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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ディオゴ・ジョッタとともに素晴らしい時間を過ごしたすべての方々に、心よりお悔やみ申し上げます。

2025年7月3日、午前0時30分頃。ポルトガルとの国境付近、スペイン北西部のサモラの高速道で、ディオゴ・ジョッタと弟のアンドレ・シルヴァが交通事故によって命を落としました。リヴァプールのトレーニングに復帰するのを楽しみにしていたジョッタは、手術を受けてから飛行機での移動は控えるよう勧告されており、イギリス行きのフェリーに乗るためにサンタンデール港へ向かっていました。

プレミアリーグ2024-25シーズンを制した後、ポルトガル代表としてネーションズリーグで優勝し、6月22日には長年の恋人であるルテ・カルドーソさんと結婚式を挙げたばかり。フットボールプレーヤーとして、3人の子どもを持つ28歳の男性として、最高の夏になるはずでした。彼のInstagramは、結婚式の様子を伝える動画で途絶えています。

2020年9月にリヴァプールに入団して以来、公式戦通算182試合65ゴール26アシスト。度重なる負傷に悩まされ、年間を通じて活躍したといえるのは、FAカップとカラバオカップを制した2021-22シーズンのみでした。それでも多くのレッズサポーターが、勝負強いストライカーをリスペクトしていたはずです。途中出場でも、フルスロットルで戦える真のプロフェッショナルでした。

訃報に触れて脳裏をよぎったのは、なぜか美しいヘッダーでした。ユルゲン・クロップの力強いフットボールに魅了され、すべての試合を追いかけた者として、サラー、マネ、フィルミーノとともに忘れ得ぬアタッカーのひとりです。巧みなタッチで2人をかわして決めた4月のマージーサイドダービーの決勝ゴールが、最後の一撃となりました。

ご親族と奥様、3人のお子さんたち、そしてリヴァプールの関係者とチームメイトのみなさんに、心よりお悔やみ申し上げます。輝かしいキャリアが突如ストップした今、ありがとうのひとこと以外に、思い浮かぶ言葉はありません。


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“ディオゴ・ジョッタとともに素晴らしい時間を過ごしたすべての方々に、心よりお悔やみ申し上げます。” への1件のコメント

  1. アイク より:

    突然の悲報に言葉が出てきません。呆然とニュースを追いかけています。
    逆境に強いストライカーで出場すれば何かが起きる期待を抱かせてくれる稀有な選手でした。あまりに悲しく、残念でなりません。

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