靭帯断裂報道は本当か!? プレミアリーグに戻ってきてくれ、ズラタン・イブラヒモヴィッチ!
マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトは「マルコス・ロホとズラタン・イブラヒモヴィッチの負傷について検査した結果、両者とも膝の靭帯を損傷していることがわかった。数日のうちに、専門医に治療方針を仰ぐことになる」とだけアナウンスしていますが、 地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」をはじめとするイギリスメディアは、ロホよりもズラタンがより深刻で、おそらく靭帯を断裂しており長期離脱は免れないと伝えています。一部で出た全治8ヵ月以上という話は勇み足ではあるものの、後に事実を報じる記事が同様の数字を見出しにするかもしれません。件の地元紙は、「Manchester United player Zlatan Ibrahimovic could consult knee specialist in Pittsburgh(マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモヴィッチはピッツバーグにいる膝の専門家に相談する意向)」という記事を掲載。フレディ・フー氏が治療方法を明確にすれば、復帰時期が判明するとしています。
このうえは続報を待つよりほかはないのですが、年内絶望となれば、マンチェスター・ユナイテッドは36歳になるストライカーと新たな契約は結ばないでしょう。「マンチェスター・イブニング・ニュース」は、前述の記事で、夏に獲得する可能性があるストライカーの名前を挙げています。「グリーズマン獲得については、イブラヒモヴィッチの膝のケガに影響を受けるものではない」としながら、トリノのアンドレア・ベロッティ、エヴァートンのロメウ・ルカク…。それぞれ、冷静に考えれば魅力的な話ではあるのですが、ズラタンがここぞというシーンでゴールを決めるチャンピオンズリーグを観たかったサポーターとしては、簡単に気持ちを切り替えることはできません。
公式戦46試合28ゴール、プレミアリーグ28試合17ゴール。数字もさることながら、コミュニティシールドとEFLカップのファイナル、1試合だけ出場したFAカップ、ELラウンド16のサンテティエンヌ戦のハットトリックと、大事な試合ですべてゴールを決めている勝負強さが光ります。チームを勝利に導くプレイを何度も見せられてきたモウリーニョ監督は、ズラタンが疲れているのはわかっていながらも、どうしてもゴールがほしかったアンデルレヒト戦で下げることはできなかったでしょう。本人を含む前線の選手たちが再三のチャンスを活かしていれば、指揮官はエースを下げて逃げ切り体制に入っていたはずと思うと、とにかく残念です。
早期の回復を祈りつつも、夏に戻ってくるというような朗報はおそらくないこともうすうす感じています。いや、それでも、希望は捨てずにいいニュースが届くのを待とうと思います。「歳を取れば取るほど能力が上がっていく。ベンジャミン・バトンみたいだね。老いて生れ落ち、若くなって死ぬのかもしれない」と、ブラッド・ピット主演の映画の主人公を引き合いに出しながら語っていたストライカーの、驚異的な体力と回復力を信じて。
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怪我による長期離脱は非常に残念です。
しかし、マンユナイテッドがELで優勝し来季のCLに出場権を獲得できれば、イブラヒモビッチとチームは契約延長するのではないでしょうか。
CL制覇にズラタンの力はなくてはならないと、今季のパフォーマンスが示していますよ!
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イレブンさん>
そうあってほしいと思ってます。あの勝負強さと若手の模範となる姿勢はプライスレスですよね。
「これぞストライカー」というFWという実績と記憶を刻み、キャラクター性も凄まじく面白い、あのイブラヒモビッチが怪我で去ってしまうのは惜しいです
まだまだプレミアで名言が聞きたいです