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地元メディアが報じたマンチェスター・ユナイテッドのオシムヘン獲得は、ラシュフォードの去就次第?

サー・アレックス・ファーガソンの勇退から11年。トランスファーマーケットのネタでいじられるのに、すっかり慣れてしまいましたが、今回もそういう趣向でしょうか。発端は「ラシュフォードの退団志願」でしょう。「新しいチャレンジと次のステップに備える準備ができている」という物騒な発言から、「10番を売却してビッグネーム獲得」という話に飛んだのだと思われます。

「マンチェスター・ユナイテッドがヴィクター・オシムヘン獲得をめざし、ナポリとコンタクトを取った」と報じているのは、「スカイスポーツスイス」。サーシャ・タヴォリエリ記者は、「個人条件合意については、何の問題もない」「最大の難関は、6230万ポンド(約123億円)を要求するナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長を説得すること」といっています。

夏のデッドラインデーにチェルシー入団が破談となったとき、「高額のサラリーを要求したため」と伝えられていたオシムヘンは、アル・アハリへの移籍を巡ってクラブとの関係が悪化してしまいました。ロメウ・ルカクをほしがっていたコンテ監督も戦力外と見做しており、ローンでの獲得を申し出たガラタサライ以外に行き場はありませんでした。

イスタンブールに渡ったストライカーは、スーペル・リグで11試合9ゴール3アシストと本領を発揮し、情熱的なサポーターたちに英雄視されているとのこと。「マンチェスター・イブニングニュース」のブルーノ・レイナ記者は、「ここにいられてハッピー。シーズン終了までいるつもりだけど、話があったら検討する」という本人の言葉を紹介しています。

プレミアリーグでプレイしたがっている25歳のナイジェリア代表FWは、週給30万ポンド以上を求めていると伝えられています。サー・アレックスとのアンバサダー契約を打ち切り、250人のスタッフの解雇を進めているクラブが気前よくOKしたら、現場は大炎上必至です。唯一の可能性は、「週給32万5000ポンドのラシュフォードが売れたら」でしょう。

とはいえ、今は左のウイングバックの強化が最優先で、オシムヘンが来るとなればザークツィーの起用法が気になります。左サイドといえば、セロ・ポルテーニョのパラグアイ人SBディエゴ・レオン獲得で口頭で合意に達したというニュースがあります。まだ17歳で、移籍金は320万ポンドと80万ポンドのオプション。あくまでも先行投資で、正式な入団は2025年7月だそうです。

クラブの現状を見ると、ラシュフォードの放出もオシムヘン獲得も、冬に慌てて進める話ではないように思います。年明け早々に、違う名前がメディアを賑わすのではないでしょうか。「マンチェスター・イブニングニュース」の記者は、「ラシュフォードにはどこからもオファーはない」といい切っています。1500万ポンドを超える年俸は、高すぎますよね…。


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