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ブレントフォードは最大のピンチ!ノアゴーア、エンベウモに続いてウィサも移籍?

サラー、ルイス・ディアス、マック・アリスターが一気に退団となったら、レッズのサポーターは頭を抱えるでしょう。サカ、カイ・ハヴェルツ、デクラン・ライスが揃って移籍すると聞いたら、グーナーは激怒するはずです。さらにアルテタ監督までチームを離れるとしたら…。プレミアリーグ昇格から4年めの夏、ブレントフォードが最大のピンチを迎えています。

クリスティアン・ノアゴーアがアーセナルに移籍すると発表されたのは、7月10日。この頃、既にブライアン・エンベウモは「マンチェスター・ユナイテッドに行きたい」と公言していました。総額7100万ポンドのビッグディールが決まったのは、7月21日。そして今、ヨアネ・ウィサがチームに別れを告げようとしています。

移籍金2500万ポンドを提示したのは、リヴァプールにウーゴ・エキティケをさらわれたニューカッスル。リシャルリソンを手離す可能性があるスパーズも、具体的な条件を示す可能性があるといわれています。ストライカーまで抜かれるわけにはいかないブレントフォードは、マグパイズのオファーを拒否。ここは何としても、残留させなければなりません。

ウィサが「ここにいたい」と宣言してくれれば、話はそこで終わるのですが、28歳になったストライカーはチャンピオンズリーグの魅力に抗えないようです。「テレグラフ」のサム・ディーン記者によると、ブレントフォードのエースは自らの将来に関する憶測に対応するのが難しくなり、ポルトガルのトレーニングキャンプを離れてロンドンの自宅に戻ったそうです。

「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者は、「ブレントフォードの幹部と、将来について直接話し合った」と報じています。彼が何を伝えたかは、容易に想像できます。ブレントフォードはウィサの移籍金を5000万ポンド以上と見積もっているのですが、契約は残り1年と延長オプションのみとなっており、高値で突っ張るのは難しいでしょう。

エンベウモは昨季プレミアリーグで38試合20ゴール7アシスト、ウィサは35試合19ゴール4アシスト、ノアゴーアは34試合5ゴール4アシスト。66ゴールをゲットしてTOP10に食い込んだチームは、たった3週間で44ゴールを失ってしまうかもしれません。トーマス・フランクの後を継いだキース・アンドリュース監督は、「話が違う…」と呆然としているのではないでしょうか。

1億1000万ポンドが手元に残ったとしても、同じレベルの後釜を揃えるのは無理でしょう。44歳の新監督は、降格候補という看板を背負って戦うことになりそうです。「マグパイズとスパーズのどちらが獲得するのか?」…そうでした。本題はそっちですよね。えーと、その話は別な場でいいですか?何しろサラー、ルイス・ディアス、マック・アリスターですので…。


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