2025.08.29 監督トピックスマンチェスター・ユナイテッドの話題
オナナがミス、10番はPK失敗…まさかの敗戦を喫したマン・ユナイテッド。アモリム解任はあるのか?

敗因は前半のスロースタート。いきなりの2失点は、取られ方が悪すぎました。20分の先制ゴールのきっかけは、アマド・ディアロとウガルテが絡んでコケたハーフラインのボールロスト。最前線で縦パスを受けたガードナーが右のダラッグ・バーンズに預けると、絶妙なクロスがボックス左に入ったバーナムに届きました。
マンチェスター・ユナイテッドの3バックはボールサイドに寄せようとしており、ファーは空いていました。シュートコースを切ろうとしたフレデリクソンは無力で、オナナはニアを抜かれてしまいました。追加点は30分、ショートコーナーからゴール前に入ったクロスに飛び出したオナナが弾き出せず、こぼれ球に先着したウォーレンが無人のゴールにプッシュしました。
32分にマグワイアの縦パスを足元に収めたシェシュコは、右に出て打ったシュートがGKピムの正面。ダロトのクロスを叩いた42分のヘッダーも、GKが右に反応してセーブしています。0‐2でハーフタイムを迎えたルーベン・アモリム監督は、ブルーノ・フェルナンデス、エンベウモ、デ・リフトを投入して追いつこうとしますが、1点を返すまでに30分を費やしてしまいました。
75分に右からカットインしたエンベウモが、対峙したマッキャネットの外を通すクレバーなシュート。ボールは左のサイドネットを揺らし、サポーターは騒然としています。こうなったら一気に逆転と前のめりになったのですが、同点ゴールは89分でした。左からのCKがファーに上がると、体をかがめたマグワイアが頭で押し込みました。遅すぎた2-2。勝負はPK戦です。
3人めのオダーのキックにオナナが触り、バーを叩いてスタンドは呆然。ブルーノ・フェルナンデス、エンベウモ、メイソン・マウント、ダロトが決め、5人めのマテウス・クーニャが成功すれば、笑って許せる一戦になっていたでしょう。トリッキーなアクションにピムは動かず、コースが甘かったキックは難なくセーブされてしまいました。
3回も手に当てたのに弾き切れなかったオナナも、ジャイアントキリングの仕掛け人のひとりといえるでしょう。12-11からバーに当てたエンベウモは頭を抱え、喜びを爆発させたサポーターたちがピッチになだれ込んでいます。ルーベン・アモリム監督の背中に突き刺さった「Sacked in the morning」のチャントは、近い将来に関する予言になってしまうかもしれません。
グリムズビーの歴史に残るアップセットを許した指揮官は、自らステージを降りる可能性を示唆しています。「選手たちは今日、自らの要求をとても力強く語ったのだと思う。何かを変えなければならない。22人の選手を入れ替えるつもりはない。すべてに向き合うのは辛い。次の試合に臨み、それから物事を決める時間を取る」。それでもクラブは彼を手離せないはずです。
「こんなチームは見たくない」「アイツをクビにしろ」という声が挙がっているものの、実際に動いたら大ブーイングでしょう。ラシュフォード、サンチョ、ガルナチョ、アントニー…3-4-2-1にはまらないウインガーを一掃した直後に、4-3-3の監督にスイッチしたら、ライバルとメディアが盛り上がるだけです。
この結果を受けて最初に着手すべきは、GKと中盤センターの強化でしょう。バーナムのシュートを足に当てながらセーブできなかったオナナは、パンチミスで2点めを許し、PK戦でも迷いを払拭できませんでした。残り4日となったマーケットでロイヤル・アントワープのセネ・ラメンズを押さえて、運動量が豊富なMFを獲得できれば、16位以下という最悪の結末は回避できそうです。
不振の要因は3バックへの変化といわれていますが、マテウス・クーニャ、エンベウモ、デ・リフトはこのシステムに慣れており、懸案と目されていたWBもドルグ、ダロト、マズラウィは充分こなせます。戦術云々より、指揮官の懲罰的な意思決定やモチベーションを下げるマネジメントが、停滞を生んでいるのではないかと思います。シュシュコがPK戦で10番めって…!
開幕からの3戦で、オープンプレーからのゴールはエンベウモの1発のみ。またもや苦しい状況になりましたが、グリムズビー戦のシェシュコのシュート6本は、今後につながるのではないかと期待しています。指揮官に求められているのは、ストライカーを活かす戦術と、主力のモチベートです。気持ちを切り替え、週末のバーンリー戦で快勝していただければと願っております。
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