2025.08.20 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
スパーズはエベレチ・エゼ獲得でクラブ間合意、アーセナルはトロサールと新たな契約を締結!

クリスタル・パレスとエゼが交わした6800万ポンドのリリース条項が消滅したのは、先週の土曜日でした。初期コストを下げたかったスパーズは、これを待っていたのでしょう。「ダニエル・レヴィ会長とスティーブ・パリッシュ会長が、直接連絡を取り合っている」と報じたファブリツィオ・ロマーノさんは、「移籍金は5500万ポンド、アドオンが500万ポンド」といっています。
「総額6000万ポンドのディールがまもなく締結される」と伝えたベン・ジェイコブズ記者も、「ダニエル・レヴィ会長が交渉を主導してきた」とレポート。スパーズの関係者は「今週中に完了する」と自信を持っているそうですが、イーグルスは後任のアタッカーと契約するまで正式なゴーサインは出さないと決めているようです。
既に動いていたウルヴスのファン・ヒチャンは負傷したエンケティアの代役で、こちらの話とは関係なし。「talkSPORT」の記者は、「レスターのプレーメイカー、ビラル・エル・カンヌスがターゲット。先週まで有効だったリリース条項の2200万ポンドは期限切れになっており、フォクシーズは3000万ポンドを要求している」と報じています。
オプションとして、クラブ・ブルッヘのギリシャ代表FWクリストス・ツォリスの名前も挙がっているそうです。いずれにしても、メディカルチェックや契約のディテールのチェックが行われるのは、イーグルスが誰かを獲得してからです。サウスロンドンにおけるエゼの最後のゲームは、カンファレンスリーグプレーオフのフレドリクスタ戦になるのでしょう。
エゼがビッグタイトルにこだわるなら、アーセナルのほうが可能性が高そうです。しかし出場機会を重視するなら、得意なポジションにマルティネッリやデクラン・ライスがいるクラブより、ソン・フンミンの移籍で左サイドが手薄になったクラブのほうがベターでしょう。チェルシー戦で放った渾身のFKとロングシュートは、サポーターに対するメッセージだったように思えます。
アーセナルが動かなかったのは、キヴィオルやリース・ネルソン、ジンチェンコを売却できなかったからか。さまざまな可能性を検討したのだと思われますが、彼らも答えを出したようです。「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者が、30歳になったアタッカーと新たな契約を結んだと速報を配信しています。
「レアンドロ・トロサールは大幅な昇給となる新たな契約に合意した。サラリーは増額されたものの、2027年という従来の契約期間の延長はない。ベルギー代表は、チームにおける自身の重要な役割に見合ったサラリーをめざして協議を続けてきた。夏を通じて行われたプロセスを経て、トロサールとアーセナルは合意に達した」
フェネルバフチェやドルトムントが移籍先の候補として挙がっておりましたが、数々の貴重なゴールを決めてきた19番にとっては、当初からこれが最適解だったのかもしれません。アーセナルの沈黙の理由も、これで説明できるのでしょうか。スパーズとガナーズ、それぞれの次のニュースは、オフィシャルなアナウンスになるはずです。
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