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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アーセナルがズビメンディの入団を発表!「これこそが求めていた移籍、実現したかったこと」

「移籍を決意したとき、目を向けたのは自分のプレースタイルに合っていると思ったアーセナルだった。このチームは若くて、意欲と野心に満ちている。最近はポテンシャルを存分に発揮しているけど、最高のパフォーマンスはこれからだと信じている。誰もがここに足を踏み入れた瞬間、クラブとチームの大きさを実感するだろう」

「アンドレア(・ベルタ)とミケル(・アルテタ)は、とても丁寧にサポートしてくれた。何の不安も感じさせない完璧な対応だった。これは自分のキャリアにおける絶大な節目だ。これこそが求めていた移籍であり、実現したかったことだといえる。もちろん大きな変化だけど、戦い始める準備はできている」

アーセナルの公式サイトを開くと、「WELCOME MARTIN!」という大きなキャッチコピーが目に飛び込んできます。レアル・ソシエダで236試合10ゴール9アシストの頼れるアンカー、マルティン・ズビメンディの入団が発表されました。この夏2人めの新戦力は、指揮官と同じサン・セバスティアン出身で、先に加わったオンダロア出身のケパ・アリサバラガに続く3人めのバスク人です。

3人のガブリエウを呼び分けてきたグーナーは、2人めの「マーティン」に戸惑うことはないでしょう。初めてのプレミアリーグでうまく対応できるか心配という人もいるかもしれませんが、バスク人とともに、レアル・ソシエダの元チームメイトもサポートしてくれるはずです。ミケル・メリノは、クラブと代表を足すと169試合11229分という長い時間を一緒にプレイしています。

本人もミケル・メリノの存在は重要と明言しており、「あの経験は、変化をスムーズにしてくれる。大きなヘルプになると信じている」といっています。さらにもうひとり、キャプテンのほうのマーティンも、2019-20シーズンに同じシャツを着て戦っています。2025-26シーズンは、アーセナルのミドルサードが「ソシエダビンゴ」となる試合もあるでしょう。

スペイン代表で顔を合わせるダヴィド・ラヤも、ロンドンでの生活についてアドバイスしてくれそうです。新たな背番号は36。2019年のヘタフェ戦でトップチームデビューを果たしてから、52試合をともに過ごした思い入れのあるナンバーです。さまざまなエピソードに触れると、ズビメンディがこのクラブを選んだ理由がわかるような気がします。

「アスレティック」のアール・ド・ロシェ記者とコリン・ミラー記者によると、アーセナルが支払う移籍金は、リリース条項の5100万ポンドに分割払いのマージンを乗せた5500万ポンド。個人条件合意と報じられたギョケレスとノニ・マドゥエケが決まれば、残るディールはエゼとモスケラです。すべて「Done Deal」なら、納得の補強といえるのではないでしょうか。


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