2025.06.23 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
エンベウモは獲得間近、ストライカーはユーヴェ?マンチェスター・ユナイテッドは意外と順調…?

日曜日に最新のポストを配信したのは、ルディ・ガレッティとヴァレンティン・フルラン。両者ともに、トランスファーマーケットのインサイダー情報を追いかけているジャーナリストです。彼らは互いに相手のアカウントを添えて情報を発信しており、先週のクラブ間の会談で移籍金に関する話が前に進んだのは事実のようです。
地元メディア「マンチェスター・イブニングニュース」も、「マテウス・クーニャに次ぐ2人めのサインになる見通し」といっています。「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者が「スパーズがセメンヨについてボーンマスに打診」と報じているのを見て、「エンベウモは諦めた?」とワクワクしていたのですが、本人の心変わりがなければスムーズに決まりそうです。
今のマンチェスター・ユナイテッドにとって、エンベウモがいかに魅力的なタレントであるかを説明したければ、2024-25シーズンのスタッツを並べるのが最も効果的でしょう。プレミアリーグ38試合20ゴール7アシスト。シーズントータルのxG(ゴール期待値)は12.28しかなく、プラス7.72はクリス・ウッドとマテウス・クーニャを抑えてNo.1です。
クロス成功202本もリーグTOPで、走行距離387.6kmとスプリント870回はいずれも3位。スプリントの最高速度は時速36.63kmで、4位にランクインしています。スピード、豊富な運動量、決定力、クロスの精度は、プレミアリーグで44ゴールしか決められなかったチームを変えてくれるでしょう。予断を許さない状況ではありますが、獲得間近という報道は喜ばしい限りです。
「マンチェスター・イブニングニュース」は、新たなストライカーの候補についてもレポートしています。これまでターゲットとされてきたヴィクトル・ギョケレス、ウーゴ・エキティケ、ヴィクター・オシムヘンは全員6000万ポンド以上といわれており、2列めに1億3000万ポンドを投じようとしているクラブにとっては厳しい条件です。
そんななかで、ユヴェントスとの契約が残り1年となったドゥシャン・ヴラホヴィッチが候補として急浮上したのは、パリからローンで加わったコロ・ムアニが完全移籍にスイッチしたら、出番が減るからでしょう。トリノで過ごした3年半で143試合56ゴール14アシスト。「コリエッレ・デロ・スポルト」によると、新たなストライカーを物色しているユーヴェは減給となる契約書を突き付けたそうです。
ヴラホヴィッチの現在の週給は20万ポンド。ユーヴェのオファーは週給14万7000ポンドで、納得できないストライカーは「残留するけど契約延長はしない」というスタンスと伝えられています。売却するなら2560万ポンドという話が事実なら、マン・ユナイテッドのサンチョとほぼ同額です。週給25万ポンドのウインガーが減額を呑めば、スワップが成立する可能性があります。
ヴラホヴィッチとホイルンドを比べると、伸びしろが期待できる後者を残すほうが得策にも見えますが、マン・ユナイテッドの経営ボードはどんなジャッジを下すのでしょうか。25歳になったセルビア代表FWには、ノッティンガム・フォレストが狙っているという話もあり、検討する時間はさほどなさそうですが…!
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