合だったと思います。
あとはやっぱりキャリックが出れない時の対処と、CBのファーストチョイスをどうするかでしょうか?
↑
すいません、間違った所に投稿してしまいました汗
管理人さん、リバプールファンの皆さん本当にすいません!
リバプールも4連勝!プレミアリーグを盛り上げて、チェルシーにプレッシャーをかけていきましょう!
あけましておめでとうございます。
今年も更新楽しみです。
仰るとおり、オリギの渋い時間稼ぎやいい意味で無理しないプレーがバックスやミスの多い中盤を救った、という印象を受けました。シーズン当初より成長していると、実感して嬉しいばかりです。そして、失ってわかるのがヘンドの重みですね。彼がいないと中盤でボールを奪えず、セカンドボールも取られ、守備に大きな穴が空き、ロングボールが減少し、読まれやすいショートパスが増えた印象です。軽い怪我だと期待します。
Mackiさん>
後半は、両チームとも彼ららしくなかったですね。レッズのリアリティ溢れる勝ち方を素晴らしいと思いました。
シティふぁんさん>
どう崩すのかが明確ではなかったですね。CLは完全にわからなくなりました。
プレミアリーグ大好き!さん>
ワイナルドゥムは、今のポジションでもっとゴールに絡めると思います。クレバーですよね。
汗かきぽっちゃりスターさん>
お気になさらず。返信はあちらに書きますね。
NA28さん>
ヘンダーソンの存在は大きいですね。インサイドMFが安心して上がれるのは彼のおかげです。
更新お疲れ様です。
メンツ的に殴り合いになりそうな感じと思いましたがリヴァプールがリードしてからずっとコントロールしてた印象を受けました。
シティは交代カードが無さ過ぎてちょっと可哀想でしたね。ノリートは怪我だったんでしょうか?そしてヘンダーソンは大丈夫でしょうか。終盤の10分くらいですが、クロップも冷静に試合運びさせるなぁと感じましたね。
雨好さん>
レッズは前に出ていく際に、パスミスが多かったのが気になりました。冷静になるのが難しい展開ではありましたが。