2025.06.26 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
現地メディアの情報は錯綜…ジェイドン・サンチョの新天地は国内か、トルコか、イタリアか?

「スカイ・イタリア」と「CAUGHTOFFSIDE」の両方に出てくるのはナポリだけです。どちらかが的外れか、両者ともによくあるゴシップか。登場人物が多いのに、手掛かりが少なすぎる推理小説は、真犯人が判明しても驚きはないでしょう。現状で有力な情報は、マンチェスター・ユナイテッドの評価額が2500万ポンドであるという1点のみです。
2021年にドルトムントに支払った移籍金は7300万ポンド。契約は残り1年となっており、1/3でも回収できればOKというしかなさそうです。チェルシーにローン移籍した2024-25シーズンは、公式戦42試合5ゴール5アシスト、プレミアリーグは31試合3ゴール5アシスト。3つのゴールのうち2つは降格チームで、強気になれるスタッツではありません。
買い取り義務があったチェルシーは、サラリーの減額を呑まないウインガーを見限り、500万ポンドの違約金を支払って終わりにしました。トルコもセリエAもプレミアリーグも、最大で30万ポンドといわれる週給がハードルになるでしょう。マーク・ブルズ編集長は、「フェネルバフチェは高額サラリーを含む魅力的な契約を提示しており、サンチョは真剣に検討中」と伝えています。
マン・ユナイテッドでの最多ゴールは2022-23シーズンの7発ですが、このシーズンはワールドカップカタール大会の代表チームに選ばれず、心身のコンディションを崩しています。翌シーズンは9月にテン・ハフの発言を批判して出番を失い、後半戦は古巣のドルトムントにローン移籍。ブンデスリーガでは13試合2ゴール3アシストと、以前の彼とはほど遠いパフォーマンスでした。
オールド・トラフォードで振るわなかったサンチョに興味を示しているクラブは、環境が変われば若い頃の輝きを取り戻す可能性があると見ているのでしょう。勝手知ったるドイツでも、子どもの頃から好きだったチェルシーでも結果を出せなかったウインガーは、新たなステージを得られれば復活を遂げられるのでしょうか。
マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスが昨日、オンラインでミーティングを開催すると報じられていました。何らかの進展はあったのでしょうか。移籍金やサラリーが高額の選手となると、ローン移籍を主張するセリエAのクラブがいつもと同じスタンスなら、「サンチョがトルコからのオファーを承諾するか」が最大のポイントになりそうです。しばし続報を待ちましょう。
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