イサクとエキティケの併用はあるのか?地元メディアの記者がリヴァプールのベストメンバーを議論!

そんな芸当が許されるのは、ピッチの内外問わず絶好調のプレミアリーグチャンピオンだけです。フリンポン、ヴィルツ、ケルケズ、ママルダシビリ、エキティケ、イサクは全員レギュラークラス。ユルゲン・クロップとともにタイトルをコンプリートしたロバートソンや、今まではピッチにいるのが当たり前だったマック・アリスターも出場機会を減らす可能性があります。
「オランダ人監督は、全員の満足度をキープするという新たな問題に直面している」。マージーサイドの最新事情を日々伝えている「リヴァプールエコー」が、現状のベストの布陣をひとつだけ提示するという難問にトライしています。リヴァプール担当として7年めを迎えたポール・ゴースト記者と、フットボール部門のジョー・リマー部長のシステムは、いずれも4-2-3-1です。
議論のアジェンダになりそうなのは、右のフルバック、中盤センター、最前線と左ウイング。ポール・ゴースト記者は、右SBはスピード優先でフリンポンを推しています。中盤センターは、「フラーフェンベルフとマック・アリスターの連携は必須」。左サイドについては、「コーディ・ガクポが文句なしのファーストチョイス」と主張しています。
GKアリソン、DFフリンポン、コナテ、ファン・ダイク、ケルケズ。中盤センターはフラーフェンベルフとマック・アリスター、2列めにサラー、ヴィルツ、ガクポが並び、最前線にイサクという布陣です。これに対してジョー・リマー部長は、「右サイドは当面、コナー・ブラッドリーが他の2人を上回る」「ショボスライはチームのバランスを取るキーマン」といっています。
ゴールマウスと最終ライン、中盤センターまでは、ブラッドリー以外はゴースト記者と同じ顔ぶれ。2列めはサラー、ショボスライ、ヴィルツですが、ハンガリー代表をトップ下に配しています。最前線は、やはりイサク。コミュニティーシールドから3試合連続ゴールのエキティケは、格下相手のチャンピオンズリーグと国内カップがメインとなってしまうのかもしれません。
おもしろいお題なので、乗っかりましょう。GKはアリソンで、バック4はフリンポン、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン。フリンポンを高い位置に配し、ロバートソンが3バックのように中に絞れるようにすると、攻撃力が高まるのではないかと考えています。4-3-3も考えたのですが、フラーフェンベルフとマック・アリスターの前にヴィルツの4-2-3-1が適材適所でしょう。
右サイドのサラーは論を待たず。イサクを左サイドに配して、エキティケがワントップという布陣はどうでしょうか。ルーニーとクリスティアーノ・ロナウド、ラカゼットとオーバメヤンの関係です。ニューカッスルの最初のシーズンは、カラム・ウィルソンが最前線に張ってイサクが左サイドという形でも戦っています。
イサクがワントップでガクポが左に入る布陣と併用しながら、3人の力をうまく活かせれば、2人のストライカーに2億ポンドを超えるビッグマネーを投じた大型補強を成功といえるようになるでしょう。3人で2つのポジションを争う状況のなかで、先発起用が少ない選手はストレスを溜めて、「移籍したい」といい出すのではないかと思われます。
ポール・ゴースト記者は、「イサクが最後にピッチに立ったのは5月で、プレシーズンのトレーニングもほとんどこなしておらず、すぐに結果を出せる状態ではない」とレポートしています。指揮官の起用法がリアルな課題になるのは、10月になってからでしょう。スロット監督は、どんな解を用意しているのでしょうか。イサクとエキティケの2トップはないですよね…。
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