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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ヴィルツ、シェシュコ、エンベウモ…順調と報じられた3つのビッグディールの最新動向をチェック!

「アーセナルがベンヤミン・セスコ獲得をめざしてライプツィヒに正式にアプローチ」「フロリアン・ヴィルツを移籍させようとしているリヴァプールが新たなオファー」。昨季プレミアリーグのTOP2が、ビッグディールの成立に近づいていると報じたのは、「スカイスポーツ」のトランスファーライブブログです。移籍金が合意に至れば、両者ともに一気に決まりそうです。

「リヴァプールは総額1億1300万ポンドの新たなオファーを提示した。 移籍金が1億ポンドで、1300万ポンドはアドオンとなる。この額はレヴァークーゼンが要求する1億2600万ポンドを下回っているが、ヴィルツはリヴァプールへの移籍を望んでいる」。カヴェ・ソルヘコル記者の速報と「テレグラフ」のジョン・パーシー記者が先ほど配信した記事は、同じ数字を伝えています。

マージーサイドとレヴァークーゼンの間には1300万ポンドのギャップがありますが、ファブリツィオ・ロマーノさんは「交渉は最終段階にあり、詳細が整理されたらヴィルツはメディカルチェックのために渡航する予定」といっています。全員が事実を報じているなら、交渉が必要なのはアドオンの条件と総額ということになり、移籍金1億ポンドは確定と捉えるのが妥当でしょう。

アーセナルとライプツィヒの交渉は、正式にオファーを提示する前の条件のすり合わせだそうです。「スカイスポーツ」のダルメシュ・シェス記者は、「アーセナルは1月にも獲得に動いているが、ライプツィヒと代理人は夏まで残留するという紳士協定に基いて却下した」と伝えており、今やディールのハードルとなるのは移籍金だけのようです。

今回の議論の内容をふまえて、次回はオープニングオファーとなるのでしょう。ダルメシュ・シェス記者とともに記事を執筆したアダム・ベイト記者は、「時速35.47kmのスピード、強靭なフィジカル、テクニック、体力、ターゲットマンとしての能力という稀有なスキルセットは、アーセナルがシェシュコを移籍させようとしている理由の説明になるだろう」と絶賛しています。

「選手、クラブなど関係者全員で順調に協議が進んでいる」と伝えたファブリツィオ・ロマーノさんは、個人合意もないのに有望といえる理由について「具体的な話をしている唯一のクラブだから」と説明しています。ただしライプツィヒの値付け次第で、「一気にシェシュコ」「いきなりギョケレス」の両方の可能性がある状況だそうです。

もうひとり、交渉に進展ありといわれているのは、マンチェスター・ユナイテッドが早期決着を目論んでいるブライアン・エンベウモです。「ESPN」のロブ・ドーソン記者は、「ユナイテッドは既に総額5500万ポンドのオファーをブレントフォードから拒否されているが、6000万ポンドに引き上げて再度アプローチした」と報じています。

3つのディールのなかで、最も移籍金のギャップが小さい話は、早々にまとまるのではないでしょうか。記者のなかには、「マテウス・クーニャとエンベウモに加えて、ギョケレスも獲るのか?」と興味の対象を9番にシフトさせている人もいます。「マンチェスター・イブニングニュース」のジャック・フリンタム記者は、2人のストライカーに対するクラブの評価を伝えています。

「理解しがたい話だが、『ESPN』のマーク・オグデン記者は『オシムヘンはアモリム監督が構築しようとしているシステムに合わないと判断された』といっている。ギョケレスは依然としてアモリムのお気に入りで、戦術にフィットしないというリスクがない選択肢と評されている。彼はポルトガル人監督の指導の下で、驚異的なパフォーマンスを発揮する方法を知っている」

インテルのターゲットとして浮上したホイルンドが、「テレグラフ」が報じている4000万ポンドで決着すれば、ストライカー獲得の交渉もドライブがかかるでしょう。リヴァプールはミロシュ・ケルケズ、アーセナルはマルティン・ズビメンディがほぼ決まりと報じられており、来週から続々とニュースが届きそうです。同時に動いているビッグディールの着地に注目しましょう。


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