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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ジョン・デュランは移籍決定、オリー・ワトキンスは残留!アーセナルとヴィラが狙うストライカーは…?

アストン・ヴィラのジョン・デュランは、アル・ナスルに移籍決定。三笘薫も獲得しようとしていたクラブは、ブライトンの強硬な姿勢を見て断念しました。サウジプロリーグの冬のトランスファーマーケットは終了。6450万ポンドを得たヴィラは、オリー・ワトキンスに対するアーセナルのオファーを拒否しつつ、穴を埋めるストライカーをリストアップしているようです。

「アスレティック」のジェイコブ・タンズウェル記者が候補としているのは、チェルシーで出番を得られないジョアン・フェリックスと、パリでくすぶっているマルコ・アセンシオ。いずれもウナイ・エメリが高く評価しており、センターとサイドをカバーできる多才なアタッカーです。ジョアン・フェリックスはチェルシー次第。アセンシオは移籍に前向きと伝えられています。

ローリー・ウィットウェル記者とアダム・クラフトン記者は、「ヴィラはマーカス・ラシュフォードの獲得を検討している」といっていますが、彼はバーミンガムをよしとするのでしょうか。エメリ監督は、ヴィラに来ればトップフォームを取り戻せると信じているようですが、ローン移籍なら高額のサラリーに関する取り決めが必要になります。

マンチェスター・ユナイテッドの10番が行きたがっているバルセロナは、移籍金を調達できないでしょう。そうなると、「キャリントンで全力を出さない選手は起用しない」と明言している指揮官の下でやり直すか、評価してくれるクラブで巻き返しを図るかの二択になります。チェルシーやパリとの交渉が不調に終われば、シンプルなローンという話で決まるかもしれません

一方、オリー・ワトキンスから撤退したアーセナルは、以前から獲得をめざしていた2人のストライカーに再び目を向けていると報じられています。ランダル・コロ・ムアニがパリから加わったことで、退団の可能性が高まったといわれているドゥシャン・ヴラホヴィッチと、チャンピオンズリーグで敗退となったライプツィヒのベンヤミン・シェシュコです。

アル・ナスルからの好条件のオファーを断ったばかりのヴラホヴィッチは、ユーヴェとの契約が残り18ヵ月となっており、複数のメディアが「5400万ポンドを用意すれば獲得の可能性が高まる」と報じています。ノースロンドンが第一希望のシェシュコは、夏まで待てば6000万ポンドで決められるといわれていますが、ライプツィヒは前倒しを拒否するでしょう。

両者ともにハードな交渉になりそうななかで、より現実的なプランは、トッテナム移籍が破談となったマティス・テルです。退団志願の19歳のストライカーは、5000万ポンドでクラブ間合意に至っていたスパーズにノーといったそうです。ソランケの存在が気になったのか、ブンデスリーガ首位からプレミアリーグ15位というギャップを嫌がったのか、理由は定かではありません。

「本人の第一希望はマンチェスター・ユナイテッド」「バイエルン残留に傾いている」といった報道もあるものの、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの2冠をめざせるアーセナルなら、本気でアプローチすれば口説き落とせる可能性があります。理想を追求するのか、最短ルートをめざすのか、残り3日となったマーケットでの立ち回りは大いに気になります。

ストライカーを獲り逃したスパーズは、ドラクシンの負傷リタイアへの対応が最重要ミッションとなっており、ACミランのフィカヨ・トモリを引き入れようとしています。「スカイスポーツ」のマイケル・ブリッジ記者によると、クラブ間の交渉が順調に進む一方で、本人の同意は得られていないそうです。最終ラインの頭数が足りないクラブは、前線まで手を伸ばせないでしょう。

アーセナルとアストン・ヴィラは、指揮官の納得が得られるストライカーを獲得できるのか。本職のCBがファン・デ・フェンのみとなったスパーズは、緊急事態を乗り越えられるのか。プレミアリーグの冬のトランスファーマーケットは、最後まで目まぐるしく動きそうです。マンチェスター・シティがポルトのニコ・ゴンザレスを狙っているって…マジですかね?


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