2025.01.20 プレミアリーグ観戦記2024-25プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×Brighton】三笘薫が1ゴール1アシスト!両サイドを崩されたマン・ユナイテッド、完敗!
前節のサウサンプトン戦は、89分まで0‐1の大苦戦。アマド・ディアロのハットトリックで逆転勝利を収めたものの、テン・ハフの頃より強くなったとはいえないでしょう。ルーベン・アモリムの戦術をインストールし切れていないマンチェスター・ユナイテッドは、ブライトンのハイテンポなパスワークに対抗できるでしょうか。
アモリム監督は、セインツ戦で先発だったリサンドロ・マルティネス、ガルナチョ、ホイルンドをベンチに置いています。GKオナナ、DFレニー・ヨロ、デ・リフト、マグワイア。センターはメイヌーとウガルテ、WBはマズラウィとダロト、ブルーノ・フェルナンデスとアマド・ディアロの前にザークツィーという布陣です。
開始4分の三笘薫とマズラウィのマッチアップは、三笘が巧みにキープしてパス。1分後、最後方に降りていたバレバがラインの裏にロングフィードを入れると、三笘薫がマズラウィの背後を取りました。オナナの前に出たウインガーのチョイスは、右から上がったヤンクバ・ミンテにラストパス。フリーのシュートは、オナナの指先を弾いてネットを揺らしました。
デ・リフトのフィードが、右に流れたザークツィーに届いたのは11分。エストゥピニャンに奪われたストライカーはすぐに取り返し、ニアにグラウンダーを入れますが、ブルーノの前でフェルトマンが足に当てています。13分にドリブルで突破を図ったダロトは、ボックスの手前まで追ったヤンクバ・ミンテがスライディングで止めました。
17分に右サイドでキープしたアマド・ディアロは、三笘を抜くのを諦め、ボックス右のマズラウィへ。中央に転がしたボールを叩いたブルーノのシュートは、うまくミートせず右に切れていきました。GKフェルブルッヘンのパスを、アマド・ディアロがカットしたのは20分。ゴール前に出たボールをザークツィーがキープすると、バレバが首に手をかけて倒してしまいました。
PKはもちろんブルーノ・フェルナンデス。フェルブルッヘンの動きを見極め、逆を取って左に決めました。左にいたザークツィーが3人に囲まれながらキープし、サイドチェンジからマズラウィ、アマド・ディアロとつながったのは32分。三笘をかわした16番のクロスは、ルイス・ダンクがカットしました。ブルーノのPKから、両者ともにシュートチャンスがありません。
ブルーノが後ろに戻したパスをウェルベックが奪ったのは43分。こぼれ球を拾ったヤンクバ・ミンテがウェルベックに戻し、ゴール前に持ち込んだ18番が左足でプッシュすると、必死に着いていたダロトがブロックしました。前半は1‐1、ポゼッションは48%対52%、シュートは4対3、オンターゲットはゴールシーンのみ。後半も同じペースなら、次の1発は重要なゴールになります。
キックオフから1分、自陣左サイドの三笘から、ジョアン・ペドロ、ヤンクバ・ミンテと右に展開。グラウンダーがニアに入り、アヤリがヒールで落として三笘が後ろに流すと、バレバのミドルは右に逸れていきました。48分に右からカットインしたアマド・ディアロのシュートは、ルイス・ダンクが体を張ってブロック。両者ともに、攻める姿勢を鮮明にしています。
52分、右からのFKはアヤリ。ニアに出たボールをウェルベックが空振りし、混戦から抜け出したジョアン・ペドロがネットを揺らすも、ファン・ヘッケがダロトを蹴ったとしてゴールは取り消されました。60分にドリブルで上がったアヤリは、ボックス右のヤンクバ・ミンテにパス。左足のクロスがファーに上がると、マズラウィを押さえた三笘薫が体を投げ出して押し込みました。
イプスウィッチ戦に続く連発は、日本人選手として最多となるプレミアリーグ通算15ゴール。アモリム監督は64分にメイヌーとウガルテを下げ、トビー・コリアーとガルナチョを投入しました。アマド・ディアロが右から斬り込んだのは74分。ラストパスを中央でもらザークツィーのダイレクトショットは、ファン・ヘッケが背中でブロックしています。
76分に右に出たアヤリは、リュテルに打たせようとしたのでしょうか。アーリークロスはタイミングが早すぎ、オナナがキャッチして終わるはずでした。ところがまさかのファンブル、ボールが出たところに走り込んだのはリュテル。7分前に入ったばかりのアタッカーは、ワントラップでコースを空け、左足で無人のゴールに流し込みました。
84分、マズラウィとザークツィーに代わって、ホイルンドとアントニー。90分を過ぎてからのアタックは迫力がありましたが、自らのパスミスが続いてペースをつかめず、1‐3のままでタイムアップとなりました。マズラウィと対峙した三笘薫と、ダロトのサイドにいたヤンクバ・ミンテはともに1ゴール1アシスト。サイドのマッチアップが勝負を分けた一戦でした。
後半のマンチェスター・ユナイテッドはオンターゲットゼロ、オナナはセーブゼロ。爪痕を残してほしかったアントニーはボールタッチ4回、ホイルンドは2回と何もできずに終わりました。ベストの布陣が見えない最終ラインは相変わらず不安定で、ゴール前にボールが入ってくると冷静さを欠いてしまい、追加タイムのラスト5分は4点めを喫してもおかしくありませんでした。
過密スケジュールでトレーニングの時間が足りないと嘆くアモリム監督は、シーズンが終わる前に、チームに自信と落ち着きをもたらすことができるでしょうか。2月7日に開催されるFAカップのレスター戦の後、スパーズ戦までの8日間を有意義な時間にできれば、リヴァプール戦のような試合を常時続けられるようになれるのかもしれません。
ミッドウイークのレンジャース戦は、ヨーロッパリーグのプレーオフをスキップするための重要な一戦です。気持ちを切り替え、持てる力を発揮していただければと思います。疲労が感じられるウガルテと、後手に回るシーンが目立つマズラウィは休ませたほうがいいのかもしれません。苦しい戦いが続いていますが、若手の成長を期待しつつ、静かに見守るしかなさそうです。
アモリム監督は、セインツ戦で先発だったリサンドロ・マルティネス、ガルナチョ、ホイルンドをベンチに置いています。GKオナナ、DFレニー・ヨロ、デ・リフト、マグワイア。センターはメイヌーとウガルテ、WBはマズラウィとダロト、ブルーノ・フェルナンデスとアマド・ディアロの前にザークツィーという布陣です。
開始4分の三笘薫とマズラウィのマッチアップは、三笘が巧みにキープしてパス。1分後、最後方に降りていたバレバがラインの裏にロングフィードを入れると、三笘薫がマズラウィの背後を取りました。オナナの前に出たウインガーのチョイスは、右から上がったヤンクバ・ミンテにラストパス。フリーのシュートは、オナナの指先を弾いてネットを揺らしました。
デ・リフトのフィードが、右に流れたザークツィーに届いたのは11分。エストゥピニャンに奪われたストライカーはすぐに取り返し、ニアにグラウンダーを入れますが、ブルーノの前でフェルトマンが足に当てています。13分にドリブルで突破を図ったダロトは、ボックスの手前まで追ったヤンクバ・ミンテがスライディングで止めました。
17分に右サイドでキープしたアマド・ディアロは、三笘を抜くのを諦め、ボックス右のマズラウィへ。中央に転がしたボールを叩いたブルーノのシュートは、うまくミートせず右に切れていきました。GKフェルブルッヘンのパスを、アマド・ディアロがカットしたのは20分。ゴール前に出たボールをザークツィーがキープすると、バレバが首に手をかけて倒してしまいました。
PKはもちろんブルーノ・フェルナンデス。フェルブルッヘンの動きを見極め、逆を取って左に決めました。左にいたザークツィーが3人に囲まれながらキープし、サイドチェンジからマズラウィ、アマド・ディアロとつながったのは32分。三笘をかわした16番のクロスは、ルイス・ダンクがカットしました。ブルーノのPKから、両者ともにシュートチャンスがありません。
ブルーノが後ろに戻したパスをウェルベックが奪ったのは43分。こぼれ球を拾ったヤンクバ・ミンテがウェルベックに戻し、ゴール前に持ち込んだ18番が左足でプッシュすると、必死に着いていたダロトがブロックしました。前半は1‐1、ポゼッションは48%対52%、シュートは4対3、オンターゲットはゴールシーンのみ。後半も同じペースなら、次の1発は重要なゴールになります。
キックオフから1分、自陣左サイドの三笘から、ジョアン・ペドロ、ヤンクバ・ミンテと右に展開。グラウンダーがニアに入り、アヤリがヒールで落として三笘が後ろに流すと、バレバのミドルは右に逸れていきました。48分に右からカットインしたアマド・ディアロのシュートは、ルイス・ダンクが体を張ってブロック。両者ともに、攻める姿勢を鮮明にしています。
52分、右からのFKはアヤリ。ニアに出たボールをウェルベックが空振りし、混戦から抜け出したジョアン・ペドロがネットを揺らすも、ファン・ヘッケがダロトを蹴ったとしてゴールは取り消されました。60分にドリブルで上がったアヤリは、ボックス右のヤンクバ・ミンテにパス。左足のクロスがファーに上がると、マズラウィを押さえた三笘薫が体を投げ出して押し込みました。
イプスウィッチ戦に続く連発は、日本人選手として最多となるプレミアリーグ通算15ゴール。アモリム監督は64分にメイヌーとウガルテを下げ、トビー・コリアーとガルナチョを投入しました。アマド・ディアロが右から斬り込んだのは74分。ラストパスを中央でもらザークツィーのダイレクトショットは、ファン・ヘッケが背中でブロックしています。
76分に右に出たアヤリは、リュテルに打たせようとしたのでしょうか。アーリークロスはタイミングが早すぎ、オナナがキャッチして終わるはずでした。ところがまさかのファンブル、ボールが出たところに走り込んだのはリュテル。7分前に入ったばかりのアタッカーは、ワントラップでコースを空け、左足で無人のゴールに流し込みました。
84分、マズラウィとザークツィーに代わって、ホイルンドとアントニー。90分を過ぎてからのアタックは迫力がありましたが、自らのパスミスが続いてペースをつかめず、1‐3のままでタイムアップとなりました。マズラウィと対峙した三笘薫と、ダロトのサイドにいたヤンクバ・ミンテはともに1ゴール1アシスト。サイドのマッチアップが勝負を分けた一戦でした。
後半のマンチェスター・ユナイテッドはオンターゲットゼロ、オナナはセーブゼロ。爪痕を残してほしかったアントニーはボールタッチ4回、ホイルンドは2回と何もできずに終わりました。ベストの布陣が見えない最終ラインは相変わらず不安定で、ゴール前にボールが入ってくると冷静さを欠いてしまい、追加タイムのラスト5分は4点めを喫してもおかしくありませんでした。
過密スケジュールでトレーニングの時間が足りないと嘆くアモリム監督は、シーズンが終わる前に、チームに自信と落ち着きをもたらすことができるでしょうか。2月7日に開催されるFAカップのレスター戦の後、スパーズ戦までの8日間を有意義な時間にできれば、リヴァプール戦のような試合を常時続けられるようになれるのかもしれません。
ミッドウイークのレンジャース戦は、ヨーロッパリーグのプレーオフをスキップするための重要な一戦です。気持ちを切り替え、持てる力を発揮していただければと思います。疲労が感じられるウガルテと、後手に回るシーンが目立つマズラウィは休ませたほうがいいのかもしれません。苦しい戦いが続いていますが、若手の成長を期待しつつ、静かに見守るしかなさそうです。
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