ルイス・アルベルト、アスパス、ケリー…リヴァプールはヴァレレンガに4発快勝!
先制点は背番号6、期待のFWルイス・アルベルト。イアゴ・アスパスの左足ループシュートがバーに当たってこぼれたところを、右足ダイレクトボレーでここしかないという右隅に決めます。これをきっかけに弾みがついたリヴァプールは、寄せが遅い右サイドの裏のスペースにうまく入り込んで、決定的なチャンスを作ります。CKからヘッドを決められた後のイアゴ・アスパスの勝ち越しゴールも、右サイドを完全に崩しきったもの。中でマークを外したアスパスは、右からのグラウンダーの折り返しを軽く触るだけでした。
3点めはCKから。マーティン・ケリーがボールの落下点に的確に入り込み、DFをブロックしながらヘッドで先にさわるとGKはなすすべなし。ダメ押しは、コウチーニョから。右からドリブルで侵入した10番が、ゴール前で細かくワンツーを入れてフィニッシュ態勢。しかし、ラストパスがスターリングの前に流れ、最後は18歳FWが右足でごっつぁんゴール。カウンターあり、コンビネーションあり、セットプレーありとゴールのバリエーションが多く、穫の多い一戦だったと思います。
主力にケガさえなければ、昨季よりジャンプアップできるのは間違いないでしょう。仮にベイルとスアレスが両方去ったとすれば、その大きな穴を補完するメドが立っているリヴァプールのほうが、トッテナムより上にいくのではないでしょうか。不安は、とにかく選手層。あと3週間で、撮りたい選手をどこまで追えるか。いずれにしても、プレミアリーグ開幕戦のストークとのゲームでは、気持ちいいサッカーが観られそうです。
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