イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

強みもキャラも今のリヴァプールにぴったり!移籍志願のジェレミー・フリンポンは既に決まり?

18歳まで、マンチェスター・シティのアカデミー。リヴァプールの勧誘は、「家から遠い」という至極真っ当な理由で拒否したそうです。セルティックで2年を過ごした後、2020-21シーズンからレヴァークーゼン。2023年からオランダ代表に招聘されており、フラーフェンベルフは友人で、ファン・ダイクやコーディー・ガクポともコミュニケーションを重ねています。

超攻撃的SB、あるいは激しい上下動を繰り返すWB。ジェレミー・フリンポンは、アレクサンダー=アーノルドの代役を求めているリヴァプールにとって、うってつけの新戦力です。シャビ・アロンソの下で無敗優勝を遂げた昨シーズンは、公式戦47試合14ゴール12アシスト、ブンデスリーガ31試合9ゴール9アシスト。今季は48試合で5ゴール12アシストを記録しています。

リヴァプールのファーストコンタクトは先週で、既に具体的な交渉が進んでいると伝えられています。レヴァークーゼンとの間にあるバイアウト条項は、2960万ポンドというお手頃価格で問題なし。選手と代理人との協議も順調で、「スカイスポーツ」のカヴェ・ソルヘコル記者によると、本人はリヴァプール移籍を熱望しており、クラブには退団の意向を伝えたそうです。

マンチェスター在住経験が長く、ホームグロウン。プレミアリーグは初めてですが、戸惑うことはないでしょう。ヨーロッパリーグ出場33試合、チャンピオンズリーグは15試合とインターナショナルの経験も豊富です。指揮官もキャプテンもオランダ人。自ら周囲に働きかける陽キャで、レヴァークーゼンでは人柄のよさも評価されているようです。

ピッチにおける最大の武器はスピードで、右からのカットインとクイックなターンでゴール&アシストを重ねています。プレスの連動やラインコントロールにも慣れており、SBだけでなく、ショボスライやサラーの代役としても機能するはずです。守備時の判断力に難ありという指摘もありますが、アレクサンダー=アーノルドの攻守のバランスを改善した指揮官が何とかしてくれるでしょう。

リヴァプールの夏の補強では、ファン・ダイクの後継者と目されているボーンマスのディーン・ハイセン(レアル・マドリードで決まり?)や、ロバートソンのライバルとなるミロシュ・ケルケズが優先といわれていますが、アレクサンダー=アーノルドの退団発表で右サイドの緊急度が高まっています。後任の獲得が必要なレヴァークーゼンに早く決めてくれといわれれば、交渉は加速するものと思われます。

バルセロナ行きが噂されていたルイス・ディアスは、「何年でもここに残りたい」といっており、主力の離脱はなさそうです。ダルウィン・ヌニェスやツィミカスなど余剰戦力となりそうな選手を手離し、最終ライン、中盤センター、ストライカーを強化できれば、リヴァプールは連覇とビッグイヤーをめざせるでしょう。24歳のオランダ代表の続報を待ちましょう。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す