2025.11.16 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
サラーの後継者と即戦力のCB…現地メディアが報じる「リヴァプールの冬の獲得候補」をチェック!
直近のゲンチメディアの記事から、ターゲットとされている名前を挙げてみましょう。マーク・グエイは相変わらず本命といわれていますが、バイエルンとの契約満了が迫っているダヨ・ウパメカノも候補と報じられています。両者ともに、シーズンが終わればフリーエージェントで獲得できるのですが、冬のマーケットで移籍金を支払えば、3つのメリットを享受できます。
「クラブとの話し合いで残留に転じる可能性をつぶせる」「今季のプレミアリーグの後半戦で起用できる」「夏の争奪戦を回避できる」。金額次第ではあるものの、前倒しで引き入れる価値ありといえるでしょう。「CAUGHTOFFSIDE」のインディ・カレラ記者は、「リヴァプールはイブラヒマ・コナテに契約延長と1月の退団の二択を迫っている」とレポートしています。
最終ラインの安定化が図れれば、次なるテーマはウイングの強化です。こちらの候補とされているのは、バイエルンのセルジュ・ニャブリとボーンマスのアントワーヌ・セメンヨで、左でも右でもプレイできるドリブラーという共通項があります。30歳になった元アーセナルのウインガーは、昨シーズンの後半はベンチスタートが増えていたのですが、今季は開幕から好調です。
ブンデスリーガ9試合で4ゴール3アシスト。クラブワールドカップ2025で足首を負傷したジャマル・ムシアラの代役として、ハリー・ケインの後ろでプレイする機会が増えています。少数精鋭のクラブにとって欠かせない存在ではあるものの、2026年から2年の契約延長オファーは、サラリーの減額が前提となっているようです。
ドイツメディア「ビルト」でフットボール部門を統括するクリスティアン・フォルクさんは、「ニャブリは残留希望で、減給を受け入れる用意がある」といっていますが、今のところ交渉に進展はありません。夏にフリーで獲ろうとしていたユヴェントスは、高額のサラリーを支払う気はなく、リヴァプールが本気で参入してきたら撤退すると見られています。
ルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェスとディオゴ・ジョッタがいなくなり、サイドの層が薄くなったチームにとって、ニャブリはよさそうな補強です。しかしこのプランは、「短期的には」という但し書きが付きます。モー・サラーの後継者という観点で強化するなら、チームメイトのマイケル・オリースやボーンマスのセメンヨですが、移籍金は相当な額になるでしょう。
セメンヨについて、「TEAMtalk」が「リヴァプールはスパーズと争っており、チェリーズは7000万ポンドを要求する可能性がある」とレポートしていますが、これより高額のリリース条項が存在するという報道もあります。今季プレミアリーグで11試合6ゴール3アシストのスピードスターが、さらにゴール&アシストを積み上げれば、背中に付けられたタグは高騰しそうです。
スペイン発の「ロドリゴ・ゴエスとフロリアン・ヴィルツのスワップ」という話はさすがにないと思われますが、ウインガーの強化自体は現実的な路線です。サラーの後継者と即戦力のCBを足すと、1億ポンドを超える可能性がありますが、連覇をめざすクラブは夏に続くビッグディールを敢行するのでしょうか。ひとまず、リアルな金額や条件が報じられるのを待ちましょう。
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