2026.01.05 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Leeds×MAN.UTD】リーズ戦もドロー…FDとの確執を匂わせたアモリムに、またも落胆した夜。
「私はこのチームのマネージャーであり、単なるコーチではないといっておきたい。これははっきりしている。契約は18ヵ月で終わり、その後は全員が新たなステップに進むことになる。これが取り決めであり、この仕事はコーチではない。ガリー・ネビルのようなあらゆる批判に耐えられないなら、われわれは変わる必要がある」
エランド・ロードのリーズ戦は、またしても1-1のドロー。12月以降のプレミアリーグは2勝4分1敗で、4つのドローはすべて15位以下です。しかもウェストハム、ボーンマス、ウルヴスは、オールド・トラフォード。日曜日のアウェイゲームの後、自身の立場や契約について滔々と語り続けるルーベン・アモリムには、「何をいっているのだ?」というしかありません。
記者たちとの一連のやりとりは、ニューカッスル戦のプレスカンファレンスから続いている話です。「3-4-2-1を完璧な形にするには、多額の資金が必要」「自分の戦術を適応させなければならないと感じ始めている」などと余計なことをいうから、「そんなことは、もっと早く認識できただろう?」とツッコミが入っているだけです。
リーズ戦の前には、「ブルーノ・フェルナンデス、アマド・ディアロ、ブライアン・エンベウモの欠場は、創造性の面で痛手だ。プレミアリーグのどのチームにとっても同じだろう」と、年末の続編となるようなツッコミ待ちのコメントを繰り出しています。アフリカネーションズカップで3人がいなくなるのも、ブルーノの代わりがいないのも、8月にわかっていたことです。
もしかして、「ジェイソン・ウィルコックスに聞こえるように批判してくれ」といいたいのでしょうか?マンチェスター・ユナイテッドのフットボールディレクターとマネージャーは、毎日連絡を取り合っており、フォーメーションや戦術についても議論しているそうです。「自分を適応させなければ」という発言を聞くと、「最近の4バックはFDの意見?」と返したくなります。
チェルシーと袂を分かつと決断したエンツォ・マレスカは、夏の補強とメディカルチームの現場介入への不満がトリガーだったと伝えられています。「スカウト部門もスポーツディレクターも、自分の仕事を遂行しなければならない。私は18ヵ月、自分の仕事を全うして次のステップに進む」というアモリムの言葉も、現場への口出しに対する不快感が込められているのでしょう。
しかし、選手が出場する時間を決めたチェルシーのメディカルチームが「指示」「ルール」だったのに対して、マンチェスター・ユナイテッドのディレクターは「提言」「アドバイス」でしょう。ウルヴス戦とリーズ戦は、指揮官がこだわる3-4-2-1に戻っています。セントラルMFやWBが納得の補強ではなかったとしても、マネージャーができることはあったはずです。
ブルーノの欠場に備えて、メイヌーを活かす術を用意できたのではないか。リーズ戦でまずまずの出来だったウガルテと、マテウス・クーニャにきれいなラストパスを通したザークツィーは、モチベーションを高めれば力を発揮できるのではないか。孤立している時間が長いシェシュコが、フィニッシュでミスし続けるのはなぜか。ボトム10との全試合で失点って…。
エランド・ロードの一戦は、勝てる気がしませんでした。13節まで降格ゾーンにいたリーズは、12月以降のプレミアリーグで2勝4分と無敗で、リヴァプールとは2戦連続ドローと健闘しています。ドルグの2列め起用は、うまくいったとはいえません。「ビッグ6が取りこぼした」というより、「中2日のチームが息切れして勝つチャンスを逃した」という表現のほうが妥当でしょう。
獲得した選手がフィットするかどうかは常に未知数で、満点の補強などありません。負傷者が出れば、何らかの対応をしなければなりません。CBと中盤センターが課題となっていたマレスカ監督は、トレヴォ・チャロバーを活かしつつ、リース・ジェームズとマロ・グストを中盤センターで起用しています。スロット監督がショボスライをSBに配したのも、想定外の対応でしょう。
マン・ユナイテッドは、夏のマーケットで中盤の強化を見送っています。指揮官は不満かもしれませんが、「投資余力がなかった」のひとことです。限られた戦力を必死に活用している監督なら、不満にも耳を傾けたいと思います。しかし、ウインガー4人とCB2人、ストライカー、守護神を放出してもなお、余剰戦力がいるチームには、「がんばりましょう」というしかありません。
「マンチェスター・ユナイテッドでは、アモリムとジェイソン・ウィルコックスFDの権力闘争が繰り広げられている」と報じた「テレグラフ」のジェイソン・バート記者は、「こういうケースで、両者とも生き残ることは通常はない」として、ヘッドコーチの肩書きで就任したポルトガル人監督の将来を危ぶんでいます。われわれは、最悪(あるいは納得)の結末を覚悟するべきなのかもしれません。
「When managers start talking like Ruben Amorim then there is usually only one outcome: they leave. Sooner or later, and it is usually sooner, they go.(マネージャーがルーベン・アモリムのようは話し方をし始めたら、大抵は結果はひとつだ。遅かれ早かれ、彼らは去る。通常は、すぐに出ていく)」
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!




コメントを残す