2024.12.06 マンチェスター・シティの話題
デブライネ&ドクが1ゴール1アシスト、しかし…3発快勝のマンチェスター・シティは復活するのか?
キックオフから4分、ジャック・グリーリッシュがこんなところにいるのを初めて見ました。ルベン・ディアスがするするとドリブルで上がっていくと、10番は最後方に引いているナタン・アケの脇にいます。7戦連続勝利なしという泥沼から抜け出したいペップの新機軸。マン・シティは、リヴァプールが唯一の敗戦を喫したノッティンガム・フォレストに勝てるのか…。
カウンターを歓迎しているような極端なハイライン、ビルドアップのミス、ウイング不在でスペースが目立つ右サイド、ドリブルに弱い最終ライン。1分6敗という信じられない不振に陥ったマン・シティを見て、気になっていたことです。立ち上がりからしばらくは、不安を払拭できなかったのですが、6分のサイドアタックで、今日はいけるかもしれないと見方が変わりました。
自陣左サイドの奥からグリーリッシュ、デブライネ、ベルナルド・シウヴァと右につながり、20番の外にまわり込んだデブライネがハーランドにグラウンダーを通します。右足のダイレクトショットは、セルスがセーブ。昨シーズンまで強みのひとつだったボックス脇の攻略は、最近は強引なドリブル突破に取って代わられており、ゴール前からのフィニッシュは激減していました。
先制はその2分後、左サイドのグヴァルディオルがボックス左に出たギュンドアンに預けると、ファーに上がったクロスがフリーのデブライネに通りました。頭を突き出したヘディングは、ファーにいたベルナルド・シウヴァが左足で触らなければ、ポストの外を抜けていたでしょう。リードしてからも攻め続けていたマン・シティが、致命的なミスでピンチに陥ったのは30分でした。
ルベン・ディアスが右サイドのデブライネにパスを出すと、コースが見つからずにCBに戻したボールが逸れ、クリス・ウッドへのスルーパスとなってしまいました。ストライカーは一気にボックスに持ち込み、オルテガと1対1。ニアが空いていると見てシュートを放つと、ボールはポストの脇を抜けていきました。追加点をゲットしたのは、この直後です。
左サイドのジェレミー・ドクが中に斬り込み、センターでマークを外していたデブライネの足元にラストパス。フリーで打った右足の一撃は、ゴールの左上に決まりました。攻撃のバリエーションという課題は、デブライネの復活とグリーリッシュのセンター起用が解決につながりそうです。2-0で折り返したマン・シティは、57分に3点めを決めています。
自陣に引いていたハーランドが、左サイドのドクに展開したカウンター。カットインしたドリブラーは、ミレンコヴィッチのチェックを問題にせず、右足のコントロールショットが右隅に収まりました。9戦2発とペースダウンしているハーランドは、今季プレミアリーグで初アシスト。左サイドを制圧したドクが2ゴールに絡んだのも、大きな収穫でしょう。
3-0では安心できないチームは、終盤のノッティンガム・フォレストのシュートを2本に抑え、フェイエノールト戦の悪夢を振り払いました。久々の3ポイントは、選手たちのマインドをポジティブにする最高の良薬ですが、依然として守備の脆さは課題といわざるをえません。グヴァルディオルがジョタ・シウヴァに奪われた17分の決定機は、最近の不振を象徴するシーンでした。
右サイドからグラウンダーが入り、フリーのギブス=ホワイトが右足で合わせると、オルテガが腕を振り上げて弾き出すビッグセーブ。クリス・ウッドが外したシーンも、コースの切り方は的確でした。追いつかれるピンチをクリアしたサブのGKの奮闘がなければ、勝利には辿り着けなかったかもしれません。
ニューカッスルとアーセナルにも3失点を喫していたフォレストは明らかに調子を落としており、「マン・シティ復活!」という煽り文句は、週末のクリスタル・パレス戦が終わるまで温めておいたほうがいいでしょう。「勝ち切った。しかし課題は残った」。ファーへのクロスからの5失点はリーグ最多で、相手に許したビッグチャンス44回は、昇格組の3クラブに次ぐ数字です。
カウンターを歓迎しているような極端なハイライン、ビルドアップのミス、ウイング不在でスペースが目立つ右サイド、ドリブルに弱い最終ライン。1分6敗という信じられない不振に陥ったマン・シティを見て、気になっていたことです。立ち上がりからしばらくは、不安を払拭できなかったのですが、6分のサイドアタックで、今日はいけるかもしれないと見方が変わりました。
自陣左サイドの奥からグリーリッシュ、デブライネ、ベルナルド・シウヴァと右につながり、20番の外にまわり込んだデブライネがハーランドにグラウンダーを通します。右足のダイレクトショットは、セルスがセーブ。昨シーズンまで強みのひとつだったボックス脇の攻略は、最近は強引なドリブル突破に取って代わられており、ゴール前からのフィニッシュは激減していました。
先制はその2分後、左サイドのグヴァルディオルがボックス左に出たギュンドアンに預けると、ファーに上がったクロスがフリーのデブライネに通りました。頭を突き出したヘディングは、ファーにいたベルナルド・シウヴァが左足で触らなければ、ポストの外を抜けていたでしょう。リードしてからも攻め続けていたマン・シティが、致命的なミスでピンチに陥ったのは30分でした。
ルベン・ディアスが右サイドのデブライネにパスを出すと、コースが見つからずにCBに戻したボールが逸れ、クリス・ウッドへのスルーパスとなってしまいました。ストライカーは一気にボックスに持ち込み、オルテガと1対1。ニアが空いていると見てシュートを放つと、ボールはポストの脇を抜けていきました。追加点をゲットしたのは、この直後です。
左サイドのジェレミー・ドクが中に斬り込み、センターでマークを外していたデブライネの足元にラストパス。フリーで打った右足の一撃は、ゴールの左上に決まりました。攻撃のバリエーションという課題は、デブライネの復活とグリーリッシュのセンター起用が解決につながりそうです。2-0で折り返したマン・シティは、57分に3点めを決めています。
自陣に引いていたハーランドが、左サイドのドクに展開したカウンター。カットインしたドリブラーは、ミレンコヴィッチのチェックを問題にせず、右足のコントロールショットが右隅に収まりました。9戦2発とペースダウンしているハーランドは、今季プレミアリーグで初アシスト。左サイドを制圧したドクが2ゴールに絡んだのも、大きな収穫でしょう。
3-0では安心できないチームは、終盤のノッティンガム・フォレストのシュートを2本に抑え、フェイエノールト戦の悪夢を振り払いました。久々の3ポイントは、選手たちのマインドをポジティブにする最高の良薬ですが、依然として守備の脆さは課題といわざるをえません。グヴァルディオルがジョタ・シウヴァに奪われた17分の決定機は、最近の不振を象徴するシーンでした。
右サイドからグラウンダーが入り、フリーのギブス=ホワイトが右足で合わせると、オルテガが腕を振り上げて弾き出すビッグセーブ。クリス・ウッドが外したシーンも、コースの切り方は的確でした。追いつかれるピンチをクリアしたサブのGKの奮闘がなければ、勝利には辿り着けなかったかもしれません。
ニューカッスルとアーセナルにも3失点を喫していたフォレストは明らかに調子を落としており、「マン・シティ復活!」という煽り文句は、週末のクリスタル・パレス戦が終わるまで温めておいたほうがいいでしょう。「勝ち切った。しかし課題は残った」。ファーへのクロスからの5失点はリーグ最多で、相手に許したビッグチャンス44回は、昇格組の3クラブに次ぐ数字です。
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