2025.07.13 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
ウインガー、中盤センター、CB…チームをコンパクトにしたいペップの放出候補をチェック!

クラブワールドカップ2025は、ラウンド16でアル・ヒラルに足をすくわれましたが、4試合で16ゴールの前線は収穫ありといっていいでしょう。美しいFKで初ゴールのエチェヴェリ、スーパーミドルが印象的だったサヴィーニョに加えて、新戦力のシェルキと復帰したオスカー・ボブも鋭いシュートを決めており、ドクとフォーデンを交えたポジション争いが激化しそうです。
プレミアリーグで5連覇を逃したマン・シティは、世代交代の速度を上げています。昨シーズンの新戦力8人のうち、マルムシュとギュンドアンを除く6人はU-23で、サヴィーニョ、ニコ・ゴンザレス、フサノフは既にスカッドに組み込まれています。6月に獲得したレインダース、シェルキ、アイ・ヌーリは即戦力ですが、21歳のトップ下と24歳の左SBは成長を見込んだ採用でしょう。
若いタレントが増える一方で、ベテラン勢は去就が取り沙汰されています。カイル・ウォーカーとケヴィン・デブライネが退団となり、グリーリッシュも構想外と報じられています。オルテガ、ジョン・ストーンズ、ナタン・アケ、ギュンドアン、コヴァチッチはどうなるかわからず、残留と明言できる30代はキャプテンのベルナルド・シウヴァと守護神のエデルソンぐらいです。
チームをコンパクトにしたがっているペップは、最終ラインと中盤を絞るのでしょうか。右のフルバックにリコ・ルイスとマテウス・ヌネス、左をアイ・ヌーリとニコ・オライリーとすると、CBは7人になります。外せないのは、副キャプテンのルベン・ディアスと攻撃力が高いグヴァルディオル。右サイドと中盤をフォローできるアカンジも必要でしょう。
ジョン・ストーンズ、ナタン・アケ、フサノフ、ヴィトール・レイスを全員残すと、ペップが嫌う「出番を得られない選手」が複数になりそうです。負傷欠場が多いジョン・ストーンズとナタン・アケは、出口に近づいているのかもしれません。中盤に目を移すと、ロドリ、ニコ・ゴンザレス、レインダース、ギュンドアン、コヴァチッチが揃うセンターが気になります。
ロドリと新戦力をキープするとなれば、ギュンドアンとコヴァチッチの二択です。34歳になったギュンドアンに目がいきますが、UEFAのBコーチライセンスを取得済みのベテランMFには「将来はアシスタントコーチ」という話があるようで、本人もここに残りたいといっています。コヴァチッチに加えて、移籍が噂されているジェームズ・マカティーが出ていく可能性が高そうです。
退団濃厚のカルヴァン・フィリップスを除くと30人。グリーリッシュ、コヴァチッチ、ジェームズ・マカティーとCBをひとり、さらにマテウス・ヌネスまで放出すれば25人になります。王座奪還をめざすチームは、どこまで筋肉質になるのか。引き続き、トランスファーマーケットの動向を見ていきましょう。ギュンドアンにはガラタサライから声がかかっているようですね…。
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